昨日(7月30日)の夜、富士山から帰宅しました。
シーズン初めは、仕事も少なく、八王子の自宅に帰宅することもありました。
が、最後の8日ほどは連続勤務で、全く余裕が無かったです。
シーズン中は、メールの返信なども滞り、申し訳ありませんでした。
ただ、得られるものもありました。
以下、感想。
①出し切り感
普段の講習では、「講師の頑張り具合」と「講習の善し悪し」とが比例しません。
喋りまくって講師が自己満足、みたいなのがダメな典型例です。
そのため、教える量をセーブしたり、反復練習する時間を取ったり。
だから、何かに頑張りまくる講習日もあれば、リラックスして終わる日もあります。
一方、富士山ガイドのように、大人数を相手にするものだと、「ガイドの頑張り具合」と「ガイドの善し悪し」が比例関係に近い感覚があります。
感覚的には、命を削るほど出し切っても、満足できるツアーは5本に1本くらいです。
だからこそ、相当無理してでも頑張ってしまいます。
②合宿生活
5合目での仮眠所、山小屋、富士吉田の町での車中泊、という合宿に近い生活です。
これもまた、富士山のことだけを考える思考回路を作り上げてくれます。
③仕事の善し悪しを話す機会
仲間達と話し合い。
普段の講習では、1人親方なんで、話す相手もいません。
今シーズンも、やっぱり色々ありました。
こういうチャンスは当分持ち続けたいなぁと、思います。