2019年7月9日火曜日

ランナウトに強い人、ランナウトしがちな人

7月3日(水)は、ムーヴLv.0にて、男性STさん、男性HTさん、復習参加の女性Hさん。

7月4日(木)は、1コマ目がリード1回目で、女性TNさん、男性MDさん。
2コマ目がリード2回目で、1コマ目の2人に加えて、女性TRさん、女性DHさん。

7月5日(金)は、ムーヴLv.0にて、復習参加の男性SKさん、新規女性SKさん。
岩場に行くと、ボルト間隔が遠いセクションというのはあります。
カムであれ、どうにもプロテクションが取りづらいセクションはあります。

マルチピッチや沢登り、本チャンなんかに行くと、「感覚麻痺でバカになっちゃいそう!」と思うぐらいランナウトすることもあります。

また、沢登りや雪山では、「ここはノーロープで通過しようか。」という判断をすることもあり、これもランナウトと似たようなものです。
で、山屋さんの間では、「ランナウトに強い」は強烈な突破力として、尊敬を集めたりします。

素人目には、無謀、クソ度胸、などが大事なのかなと思います。
(実際、そういう人も居るでしょうけど。)
しかし、それだとロシアンルーレットでしかありません。

実際には、
・もしも、行き詰った場合のクライムダウンを考慮している。(or絶対に行き詰らないというオブザベ能力の自信)
・浮石、ホールド欠損に対して、配慮しながら登る余裕がある。
・足置き、ホールディング、バランス調整が繊細で、不意落ちの確率が低い。
・一定の難易度までは、スタティックムーヴ縛りで登ることが出来る。

などのリスク最小化を目指し、それで最後の最後に不確定な突っ込みをするかどうかを自問自答するような感覚です。
(絶対に不確定な突っ込みはしない、という判断もアリ。)
一方で、ジムのアップルートで、ガバばかりだからとランナウトしてしまうことがあります。
例えば、2本目or3本目なのに足元までランナウトしてしまったり、トラバースのクリップタイミングが遅すぎたり。

その最たるものは、簡単すぎてクリップをうっかり飛ばしてしまう、という失敗でしょうか。
ムーヴが固まっているルートのR.P.トライで、妙に安心感を得て、ヒヤリハットを体験するというのもありますよね。
これらは、似て非なるものだと、私は思っています。

ランナウトに強いクライマーは、目指す必要があります。(実際に、激しいランナウトを強いられるルートは、私も好みませんが。)
ただ、ランナウトしがちなクライマーには、なってはいけないと思います。

私自身、今後も失敗しそうな話ですが、目指すべき方向性の提案として。