10月16日(土)は、マルチピッチリードの予定が天候により、クラックリード講習で、NSさん夫妻。
10月17日(日)は、雨中止にてムーヴ講習で、男性SKさん、女性HNさん。
10月18日(月)は、岩場リード講習にて、男性AHさん、男性SHさん、男性MBさん、女性GTさん。
10月19日(火)は、1コマ目がムーヴLv.0で、女性STさん、女性ITさん、男性YKさん。2コマ目が定期ムーヴLv.0で、女性IGさん、女性AKさん、女性YDさん。
10月21日(木)は、ムーヴLv.1にて、女性WNさん、男性MBさん。
10月23日(土)は、岩場リード講習にて、女性TGさん、復習参加の女性YIさん。
10月24日(日)は、再開拓の講習にて、女性Mさん、女性ISさん。
10月27日(水)は、ムーヴLv.0にて、女性NJさん。
10月28日(木)は、リード2回目にて、男性YMさん、女性HZさん、男性KTさん、復習参加の男性NHさん。
10月29日(金)は、リード3回目にて、男性YMさん、女性HZさん、復習参加の男性NHさんと男性NMさん。
「R.P.のためにムーヴを固める」という方法があります。
手順・足順を暗記することを指します。
これが極端に苦手だと、2撃すべき課題に2日以上かかり、3日間で登るべき課題は10日間にもなります。
それ以上の課題は、ギブアップするか、まぐれで登れるまで打ち続けるかになります。
ほとんどのクライマーが、何かしら自分なりの注意点を持っていると思いますので、私なりのものを列挙してみます。
・O.S.トライのオブザベを大切にする。ジム並みにホールドが見えるルートの場合、これで間違っていた部分を記憶する、という方式。
・ハングドッグ、ボルダーのバラしで解決する場合、「とりあえず出来たから先に進む。」は注意。安定性・省エネの観点で、最適ムーヴを探すように心掛けること。
・ハングドッグでは、積極的にテンションを掛け、なるべく細かく分割して、記憶することに徹する。(ハングドッグの目的は、トップアウトではなく、ムーヴの記憶であると肝に銘じる。)
・一手あたり、数歩の足の移動が伴うケースが多い。足も含めて暗記すること。
・1つしか突破方法が無い部分は覚えやすいので、複数の突破方法があり得る場所の最適解を探すことに重点を置く。
・トライ間のレストは、イメトレに費やす時間の割合を意図的に増やすこと。(談笑・スマホいじりなどの本当の意味での休憩も行なって良いが、ある程度自制すると上達しやすい。)
・コツもセットで記憶する。(「ここのホールドは、〜〜な感じでホールディングすると、ちょっと効きが良くなって次が楽になりやすい。」、「反動を付けるときに、〜〜をイメージするとタイミングが合わせやすかった。」、など)
・持久力勝負のルートなら全て覚える。核心前後に顕著なレストポイントがあるなら、核心パートだけをボルダーのつもりで暗記する。
どうやら、O.S.トライが苦手な人と同様、ムーヴを固めるのが苦手な人も多いようです。
できるだけ短期間でR.P.を片付けて、次のO.S.トライを頑張ることが王道だと思います。
また、いつかどうしても登りたいルートと出会ったとき、あるいは5日間〜10日間を通ってでもグレード更新してやろうと思ったときは、このR.P.戦略が役立つ日が来るはずです。