2025年1月6日月曜日

3月分の予約受付

1月10日(金)の21時より、3月分の予約受付を開始いたします。

①マルチピッチリード講習・マルチピッチ体験講習は、3月より再開いたします。

②ジム講習は、最初に申し込んだ方の希望によって、ランナウト、Dボルダリングプラスリード立川、などの希望にある程度合わせます。
定期講習で、スケジュール上は講習場所を書いていても、相談可能です。

ストーンマジック、ベースキャンプ入間、MORIPARK Sports Wall&Studio、なども可能です。

※ランナウト、Dボルダリングプラスリード立川、ストーンマジックに限っては、講師分のジム使用料を、講習生にご負担いただく必要がありません。

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なかなか心に響かないだろうなとは思うのですが、2点のオススメがあります。

●マルチピッチ講習は、1〜2月は寒さにより休止していますが、この期間にアドバンスクラック講習で城ヶ崎のトップダウン(FIXロープを張って、懸垂下降してアプローチする)のエリアでの受講を1つの選択肢として推奨しています。

実質的に、マルチピッチ相当のリスク管理の考え方を講習できます。
また、城ヶ崎の人気のクラックエリアとは異なり、通常は誰もおらず、残置物もほとんどありません。
冒険的な楽しみ、本来あるべきクライマーの行動、などを強く感じることができます。

●ムーヴ講習の定期受講
講習している岩場(本来はジムリードでも)でのリスク管理方法は、ムーヴによる安定技術を前提にしています。
(落ちてはいけないセクションは戻れるムーヴで登れ!などなど。)
そのため、その前提が無いと、いくらリスク管理だけを習っても机上の空論に感じてしまいます。
(「ちょっとでも難しいと、戻れるムーヴなんて無理じゃん!」など)

また、故障しにくいフォーム、ムーヴ選択の原理原則(どういう状況だと回転してしまうか?など)なども、継続受講しないと理解しづらいものばかりです。

私だって、手っ取り早くグレードを上げられるものならそれを教えてあげたいし、ヒールフックとかランジとか見た目にも技っぽいムーヴを教えて満足して帰ってもらいたいとは思っています。
しかし、講習時にヒールフックを練習しても、それを自分がジムに行ったときに基礎練習できる(講習でやったようなヒールフック入門課題を無数に自作できる)までには、相当なムーヴの理解が必要です。
結果として、ムーヴの原理原則の理解に最大限に注力した期間が必要です。

どうか、そのレベルまで頑張って続けて欲しいと願っています。
そこまで続ければ、それ以降の継続は精神的な負担が軽減されてくるものです。
(数名ですが、そのレベルに達して楽しくムーヴ講習を受講できるようになった現役講習生がいるとも感じています。)

理想は、月1回のリスク管理系の講習、月1回のムーヴ講習を両方受講することです。
特に、これは最低限のリスク管理技術を学んだ、マルチピッチリード講習卒業生に対して、強く推奨しています。

それを続けるだけで、1〜2年後には別人のような視野が広がっていることと思います。