2013年1月31日木曜日

無料体験講習会(1月)

1月29日(火)は、無料体験講習。

昼間は、新規の女性KRさん、女性OGさんに加え、常連女性ODさん。
夜は、新規の男性SRさん1名。

<先日、友人と登山に行き、ついに連れられ登山から一歩を踏み出したODさん!>
最近は、
「ムーヴ講習の頻度は、どれくらいが良いですか?」

という質問への回答も、だいぶ手慣れて来ました(笑)。
まず、最大でも4回ジムに来るうちの1回を講習に充てるくらい。

週1回ジムに行く人で、月に1回or2ヶ月に1回くらい受講すれば、充分です。

それ以上の頻度で受けても、

・講習中に、経験値があるから「あー、なるほど」と思える場面
・復習したり、自分で本気トライしたりする、自分のジムでの時間

の、どちらも無くなって来てしまいます。

費用に見合ったレベルアップを期待するなら、そのくらいが良いでしょう。
また、
「最初のうちに、変な癖が付かないように、たくさん講習を受けたほうが良いですか?」

という質問もあります。

クライミングに関しては、そんなに気にすることは無いと、私は感じています。

経験があるからこそ
「あー、なるほど」
という話が多いので。

「とりあえず、成長スピードが落ちてからムーヴ講習でも、遅くはないですよ。」
と言っております。

今回の方々は、見事に伸び悩みorクライミングの始め方が分らない、という雰囲気。
そういう方は、定期的な受講が良いかとは思います。

1つのムーヴを覚えても、即座に伸び悩み解消にならないので、どんどんと練習すべき課題を与えられる環境が良いでしょう。

逆に、伸び止まりを年齢や才能のせいにしてモチベーションが落ちている人は、是非とも受講してみてください。

初心者の気持ちは、楽しかった

1月26日(土)、27日(日)は、K島嬢あらためK島先生と、スキー練習。

スキーを始めて、この2日間でようやく9日目。

エセっぽいながらパラレルも少しずつ分かって来ましたし、中級コースくらいなら一応怪我なく滑り下りられそうなレベルまでは来ました。

ですが、スキーをやっていて、自分が初心者になることも本当に面白いと感じます。

<日焼け防止を兼ねた、K島先生のお姿>
例えば、

・リフトに乗るときに転んだり、転びそうになったりして、係の人にリフトを止めてもらうこともあり、恥ずかしい。
(ボーゲンで停止するのが、イマイチ下手っぽい)

・1日に、30~40回くらいは転倒しているので、常に雪まみれ
(ただ、おかげで初心者にしては相当に転び方は上手いと思う。でんぐり返しも、全く怖くないです。)

・今だに、ちょっとした登り坂をこなすのに難儀する
(逆ハの字には、少し慣れた。スケーティング、横歩きが、要領がよく分らない。)

・今回、登山靴にスキー板を始めて装着してみたが、始めて2日目くらい転びまくり

・スキー板が、外れたときに、もう一度装着するのに手際がメチャクチャ悪い
(アイゼンみたいに、一定の時間で出来れば良いのだが)

・初めてのシール登行練習は、歩き方よりも、シールの付け外しが核心だった
(うーん、やっぱり)
“初心忘れるべからず”とは言いますが、やっぱり忘れますよね。

笑っちゃうくらい周りより出来ないことも、やればやるほど伸びることを実感するときの熱い気持ちも、色々と思い出して楽しんでおります。

前者は講習に活かし、後者は自分の登りに活かせると良いですね。

<初めてのシール登行>

 <登山靴で滑るのは、やっぱり大変>

<おっと!・・・体幹で振られに耐えるも、今回はダメ。>

<あー、板が外れちまった。圧雪されてない場所だから、付けるの面倒なんだよなー。>

<靴裏の雪を落とすのに手間取り、最終的に手袋で擦って落とす。ピッケルがあればなー。>

<こんなことを一日やっていれば、尻はいつも氷。しかも、パラレルにしては、異常に足が開いていて、不格好。>
とはいえ、今回で収穫も多かったです。

・山スキー道具の扱いが、少し分かった

・登山靴でも、もう何日か頑張れば中級コースくらいは滑れそうだと分かった
(来シーズンは、ちゃんとした兼用靴を買いますが)

・パラレルは、足の幅が肩幅以下の方が滑りやすいらしい、ということが分かった
(格好つけでは無いんですねー)

あとは、例によって小さなコツ的なものが数点。

スキーは、独りじゃない方が楽しい!
クライミングもだけど・・・。

どなたか、平日の練習に付き合ってくれる人、いませんかね。

2013年1月30日水曜日

安全意識と、クライマー的な大人度

1月24日(木)、25日(金)は、湯河原幕岩にて岩場リード講習。
青梅の男性HDさんは、初日のみ参加。
高崎の女性HMさんが、2日間の参加。
「クライミングの危険を感じる能力、っていうのは経験によって養われる。」

もっともらしい言い方ですが、よく考えると危ない!
要するに、
「ちょっと危なっかしい目にあったりしないと、安全意識の高いクライマーにはなれない。」
たとえば、

ジムでオートビレイ機の付け忘れについて、スタッフから説明を受ける。

「付け忘れる人が、実際に居ます。」

と聞いても、自分が死ぬような場面はボンヤリとしか想像できません。

「登る前に、必ず自分でチェックしてください」
と言われても、危機意識に実感が籠っていないので、よく忘れる人orチェックしない人がいます。
そんな人が、どうやって安全意識が高まるのか?
という話です。

