6月22日(水)は、クラックリード講習にて、湯川。
男性ONさん、女性MMさん、女性MTさん、女性IUさん。
<ジャミングの理屈を考える>
講習生の申し込み方法というのは、様々です。
①女性MMさんが今回は唯一人、一番下のクラスから上がって来てくださった方となります。
ムーヴLv.0を何回か受けて、ジムリード、岩場リードと進んで、現在に至ります。
ビレイ、本気トライ、終了点作業の何に関しても、基本的なことは理解しているので、私としては講習しやすいものです。
<ボルダー練習>
②女性IUさんは、静岡からの参戦。
最初から、クラックリードに参加されたのですが、やはり岩場リードに戻ってほしいレベル。
ビレイは割と上手いんですが、本気トライとか、終了点作業に関しては、まだまだ基本的なことを知りません。
一方、知り合いに岩場に連れられて登っているだけあって、ムーヴの引き出しは結構あります。
本日も、ONさんが一緒に登っていて、足遣いを関心しきり。
という訳で、今は岩場リード講習と並行して、受けてくださっている状況です。
<徐々に、下地が下がっているような>
「この人は大丈夫そうだな。」
と私が感じたので、最初っから飛び級でクラックリード講習への参加をしてもらいました。
こういう人は、本人が飛び級を希望される方の中で、5人に1人とかしか居ません。
みんな、自分のことは見えませんからね。
MTさんは、かなりの反省上手で、1トライ毎に確実に成長しています。
その上手さに、他の3人もビックリしていました。
<草餅>
最初っからクラックリードに参加されて、何度か岩場リードもオススメしましたが、
「やはり、クラックを卒業するまでは!」
という強い意志で、10回以上を受講。
ただ、周りの講習生が5回とか6回とかで居なくなることが多いので、相当な挫折感もあっただろうと思います。
それでも、しぶとく続けてくださり、今回で私から卒業を言い渡しました。
<大和屋>
1トライ毎に、ムーヴの反省点を挙げたり、カムセットを自己採点したり、パートナーと話し合ったりしていました。
もはや、僕の方が嬉しいことです。
こういう作業は、自力での成長に繋がります。
毎回毎回、ムーヴ、安全、駆け引き、について反省点を探して欲しいものです。
今後は、自分たちでも湯川に来たりして、リードを楽しんで欲しいところです。
<地上でのカムセット練習>
今回キーワードとなった“足使い”も、ヒントを講習できるかと思いますよ。
<草餅、2トライ目>
・ジャミングのコツ
・ボルダー練習
・リードで落ちる練習(MTさん)
・トップロープでのクラック体験(MMさん、IUさん)
・疑似リード(MMさん、IUさん)
<ONさん、ガンバ!>
MTさん:草餅(5.8) オンサイト
ONさん:草餅(5.8) 2トライともハングドッグして、ムーヴ解決。とはいえ、ムーヴ解明具合、ハングドッグの手順、パートナーとの声掛け、全てにおいて前回より進歩があったと思い、卒業にいたしました。
<本人いわく、イッパイイッパイ。だが、落ち着いて見える>