2013年1月20日日曜日

湯河原幕岩でリード講習

1月11日(金)は、湯河原幕岩にて岩場リード講習。
久々に参加の女性YSさん。
YSさん、ときどき当塾のカレンダーを見ては
「私に参加できるだろうか?」
「いや、きっと無理に違いない。」

と結論を出して、申し込みメールをして来なかったそうです。

<5.6を何度もリードして、終了点作業の練習>
が、秋に偶然にも岩場でお会いし、そこで一念発起してメールしてきたそうです。

ちなみに、YSさんの講習進捗状況は

・ジムでのリード講習済みだが、できれば第3回だけは受け直した方がベター
・岩場での講習は、マルチピッチ体験のみ
・岩場リード講習は、今回は初めて 
そんなに心配することないんですけどね。
ジムでのリードが出来れば、岩場リード講習は参加可能です。

本当は、アイスクライミングが1番大好きなYSさん。
でも、その前に乾いた岩でロープワークを覚えにゃあなりませんね。
具体的な講習内容
・1本目までが高い場合の対処(クライムダウンできる範囲で登る、など)
・ヌンチャクの向き(ウィップフラッシュ現象)
・結び替え
・ボルトの種類
・実践リードを多数

<最後に、5.9をリードで本気トライ!無事に完登!>

「3回でリード覚えられますか?」

1月10日(木)の夜は、リード講習の第2回。
女性KGさん。
KGさん、
「リード講習、3回で私に終えられるでしょうか?」
と不安そう。

しきりに、
「次は、第2回で大丈夫ですか?」
「次は、第3回で大丈夫ですか?」

と聞きたがります。

それも、仕方のないことです。
実際、人によって覚える速度は違いますからね。
ただ、KGさんの場合、特別に覚えるのがゆっくりということはありません。
かなり慎重な性格、ということです。

第3回を受けて、それでリードで落ちたりビレイしたりするのに不安を感じるようなら、さらにもう1回だけ第3回を受講すると良いでしょう。
そうすれば、実践練習の時間を多く取れますから。

具体的な講習内容
・クリップの復習
・リードでやってはいけない事例集
・落ちる練習
・墜落距離の予想
・ビレイの繰り出し
・ビレイヤーの立ち位置(壁から離れてはいけない理由)

教えたくなるパターン

1月10日(木)の昼は、ムーヴ講習レベル2。
常連男性ONさん。
ONさんは、岩場での講習では、クラックリードまでを終え、春からのマルチピッチリードを行う予定。

1ピッチのゲレンデならば、とりあえず自立しております。

で、今回はレベルアップを目指してムーヴ講習。

たしかに、いつもONさんの登りを見ていて、
「めちゃくちゃ癖が強いなー」
とは思っていたので、私も教えたいところでした。
私も、教えたくなるパターンってのがあります。

例えば、
ジムなら
・自分で練習していて、本人には気づきにくい伸び悩みポイントにも気づかず、ガムシャラに練習している人

「あー、もう。こうすれば良いのに!」
と、思わずにはいられません。

ビレイやロープワークなら
・自分で本を読んだりして試行錯誤はするものの、いきなり実践は恐いから講習を受けに来る人

「そりゃ、一回ちゃんと習った方が良いですよ。」
と心から思います。

山なら
・「~~に行ってきたんですよー。苦労しましたよー。」と楽しそうに話してくれる人。

「そういうのは、一緒に山行ったときじゃないと教えにくいんだよなー。出来ると、もっと良いですよ。」
なんて思います。

予習復習バッチリの模範生徒になるよりは、目指しやすい目標かもしれませんね。


具体的な講習内容
・ネコ足
・腰を壁に近付ける姿勢
・引き付けよりも捻りを優先する意識
・反動を利用したデッドポイント(質問に対して)

もうそろそろ大丈夫

1月9日(水)の夜は、常連男性KBさんのムーヴ講習。
フォームってやつは、崩れるものです。

・足を丁寧に置いていた人が、雑になっていたり
・脱力していた人が、なんだか力んでしまったり
・姿勢が良かった人が、いつの間に猫背になっていたり

理由は、これまで何度も話して来ましたので、今回は割愛。

で、KBさんは、1年10ヶ月ムーヴ講習を受けています。
特に、ここ半年は、この基本フォームのことばかり。

崩れては指摘、崩れては指摘、の繰り返し。
まさに、ピッチングコーチ。

さすがに最近は、崩れる割合も小さくなって来ました。
本人自身が、「今のちょっと変だな」と気付けるようになるまで、それだけの時間が必要だったのかもしれません。
今は、ジムの1番易しいルートは、ほとんど歩くように登れます。
次は、5.8、5.9でそれが出来るようになるのが目標です。

が、今後は講習頻度は下げて自力で練習する予定だそうです。
講習は、「たま~に」くらいが1番ですよ。

お買い得の上級コースをR.P.

