2012年6月22日金曜日

懸垂下降とセットで覚えて欲しい技術もろもろ

6月21日(木)は、ランナウトにてジム講習。
前半3時間は、男性ONさんのリード講習最終回。
後半3時間は、もう1人男性Hさんを加えて、基本的なロープワーク講習。
この2人、夏のバリエーションデビューを目指して頑張っております。

「とりあえず、懸垂下降のシステムだけでも習いたい」
との御希望。

念のためにロープを持って行く程度のバリエーションを想定しており、ルートミスなどのために懸垂下降を覚えたいという話。


ただ、懸垂下降を覚えるなら、

・セルフビレイの取り方あれこれ
・バックアップの取り方or仮固定
・登り返しの方法
・残置支点チェックの方法
・捨て縄による残置支点補強方法

などと、本当は覚えて欲しい技術が盛り沢山。

とはいえ、今回はそのほんの一部。

ただ、お二人はとても冷静で、
「自分たちは、そういう技術を知らないリスクもある」

ということは認識されている様子。

月曜は、ONさん1人で岩場講習。
夏のバリエーションデビューが終わったら、また2人で岩場を受講予定。

というやる気もありますので、こちらも楽しみです。
具体的な講習内容
<前半>
・落ちる練習&止める練習
・実践、本気トライ(5.10aを無事に完登!)

<後半>
・ダブルチェック(Hさん)
・エイトノットの効率的な結び方(Hさん)
・ネコ足、腰を壁に近づける
・ATCを落とさない方法
・懸垂下降のセット練習
・懸垂下降のバックアップ

ではでは、また月曜日によろしくお願いいたします。

2012年6月21日木曜日

平日夜の基礎訓練

6月20日(水)の3コマ目は、常連男性KBさん。
本日も、フォームチェックをしてから、ロープワークの基礎訓練。

前回までに確認した
・結び替え
・懸垂下降のセット
・仮固定

そして今回新たに
・懸垂下降のバックアップ

も加えて練習しました。

ただ、今後はランナウトでロープワーク練習に制限が加わることとなりました。
・実際にロープにぶら下がっての作業は、外壁のみ。

地面でシステム確認程度は、O.K.だそうですが。

また、今後細かいルールが出来たりするかもしれません。
具体的な講習内容
・上記の通り

反復練習を重ねて来たムーヴは、段々と本気トライにも活かされるようになってきたそうです!
さあて、今週末はクラック講習ですね。

半年ぶりの受講

6月20日(水)の2コマ目は、半年ぶりのAKさん。
昨冬は、アイスクライミングをやる先輩と知り合いになり、ドライツーリングなども含めて修行に励んだとか。

その一方で、クラックギアの多さに引いてしまい、アルパインへの道のりはちょっと頓挫していたところでした。

ただ、今回久々に講習に参加したのは、スポーツクライミングが「いい加減伸びない」、と感じたことが原因だそうです。
たしかに、若い方で1年真面目に登り込んで5.10台だったら、ちょっと心配にもなりますよね。

とはいえ、アルパインも今後も目指して行く気のようですので、しばし待ちましょう。

今回の講習が、伸び悩み解消のっきっかけになれば幸いです。

具体的な講習内容
<基本フォーム5項目のうち4つまで>
・腰を壁に近づける(スタンスを上げすぎないことも含めて)
・ネコ足
・肩の脱力
・指の脱力(フワッとホールディングする感覚)

<フラッギングとはどんなムーヴか>
・とりあえず、解説のみ(練習までする時間は無し)

墜落距離の予想

6月20日(水)の1コマ目は、常連女性KKさん、KDさんのペア。
講習直後は出来たはずなのに・・・
という典型は、リードのビレイです。

壁から離れる、緩すぎる、などの状態に陥りやすいもの。

予想される理由は2つ。

①墜落距離が予想できていない
→「3ピン掛けたら壁から離れる」という迷信に振り回される結果になる

②講習後、しばらくは落ちない人しかビレイしない
→「単なるテンション掛け係になって、徐々にビレイの緊張感がなくなってくる」

本当は、どちらも講習で完全解決して差し上げたいところですが、本人の性格もあるので無理そうです。
そこで、最近は墜落距離の予想だけでも徹底的に講習することにしております。

それでも忘れる人はいるでしょうけど、これが今の私に出来る限界です。
具体的な講習内容
・落ちる練習&止める練習
本日は、不意落ちまでやりましたので、ビレイは完成に近いレベル。
墜落距離の計算も、KDさんがかなり精度を上げて来ました。

・実践本気トライ
2人とも、垂壁の5.10a、薄被りの5.8をリードで無事に完登!

