2018年1月16日火曜日

プロテクション戦略

1月14日(日)は、クラックリード講習にて、城ヶ崎。
男性NSさん、男性TSさん。
高さ8mほどのルートを登ることを想定します。

前半4mほどは、歩きっぽい内容。
後半4mほどは、顕著なクラックですが、あなたにとって大変易しいとします。

この顕著なクラックは、ほとんどどこでもプロテクションが取れます。
クラックの始まりは大きなテラスになっており、疲れずに長期滞在も可能です。

また、このクラックはテラスから1mほど登った地点で、ほんの少しだけバランスが悪くなるセクションがあります。
そこを越えると、再びテラスとなり、クラックを2分割しています。
さて、クラック取付きのテラスで、プロテクションは取るでしょうか?
(転ばぬ先の杖)
①取る
②取らない

その場合、その1m上の少しバランスが悪いセクションの手前で、プロテクションは取るでしょうか?
(核心前にランナウトしない方策)
①取る
②取らない

そこを越え、クラックの中間テラスで、プロテクションは取るでしょうか?
(転ばぬ先の杖)
①取る
②取らない
プロテクション戦略には、これが絶対的な正解というのも無いと思います。
今日の2人とも、これでもかっていうほどセット位置が違いました。
最小の人は、核心前の1つだけ。
最大の人は、3個すべて。

これから、少しずつ考えていきましょう。