2012年6月16日土曜日

読図講習の下見

6月14日(木)の午前中は、1人で奥多摩へ。
9月に読図講習をやるので、その下見です。
各方面で読図講習が開催されておりますが、私の講習方法はちょっと特殊かもしれません。

いつもやっている川乗山だと

①登りは、沢から尾根に上がるポイント、小ピーク、コルなどが顕著な登山道を使い、“先読み”の練習

※先読みとは、これから次の小ピーク(現在地特定しやすい場所)までの情報を整理しておくこと

最低でも以下の3つは押さえたい。
・標高差
・およその傾斜(急か緩やかか?)
・おおよその地形的特徴(尾根か沢か?、左右の傾斜、程度)

しかも、これは数をこなすとイメージが沸くので、できるだけ小ピークが沢山ある短めの尾根がベスト。
②下りは、登山道から離れ、地図を読んで実際に尾根を下る実践練習

小ピークが顕著なものだと、講習生の方が現在地特定しやすく、面白い。
短めが良い。
この条件で絞り込むと、奥多摩でも地図上ほとんど条件に合う山がありません。

ただ、川乗山は少し行程がハードだとの評判です。
たしかに、1日に相当詰め込んでいますからね。
雪山とか、バリエーションを目指すくらいの方には丁度良いくらいの頑張り具合・・・。

9月は、超入門編用にルート選定。
登山道で迷わないため、というレベルの方も参加されるようですので、軽め。
普通に、小ピークの多い登山道を歩きながら、①だけを練習することにしました。

具体的な行程
軍畑~高水三山~沢井(下山は、破線ルート)

破線ルートですが、道はしっかりしておりました。
看板もありましたし。