5月18日(土)は、岩場リード講習にて、小川山。
女性FIさん、女性FSさん、女性NNさん。
5月19日(日)は、クラックリード講習にて、湯川。
復習参加の女性Mさん、復習参加の女性ISさん。
<スラブのムーヴ講習>
頑張れる習慣同様に、頑張れない習慣って、ありますよね。
<自分の動画を見る>
頑張れる習慣は、成功体験に裏打ちされています。
・O.S.トライで、諦めそうなところで頑張ったら登れた。
・「次やったら行けるかも。」という僅かな望みに賭けたらR.P.出来た。
というのが、大事だという話です。
普段諦めがちな人が、突然と会心のクライミングをすることは難しい、という話。
さて、ここからは私なりのイメージ。
練習とか、トレーニングは別として、本気トライだけを繰り返したとして。
自分の今の持ち点は、これまでの経験で決まります。
仮に、10点とします。
ここから
①渾身のO.S.成功
+3点
②もう今日は別の課題かトレーニングにしようかと思ったけど、思い直してもう1トライして、気合のR.P.
+3点
③苦戦しながらO.S.
+1点
④次やれば、ほぼ登れるって分かっていたけど、一応R.P.
+1点
⑤諦めずに頑張ったけど、O.S.失敗
-1点
⑥諦めずにもう1トライしたけど、R.P.失敗
(ムーヴを作るために、最初からハングドッグ目的の場合は、加点も減点もナシの0点)
-1点
⑦O.S.トライで、安全なのにギブアップした
-2点
⑧最初から、あきらめ気味に惰性のトライをした
-3点
⑨もう1トライ出す元気はあったけど、つい面倒くさくなって帰った
-3点
⑩ほぼ必ず登れるルートを登った
0点(加点も減点もナシ)
<またもや動画タイム>
持ち点が高い人ほど、頑張るのが当たり前に感じてくるので、ますます持ち点が上がります。
ただし、個人的には一定の点数よりは増えない印象です。メンタルゲージには、マックス値がある感じでしょうか(笑)。
<いつも元気なスワンガールズ>
逆に、昔はすごい頑張り屋でも、最近サボっているとダメなのが厳しいところ・・・。
生涯に渡って続く、メンタルゲームです。
「メンタルに作用するものは他にもいっぱいあるはずだけど、勝ち癖と負け癖が割と主要因っぽいよね。」というのが、何となく腑に落ちるところです。
<ジャミングが効いてきた>
講習生の段階では、まずどこまでが安全圏なのかの見極め、危険区間でしっかりとクライムダウンを意識しながら行動すること、などが大事です。
そして、それに自信が持てなければ、ギブアップしたとしても仕方ないことです。それは、あなたの判断です。
そういった前提の上にある話ですが、ジムのリードとかなら比較的スポーツっぽいので、初級者にも身近な話ではないでしょうか。
<ボルダー練習>
登る直前は、「仕事も、クライミングも、何もかも負け組だよー。」とか言っていたのに(笑)。
「このまま、一生負け組じゃ、ヤだよー。」と思ったらしいです。
<渾身のO.S.?あるいは、苦戦しながらのO.S.?>
実践本気トライ
Mさん:草餅(5.9) O.S.
ISさん:デゲンナー(5.9) R.P.(前日からの宿題)
<エイドダウンの練習>