・ダイアゴナルの復習
こちらは、2人ともちょっと忘れ気味。

・踏み替え

2人とも、全体的なムーヴは綺麗になっております。

台風にも負けず

6月19日(火)の2コマ目は、パンプ2にてリード講習。
今回で3回目となる、女性TSさん、SKさん、Mさんの3人組。
本日、特筆すべきは台風!

まず、パンプ2までの豪雨。
さらに、帰路の強風&電車ストップも心配される中、3人ともリード講習最終回へ。

「本日を逃すと、石田さんと予定が合うのは8月後半!」
との危惧だったそうです。

たしかに、短期決戦で特定の講習を受けようとする場合、間が空くのは恐ろしいもの。
復習しようったって、忘れちゃいますよね。
案の定、帰りの電車は途中とまったりして、ちょっと大変でした。
3人は、無事に帰宅できたのでしょうか!?
具体的な講習内容
・腰を壁に近づける
・ビレイの繰り出し
・ビレイの立ち位置
・スポットについて
・落ちる練習&止める練習

ロングフォールと不意落ちだけは、講習中に練習する時間がありませんでした。
が、墜落距離も読めている3人だったので、あとは自主練習でも大丈夫かと思いました。

問題は、「講習直後は出来た」にならないことですよ。

ロープ購入

6月19日(火)の1コマ目は、ランナウトにて講習。
常連女性SMさん。
これが無ければ始められない山道具。

冬山なら、アイゼン・ピッケル。
クライミングなら、ロープ。

SMさんも今回のロープで
「こんな物、買っちゃったなあ。」
と思ったそうです。

その一方で、モチベーションにも繋がる山道具。

「これがあれば、あんなことも出来るかも!」
「買ったからには、元は取らねば!」

などの勢いが付きます。

買うか、躊躇するか?
ここが運命の分かれ道になる例、私も何度となく見てきました。

つまり、買わない人はやらない訳です。
やっても、借り物で1回2回体験してみる程度。

皆さん、思い当たる節ありますよね?(笑)
多くの講習生にとって、一番の障壁は、カムの購入ですね。
具体的な講習内容
・基本フォーム5項目のチェック
・ロープの畳み方

2012年6月20日水曜日

ダメダメ日記

6月18日(月)は、自分のクライミングにてミズガキ。
先週に引き続きズットンの今井君、その友人のSGさん。
結論から言って、この日はダメダメでした。

まず、アプローチの段階でグダグダ。
ここ4週間歩いた中で、特に遅いペースな上に、足下にも注意力散漫。
岩場に到着するも、予想通りの染み出し。

目的のルートは、水の通り道となっているため、その日が晴れでも前日の雨の影響をもろに受けます。
先週、このエリアで乾きの良いクラックでのトレーニングをやったばかりなので、このエリアで遊ぶのはちょっと飽き気味・・・。

新たなモチベーションを求めて、また移動。

しかし、私は浮き石を踏み抜いて、足首に結構痛いアザを作ってしまう。
これは、ちょっと疲れてます。
このエリアは、染み出しも無くて登れそう。

ただ、あまりに疲れた私は昼寝をしつつ、エンジョイクライミングの方向で。
せめて1本、できれば2本の頑張るトライを!

と思い、唯一頑張ったのが、下のルート。
4年くらい前にオンサイトしたはずなのですが、この日はそのとき以上に苦労・・・。

「体調もあるし、当時はオンサイトの気合いが入っていたし」
とは、分かっていても何とも悔しいものです。
でも、なんとか再登。
こんな日でも、クラック経験の浅いSGさんは果敢に攻めて、5.9くらいのルートを2本一撃という成果を出しました!
そして、魂の男は、
「やっぱり、お茶を濁してちゃダメだ」
「5.12を登らなきゃ、次のレベルに行けん」

みたいなことを言い出し、再度目的のルートを偵察。
が、さすがに乾いていなかったらしい・・・。

そこで、近くのエリアの5.12bも偵察してきて、そちらを夕方の最終便でトライ!
このルート、ロープスケールで50m以上ありそう。


もともと2ピッチのルートを、1ピッチで登ってしまおうという目論見だけに、カムの量も半端じゃない。

さすが魂先生!
が、現実はそう甘くはなく、出だしのボルトセクションで敗退とあいなりました。

でも、良いクライミングでした。
具体的に登ったルート
<地獄エリア>
・地下一階の5.9(再登)
・N字ハング(5.10b)~1階の5.9を繋げて(どちらも再登だが、繋げたのは初めて)

この日は、これ以上やると色々と怪我しそうだったので、こんなものでしょう。