2025年1月11日土曜日

フナムシボルダーにてハサマリング

1月2日は、城ヶ崎ボルダーでフナムシロック周辺。
亀井兄弟と。
<カピパラ岩>

とりあえず、普段通り2時間ほどかけてウォームアップで基礎練習。

さて、この日はトポに載っていないラインを適当に物色するのが中心です。
目線は低く、ハサマリング主体で楽しみます。

一応、場所を紹介するので、興味のある人は探してみてください。

①カピパラ岩
高さ1mぐらいのルーフクラック。

色々とスタートを変えて楽しめるが、ルーフ下をトラバースするようにスタートを設定すると、案の定難しい。
5トライ以上かけて登ったので、2〜3級ぐらいあるかもしれない。
<カピパラ岩>

②文殊岩の左の左ぐらい(写真なし)
2.5mぐらいのコーナー。
レイダウンスタートにして、2トライで登れた。
たぶん4級ぐらい。

③河豚岩の右下にある高さ2mぐらいの岩(写真なし)
この岩が、地面から50cmぐらいで絶妙に地面から浮いている。
つまり、洞窟のように奥からスタートするとルーフクラックが楽しめる。
が、50cmなので例によってムーヴ制限が大きい。
(例えば、両足スタックでコウモリのように頭を下げるムーヴは、地面に身体が着いてしまうのでダメ、など。)

まるで、ジムボルダーの低空トラバースのような狭さで不快感は否めないが、ムーヴが楽しいので許せてしまう。

ムーヴのバラシを含め、2時間近くトライしたかな?

結構長くてリード的。
5.11cぐらい?

文殊(初段)

トポに載っている課題も、いくつかトライしました。

●文殊(初段)
2トライにて完登。超得意系な上に、グレード甘めなのか・・・。

●ハコフグ(2級)
敗退。見るからに苦手系。
「悪いカチを保持して、外傾スタンスを踏んで堪える。」という王道(?)ムーヴ。

●カピパラ(1級)
パッと見は、綺麗なカンテ。
ただ、いざトライしようとすると、ライン・スタートなど「これはアリ?」と色々と考えてしまう課題。
1時間ぐらいで一応は登ったが、設定と異なるライン・スタートだった可能性は大いにある。

●小潮日和(4級)
敗退。ムズイ・・・。

既成ラインに関しては、見事にグレードと結果が反比例するという一日でした。
ルーフクラックとフェースを半々で遊んだ結果、翌日は信じられないほどの筋肉痛に襲われました。
色々とトレーニングになりました。

常々思うことですが、ハサマリングはスタートの向きからしてギャンブル性が高いので、オンサイトが非常に難しいですね。
反転しているだけに、トライ前のオブザベも頭が大混乱するし。

登ってしまえば4〜5級という強度でも、オンサイト率がなかなか高まりません。

そういう観点では、このグレード感のルーフクラックは貴重な練習課題です。
が、想像を絶するほどショボいので、到底ロクスノとかに発表されないだろう、というのも理解できます。
発表されている課題は、大抵1m以上の高さがあって、割とカッコいいものが多い印象です。

お好きな方は、自分で探して遊ぶのが良いかなと思います。
岩さえ密集していれば、大抵どこでもあると思います。