2021年10月11日月曜日

湯川の再開拓講習、進行中

9月13日(月)は、湯川の再開拓講習にて、女性ISさん、女性Mさん。
9月14日(火)は、ムーヴLv.0にて、女性IGさん、女性MDさん。
9月15日(水)は、ムーヴLv.0にて、女性NJさん。
9月16日(木)は、女性SHさん。
9月17日(金)は、雨天にてロープワーク講習で、女性MDさん、男性KYさん。
9月18日(土)は、雨天にてムーヴ講習で、男性TGさん、男性SKさん、男性KBさん。
9月20日(月、祝)は、岩場リード講習にて、女性YZさん、女性NMさん、女性GTさん、復習参加の女性WNさん。

湯川に、8×4、粒拡散という2つのルートがあり、ほぼ完全に自然に還っておりました。
話の流れで、こちらの再開拓を講習としてオススメしたところ、快諾される方がおり、現在進行中です。(1日では到底終わらない作業なので、講習以外でも講習生が作業に行ったりして、継続中。)
ちょうど、2本横並びのルートなので、講習にはピッタリ!

クラックの開拓(大部分は掃除作業)は、講習生にやってもらいたいと思っておりました。
理由は、いくつかあります。

技術
①フィックスロープの張り方、それに伴う作業を通じて、ノウハウだけでなく、安全管理の考え方を講習できる。
(城ヶ崎の懸垂エリアに行くにも役立ちます。)

②プロテクション、大雑把な形状など、岩をオブザベする力が養われる。

心構え
①岩場の成り立ちや、開拓者心理を想像する力が上がる。

②ボルトを打つかどうか、合理的なライン取り、などを真剣に考える。

総合的に、クライマーとして成長するチャンスと思っております。

O.S.トライ、心折られそうになるR.P.、アプローチでの四苦八苦、残置支点のほとんど無い岩場など、全部同じで、色々と考えさせらる機会は無数にあります。
自分のパーティに限らず、事故に遭遇する機会だってあります。

最近思うのは、伝えたいことは1つでも、アプローチ方法は色々変えた方が面白いです。
人によって興味対象も違いますし、興味が燃え盛るタイミングもあります。
そして、私にも刺激があります。

そういう意味では、岩場でのボルダリング体験、ワイドクラックの講習、アプローチの難しいエリアでの講習、マルチピッチリード講習も、全て似たような位置付けです。
もっと言えば、岩場リード講習やクラックリード講習、さらにはジムでの講習でも、そのベースとなる考え方はお伝えしたいと思っています。

ご興味のある方は、是非とも御連絡くださいませ。
再開拓の講習は、クラックリード講習の卒業を最低参加条件として考えております。
世間一般から見れば、危険作業をやっていただくので、このぐらいは仕方ないかなと。

岩場でのボルダリング体験は、最低参加条件は今のところ無しです。
実際、かなり危ないんですけど、明文化した参加条件というのが難しいジャンルかなと思っています。