2月7日(日)は、アイスクライミング講習にて、西上州の神津牧場。
女性ARさん、女性WNさん。
<久々のWNさん>
一度、長門さんの講習に行ったのが良かったようで、すっかり元気になりました。
<渡渉ムーヴ>
ネパールでの3週間のトレッキングで、寒さと高所疲れがあったのか、
「何で、こんなツライことをやっているんだろう?」
という思いは、ピークに。
「帰ったら、山もクライミングも絶対に辞めよう。」
と誓っていたそうです。
<入門砦>
年末くらいから、実質的にほとんど練習にならず、マイナスイメージの先行もあるようです。
<SGさんと似たフォーム>
しかし、前々から予約してしまっていた、今回のアイス講習に何とかドタキャンせずに参加。
実際、1週間前ぐらいまでは、脇腹の痛みが酷くて、キャンセルを考えていたとか。
※参加条件の5.10cのR.P.も、今は出来る状態には無いことが不安でもあった様子。
ネパールの疲れもあってか、いつもよりボーっとしがちなWNさん。
「調子も悪そうなんで、無理しない範囲で行きましょうか。」
<レストに慣れて来ました>
「自分は、アイスクライミングが苦手だ。」
というイメージにとらわれがち。
「まぁまぁ、そう言わずにコツコツやれば大丈夫ですよ。」
と、1つ1つ講習して行きます。
<AR姫の疑似リード>
レストと、スクリュー回収も実践して、
「本当に、楽しかったです。」
と言ってくれたのが、何よりでした。
<だいぶ安定してきました>
「私は、一生リードはしません。」
と宣言していたARさん。
「まぁ、とりあえず疑似リードしてみてください。」
という流れで、練習。
実際、自分が1年前よりも遥かに安定して登れているせいか、思いのほか楽しかったようです。
自分で自分に、感動しておりました(笑)。
<不死鳥>
人によるとは言いますが、2人は自信の波が大きく揺れるタイプだと感じています。
そのタイミングに、たまたま講習だったこともあれば、自力や仲間の助けで蘇ったこともあるでしょう。
結局、競争ではないので、本人なりに練習すれば良いのですよ。
目標達成には期限もないので、
「こんな目標、一生ムリ」
と思わなくて大丈夫です。
特に、講習でやっていることは、高グレードを登ることではありません。
あらゆる分野で、初級ルートを登るためのノウハウです。
ほぼ誰でも、続けていれば、いつか必ずできるはずですよ。