7月2日(月)は、湯川にてクラック講習。
常連女性ODさんの公募により、新規の女性UYさん、同じく新規の男性IKさんが参加。
実は、UYさんは・クライミングジムに行ったのも2回だけ
・岩場でクライミングシューズを履いたのも、何年か前に2回だけ体験講習的な物を受けただけ
・当然、クライミングシューズは新品。
・ハーネス、チョークバッグは私の物をレンタル。
というほどの初心者っぷりです。
これで、クラック?
と思うかもしれません。
しかし、これはこれで良い経験です。
クライミングテクニックが全く無い状態で、最初に学ぶのがジャミング!
まるで、クライミングジムやスポーツルートが無かった頃のクライマーのようです。
ただ、それで完登の喜びを期待できるのは、5.7まで!
5.8以上しかない、ここ湯川ではUYさんも完登は出来ません。
「かなり厳しいとは思いますが、それでも参加したければO.K.です。」
と私が言っても参加した方。
1トライ毎に、確実に上達しておりました。
なかなか良い根性で、来週も参加してくださるとのこと。
しかも、登る合間はエイトノットやビレイの仕方を練習。
よく頑張りましたね。
具体的な講習内容
・テーピングの仕方
・ハンドジャムの練習(順手、逆手)
・フットジャムの練習
・フィンガージャムの練習(順手、逆手)
・フィストジャム(順手、逆手)
その他、出てきたムーヴを解説
・バック&フット
・ヒール&トウ
・ステミング
今回は、クラック講習の基本編。
カムを購入してきたIKさんは、来週の第2回からが本番ですね。
ODさんは、上記の基本ジャミングについては、かなり慣れて来た様子です。
ちなみに、クライミング経験自体が浅い人がクラックを始めるなら、
・夏は三ッ峠で、マルチピッチ体験を兼ねて
・冬は城ヶ崎で、5.6のクラックからスタート
と言った流れがオススメです。
ジムで5.10cくらいが登れれば、いきなりクラックの5.8でも、アドバイスすれば何とかなるという印象です。