1月8日(火)は、スキーの練習をしに、独りで天神平へ。
スキー5日目にして、初の晴れ!

とても快適。
独りだと、とりあえず反復練習あるのみ。

①ファミリーゲレンデと言われる初心者コースを20回。

どうやら、天神平はコースが短くて、初心者コースの割には急傾斜だと分かった。
ボルダーチックな5.7ってところか!?

通りで、初日に吠えまくったはずだ。


②もう1本の初級コースを20回。

「これ、一箇所だけ、正月合宿の中級コースより急なんですけど!」

やっぱり、思いっきりボーゲンで、ターンは恐怖・・・。
転んで転んで、ようやくシュテムターンっぽい動きに自分が満足するまで。

天神平の初級コースは短く、悪い!
次に、中級コースを10回。

「あれ!?こっちは、お買い得。」

同じ傾斜が続き、斜面の横幅も広い。
ターンに失敗して、多少暴走しても、先の見通しがきくのが良い。
安心してターンの練習ができる。

シュテムターンのみならず、見よう見まねでパラレルにも挑戦。
かなりエセっぽいけど、ハの字の踏ん張りを利かさなくても、ターンが出来た。

「なんて練習しやすい斜面なんだ!」
と、ちょっと感動。
最後に、
「超お買い得!」
という噂の上級コースを、勧められるがままにチャレンジ。

しかし、1トライ目は20回くらい転倒。

ただ
・たしかに、急傾斜はない
・長いルートで持久系
・細いコースなので、ターンはできないが、ボーゲンで頑張れば進める
・圧雪が微妙だが、ボーゲンで頑張れば、転ばずに行けそう

「もしかして、次はボーゲンだけで行けば、一度も転ばずに行けるんじゃないか!?」
という、猛烈なR.P.欲求が出てきた。

すぐさま、2便目を出し、ボーゲンだけの超スローペースで完走!
自分の中のルールとして、「完全停止するのは、完全レスト出来ちゃうから無し!」としてみた。

ボーゲンですらスピードが完全にはコントロールできない箇所があったり、かなり本気。
1本滑り終わったら、もはや腿がパンパン。
歩くのすらフラつく状態。

それだけに、私にとっては楽しい1本であった。


<分かったこと>
・林間コースは、幅が無く、同じ傾斜も続かないので、ターンの練習には不向き
・ターンのとき、外足を前に出すようにすると、滑らかに曲がれるような気がする

・自分がギリギリ転ばずにボーゲンで滑れるところを完走するのは、クライミングと似た喜びがある
(が、これを突き詰めて、上級コースにガンガンチャレンジするのは、危なそうな気がしてならない)

・次回から、中級コースも反復練習に取り入れて大丈夫そう

スキー、ちょっと面白くなって来ました。

2013年1月19日土曜日

雪上訓練レベル2?

1月5日(土)、6日(日)は、上越の荒沢山にてラッセル&テント泊講習。
常連男性HYさん、その友人でジムのリード講習中の男性ONさん。
今回は、HYさんから
「雪洞とラッセルを教えて欲しい!」

という熱い御希望。
ただ、HYさんの経験は

・通常のアイゼンピッケルワークは知っていて、赤岳くらいなら自力で可能
・冬のテント泊は、山小屋の横のテント場くらい

ということでした。

そこで、今回はラッセル&雪上テント泊ということに決定!
ちょうど来シーズンは、この講習を雪上訓練のレベル2として設定しようと考えておりました。

ので、良いモデルケースになりました。

具体的には

・ワカン、ピッケル、ストックを使用した本格的なラッセル練習
・ビーコンの操作方法(本格的な捜索訓練は、専門機関をオススメします)
・ジャケットのポケット、ザックの雨蓋の整理方法(休憩しやすいように)
・地図読みとルートファインディングの基本を確認(講習生の方に先頭を歩いていただきます)
・防風ブロックを使った整地方法
・テント内での生活技術(冬山ならではの小技)
・雪山でのロープワーク体験(講習生のレベルによっては、リードや支点のセットは全て講師が行う)

といった具合。
参加条件は、

・アイゼン、ピッケルワークに関する基礎的な雪上訓練を行ったことがある
・雪上でのテント泊経験がある(山小屋の横、車の横、などの軽いものでも可能)
・テント泊装備、ワカン、ビーコン、プローブ、スコップが用意できること(友人から借りてくるのでも可能)

というあたりを考えております。

ロープワーク経験がなければ、核心部の岩稜だけは講師がガイディングするので、条件は無し!
ちなみに、

レベル0:軽アイゼンでの奥多摩
レベル1:通常のアイゼンピッケルワーク

という予定。

また、レベル3を雪上でのロープワーク(スタンディングアックスビレイ、スノーバー、など)として考えております。

雪洞は、レベル2を終えた人の選択科目って位置付けあたりかな?

