1月27日(水)、28日(木)は、岩場リード講習にて、湯河原。
1日目が、女性SMさん、女性NBさん、男性OMさん。
2日目が、女性MMさん、男性KYさん、女性ABさん、復習参加の女性KIさん。
<梅林公園>
けっこう複雑なんで、これまでブログに書くのを敬遠してきた内容です。
講習でも、30分くらい考えてもらって、それでも次回には分からなくなっちゃう人が多いくらいのものです。
あくまで、復習用という程度に簡単に書きます。
<ポカポカ陽気>
実験すれば分かることですが、逆クリップで無い限り、外れることは無さそうです。
<終了点作業の練習>
落ちる練習をしていれば分かると思いますが、ロープは流れることはあっても、カラビナの中で暴れていません。
<新潟から、よくぞ湯河原まで>
ゲートが進行方向を向いていると、フォールした時にゲートに慣性力が働くために、ゲートが空いてしまうことがある。
そして、そのタイミングはまさに、カラビナに最大荷重が掛かっている最中なので、カラビナ破断のリスクが上がる。
<頑張って、一撃!>
22KNだったカラビナ強度が、7~9KNくらいになります。
この強さは、マイクロカムの小さめのもの(マスターカムの青、など)に相当します。
ただ、このサイズまでは一応フリークライミング用という触れ込みなので、そうそう壊れることは無いと思います。
また、ジムではヌンチャクの向きは事前に設定されているため、逆向きで落ちることも度々です。
が、私は今のところ、ジムでのカラビナ破断事故は聞いたことがありません。
ただ、一方で、ごく稀にリード墜落時のカラビナ破断事故は起こっていて、
「新しいカラビナだったのに、何故?」
という検証になると、すぐに、この現象が疑われます。
と、そのぐらいのリスクです。
<2日目も、ポカポカ>
そこで、無視して突っ込むべきか、余裕があるときは直すべきか、余裕がなかったらテンション入れてでも直すべきか、といった判断をすると。
実際、講習中も向きを直そうとしている最中に足を滑らせた講習生がおり、半年以上登れなくなる酷い捻挫をしたことがあります。
そう。
向きを直す作業も、それなりにリスクを伴う訳ですよ。
皆さんなら、どうしますか?
<だいぶサマになってきたKIさん>
これは、リスクの大小よりも登りやすさを優先しております。
この方法は、アリ?無し?
皆さんは、いかがお考えでしょう?
<寒がりなABさん>
じゃぁ、ワイヤーなら気にしないってのはアリでしょうか?
<育ちの良いMMさん>
じゃぁ、軽い女性は、気にしないのもアリでしょうか?
<「怖がりな私が、オンサイトなんて。」>
逆クリップなら、
「しないように気をつけよう!」
「やってしまったら直す。直せないなら、完登を諦める!」
という、一般的な答えがありますからね。
<ゼルダ(5.11a)>
・ムーヴ練習
・ヌンチャクの向き
・終了点作業練習
・リードで落ちる練習
・実践本気トライ
初日
NBさん:フック船長(5.10a) フラッシュ
SMさん:フック船長(5.10a) フラッシュ
OMさん:アブラカタブラ(5.10a) オンサイト
2日目
MMさん:アブラカタブラ(5.10a) オンサイト
KIさん:ゼルダ(5.11a) ハングドッグして、ぼんやりとムーヴ解決
KYさん:アブラカタブラ(5.10a) オンサイト