12月12日(金)は、昇仙峡。
A君に誘われて。
<気は優しくて力持ち>
センチュリーフォーカラーズ(5.12b)は、傾斜の緩いフィンガークラックです。
垂直〜垂直以下。
ただ、足が悪いので、持久系です。
一応、2回ハングドッグして、突破ムーヴだけはバラせたのですが、カムセット態勢が全然ダメで、A0クリップを何ヶ所か行っています。
「今の実力では、R.P.は遠い。(現状の能力で登れる可能性もあるが、日数が全然読めない・・・。)」
という気配なので、トレーニングしてから出直すべしという感覚です。
<A君は、強い・・・>
トレーニング課題
①ロックオフ能力 ジャミング系のルートだと毎度のことですが・・・。
足が悪いので、デッド気味に手を出したい状況に陥りがちで、次のジャミングを決める余裕が生まれません。
A)単純に、脇を締めた状況での懸垂力
B)足が悪い状況で、手をスタティックに出すための全身の連動性
個人的には、
C)足が良い(鉛直荷重が可能)な状況で、手をスタティックに出すための全身の連動性
は同グレード帯の人と比べて得意で、かなり懸垂力不足を補えている感覚があります。
Cは低グレードをスタティックに登る練習とか、アイスクライミングとかで使用頻度の高い技術なので、これまで最も重点的に鍛えてきた技術とも言えます。
苦手のAとBも相当意識して数年以上は取り組んではいるのですが、なかなか難しいです。
特に、懸垂力のトレーニングは自分にとって故障リスクが相当高いように感じるので、かなり気を付けてチョコチョコ行うことにしています。
とは言え、トレーニング方法の見直しが必要なのかもしれません。
ヨセミテでも、これには散々苦しめられましたし。
<モデル仕事もいける店長>
②フィンガージャム
指の変形が酷くなって以来、タイトハンド〜フィンガーの課題を避けがちなので、どうしてもジャミングの精度は落ちます。
登れなくてツマラナイというより、トライすると指が炎症するからです。
かなり頑張ってスタティックに手を出しても、ジャミングが決まるのに時間が掛かり過ぎるという悲しさ。
実際に、不利な部分も大いにあるのですが、かなりの時間を掛けてジャミングすると効くことも多いので、「下手なんだなぁ」とも思い知らされます。
ただ、これも「そういう課題を重点的に取り組む」をやろうとすると、指の炎症がヤバすぎるので、サジ加減が絶妙です。
<私に足りない2つを、完璧に備えているA君>
これらのトレーニング意識が間違っているのか、このトレーニングを今後数年続ければ結果が付いてくるのかは、いつもながら微妙な判断ですね。
今後の課題です。
<見事にR.P.を決めたA君>
12月30日〜1月1日は、狂祖さまに誘われて、再び関西ツアー。
初日は、滋賀の千石岩。
私は、翌日の高熱隧道に備えてレスト。
こじんまりしていて、講習生のオールNP練習には非常に良さそうな岩場だと思いました。
小川山の「フェニックスの大岩」とか、奥多摩の「つづら岩」みたいな感じで、マルチピッチリード講習なんだけど1ピッチで終わるかな、ぐらいのスケール。
「講習で使いたい・・・」という気持ちにさせる岩場。
<「すごいんです!」と観客に何度も言われたら、そういうルート名だった>
12月31日は、京都笠置山の高熱隧道(グレード未確定らしい、ワイド系)。
11月に、1日トライして、前半パートが抜けられなかったルートです。
が、こちらは勝算が50%ぐらいありました。
理由①11月のハングドッグにおいて、まだムーヴを試し足りない部分があった。
理由②
この手のルートは、腹筋、足上げの筋力(おそらく腸腰筋)主体なので、オーバートレーニングリスクが低い。
数週間の直前トレーニングでも、ちょっとは成果が出て、楽になる。
(普段が甘いだけ、という話もある。)
※懸垂力とか、指系のトレーニングのように、数年単位でちょっと成果が出たら喜ぶ、みたいなタイプとは真逆。
<中間部のチムニートラバース>
とりあえず、この日はムーヴ解決して終了。
ここから、オンサイト注意。
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5.11bぐらいの短いインバージョン、5.9ぐらいのチムニートラバース、5.10ぐらいの普通のワイド、というのが私の印象。
ちなみに、分割部分では相当ちゃんと休めますから、バラシ終えた私にとっては下部勝負のルートです。
ただ、「オンサイト」とか「バラシなし」で頑張れる強い人にとっては、相当な持久系ルートとなり、最終セクションが結構キツいと予想されます。
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オンサイト注意は、ここまでで終了。
この日は1トライ(ハングドッグ)だけだったので、翌日の元旦は珍しく連登。
ここで、ようやくR.P.できました。(通算3日間)
このルートは、完全なルーフなので、回収もエイドダウンで行いました。
なので、1日に1〜2トライでも、私にとっては大変です。
個人的には、威圧感もスケールも相当なルーフで、かなりオススメなルートです。
三つ星です。
<狂祖さまを探せ>
この後、午後は笠置ボルダー(河エリア)をやったのですが、ほとんどの4級以上の課題に全く歯が立たず・・・。
そこら辺にいるボルダラーは、今日も強く、輝いて見えます。
我ながら
・作業(毎回エイドダウン回収、など)
・行きづらさ(ルーフクラックで、ヘッデン欲しい、など)
・表面ポロポロ(プロテクションが危険というほどでは無いが、気を遣う)
などでは、それなりに頑張れます。
が、普通のクライミング能力は低い!
という毎度の感想を、今日もさらに深めました。
どちらも大切な能力だと思うので、ちょっとずつ頑張りましょう。
<1月に行った、城ヶ崎ボルダー>