<雪山で、なかなか強いONさん>

<核心部の岩稜。下山は、懸垂下降して通過>

<“ブレない男”HYさんも、さすがに山頂ではテンション上がってます> 
今回が良い山行であったことを、物語る写真ですね。


雪山も、本当に段階を踏んで行かないと、死ぬ確率が倍増します。

冬に関しては、講習だけでなく、講師は付いて行ってアドバイスする研修形式も積極的に行おうと思います。
いま、マルチピッチリード講習でやっているようなスタイルです。

レベル0~レベル3まで、どのレベルでも色々な山行が企画できそうですね。

2013年1月16日水曜日

正月スキー合宿

年末年始の山行で敗退したので、残りの3日間はスキー合宿。

前回の天神平でのスキーデビューの話から、10人くらいの友人や講習生の方々から、アドバイスをいただきました。
もう、頑張るしかないですね。

<リフトまでの僅かな登り坂で、苦戦する私>
初日は、山の疲れでゆっくり起床&片付け。午後から八方スキー場。
2日目と3日目は、岩岳スキー場に行きました。

予報通りの悪天なんですが、スキー場は意外と行列・・・。
クライマーと同じで、皆さん中毒ですね。
さて、今回もひたすら滑って滑って。
ただ、今回は独りじゃないのが有り難い。

幸い、K島嬢は山スキーも相当やっているし、基礎スキーも2級を所持していらっしゃる。

私が初級コースで練習している横で、K島先生は兼用靴で片足滑りの練習をしたり・・・。

で、リフトに乗っている際に
「滑ってて、こういう感じにすると良いかなって思ったんだけど、合ってる?」

と逐一質問できるのが、素晴らしい環境!

<何となく、下手くそなのが後姿だけで分かってしまう私>
さて、今回分かったこと。

・太ももの筋力をレストしたいときは、膝を伸ばして立ち上がるのもアリ。特に、初級コースの超緩い傾斜で有効。
・エッジを立てる、というよりも「雪をえぐる」という表現の方が、滑っている最中に意識しやすかった。
・前傾姿勢を意識しすぎると、かえって変になった。「後傾しちゃダメ!」ってくらいで、やや前傾くらいで良さそう。
(スネでブーツを押すほど前傾する必要は、今のところは無さそう。)

・ターンで止まる方法には、ボーゲンっぽく止まる方法と、板を揃えて両足で「雪をえぐる」ように止まる方法がある。
・基本は、谷足荷重。ものによって、両足荷重。
・エッジをあまり立てないでターンすると、ズルズル滑るようなターンになる。(ただ、これも山スキーではよくやるらしい)
・圧雪されていない雪の上では、ボーゲンは非常に困難!!!(新雪では、ボーゲンしないらしい)
・スキー初心者の割には、私は太ももが強い方らしい。
・シュテムターン、という滑り方。
・ターンは、一気に行かないとダメ。でも、一気に行くのも恐い。
そして、リフトでもたつき、ちょっとした登りでもたつき、スキーの着脱でもたつき、スキー板の持ち運びでももたつき・・・。

またしても、初心者っぷりを発揮して参りました。
が、合宿3日目には
「お買い得」っぽい中級コースは、ボーゲン主体なら滑れるようになりました。
ま、全力ボーゲンで、太ももに力を入れながら、ターンの度に吠えてるのは以前と同じですが。

雪の状態が微妙だったり、辛めの中級コースは、まだダメです。

しかも、初級コースならムーヴを意識できますが、中級コースだとボーゲンに必死すぎ。
K島先生曰く
「ジムで、5.10a登れるくらいのレベルかな。」

もちろん、ムーヴがグチャグチャだったり、部分的にムーヴっぽくなったりが混じるレベルです。

<前傾、後傾という以前に、なんか不慣れ感が漂う>


<ボーゲン1つとっても、やっぱり慣れてる感が漂うK島先生>
滑り方が少し分かって、スキーも少しだけ面白さが分かって来ました。

このあと、もう1回スキー場に行ったのですが、それはまた後日に更新します。