詳細は知りませんが、周囲への影響を考えると知っていてもブログでは語れないでしょう。
強いクライマーで、いい人だっただけに、残念です。
ちなみに・・・
大きな事故の場合、詳細が正式に発表されるとは限りません。
新聞記事の数十行までは公表されても、あとは噂に聞く程度ということは多いです。
理由としては、事故者本人が恥と感じて語りたがらなかったり、本人が亡くなって周りが語りたがらなかったり。
同じ山の会ならともかく、普通のクライミング友達でも聞きづらいことすらあります。
山での事故は、完全な不可抗力であることの方が少なく、多少はミスが絡んでいます。
ただ、僕の実体験とか諸先輩の事故例を見ても、ミスもあり得て当たり前。
小さなミスで責任追求してたら山なんか行けないし、それも受け入れて登るんですよね。
だからこそ、ミスの確率を下げる意味で、事故例は知識として知っておきたいものです。
先ほどの理由で、身近な人の「ヒヤリハッと」体験が聞けないなら、『生と死の分岐点』という本を読んどくのがオススメです。
ドイツ山岳会がまとめた、ありがたい本です。
とはいえ、恐がってるときに読むと、ますますビビる内容なんですよね。
事故事例集から教訓を学ぶ本って。
フリーファンの『安全ブック』はフリークライミングのみですが、もう少し軽い感じで読みやすい事故事例集です。