まず、自分自身がオートビレイ機を付け忘れたり、周りで付け忘れた人を見かけたりして、

「やっぱ、あることなんだ。怖いなー。」
という位の認識を持ちます。

最後に、オートビレイ機の付け忘れで大事故に至った話を、怪我の容態も含めて詳しく聞いたりして、

「あの時の自分も、そうなっていたのかも・・・。紙一重だな。死んでても不思議じゃなかった。」

と、背筋がゾクゾクするような恐怖を感じます。
これでようやく、安全意識が高まります。

オートビレイ機1つとっても、ちょっと危ない橋を渡る。
なんて、恐ろしい分野!
で、リード講習なんかしていると、特にそんなことの連続。

「身を守る唯一のボルト、ちゃんと見た方が良いですよ。こういうボルトは怪しくて、こういうボルトは99.99%大丈夫。」
なんて話をしても、

「あー、なるほど!」
という納得顔のHDさん。

「ふーん・・・」
という実感の篭らないHMさん。

想像力の差か、それとも修羅場の数の差か(笑)。
実感の篭らない人が、理由を理解していない訳ではありません。

理由が分かっても、なんとなく分かる人、分らない人がいるってのが、なんとも成熟度っぽくて興味深い。

以前は、「ポカーン」だった人が、「なるほど」と変わるような時間経過。

「(クライマーとして)大人になりましたねー。」
と、言わずにはおれません。


同じ話は、
・ビレイヤーが壁に近付く理由
・今落ちたら、どのくらい落ちるのか予想することの重要さ
・終了点作業でミスをしたら、死んでしまうこと
・クラックで、落ちそうなムーヴの前にカムを決めることの重要さ

何でもそうです。

実際に、講習で落ちる練習をしたりすることで、かなりイメージは湧きます。
講習で出来るのは、その程度です。

そして、最終的には時間を掛けて想像を巡らせたり、ヒヤリハッと経験を積むしかないでしょう。

気を付けましょうね。
HDさんは、リードの危険を予想するには十分大人だったんで、知識を説明して実践練習し、今回で無事に終了。
とはいえ、結び替えで間違えそうになったりはするレベルなので、十分に気を付けてください。

HMさんは、まだ「ポカーン」とするような話も多かったので、仮免許レベル。
誰か、出来る人と一緒に行って、「リードさせてもらう」くらいが丁度良さそうですね。
そうすれば、段々と想像も湧いてきますよ。

具体的な講習内容
・クライムダウンの練習(1本目が高い場合など)
・ウィップフラッシュ現象
・ボルトの種類(リング、RCC、ハンガーいろいろ、ケミカル)
・終了点作業(結び替え、懸垂下降、立木のみの場合)
・終了点の仕組み(流動分散、固定分散、独立分散)
・捨て縄の使い方
・実践リード練習を多数

2013年1月24日木曜日

リハビリクライミングについて

1月23日(水)の昼間は、ランナウトにてムーヴ講習。
常連女性のSMさん。

右小指のスジを痛めていて、2ヶ月の間クライミングから離れていたそうです。
しかも、他にも精神的に落ち込むことがあったらしく、運動も全くしなかったとか。

ここ最近、2回だけ山に行き、今回が久々のジム。
まさに、リハビリクライミング。
クライミングは、かなり局所的に負荷が強いスポーツなので、リハビリには少し気を使います。
私も、富士山ガイドやら、冬山やらで、しょっちゅう調子を崩してはリハビリしてます。

中高年の方は、特にクライミング休止は深刻な問題!

私のリハビリ方法が参考になれば。
もともとは、本で読んだ内容ですが、経験から相当アレンジされていますので、理由が感覚的だったりも(笑)。


①低負荷で、全身疲労するぐらい数を登る。
(一度は5.11aが登れた人なら、5.10a以下を汗をかくほど登るのが、ジョギングに似た効果になる。重要なのは、パンプより全身疲労。)

②中程度の負荷で、クライミング特有の局所的負荷(指、手首、肩、肘、など)を体に思い出させる。
(一度は5.11aが登れた人なら、5.10cくらいまでを何本も登る。しっかりパンプさせて帰る。)

③「8割方は調子が戻ったな」と感じたら、本調子を目指すよりもトレーニングを再開する。
(経験上、過去に登れたルートやグレードを追いかけ過ぎると、モチベーションも下がるので、新たなトレーニングへと向かった方が良い。)

・ボルダー
・新しいテクニック習得
・持久力トレーニング
など


実際的には

・①の期間は、ほぼ毎日登っても、体は壊れにくい
・②の期間や、通常トレーニングの登る日数は、自分なりにレスト日を入れて
・運動を休止、もしくは激しい消耗(長期雪山や海外登山、など)が原因なら、①が重要
・他の運動はやっていて、体調は良いなら、①の期間を0日にしても良い
・あまりにも体調が悪い日は、超低負荷(垂壁のトラバースなど)でウォーキングくらいに体を暖めて、1時間くらいで帰るのもアリ

これは、あくまで原則。
たとえば、真面目に①を2週間、②を1週間とかやってると、③に行くまでに時間が掛かってしまいます。

「リハビリは、しっかり確実に」
というのが世の中の常識でも、経験上は③までの期間を如何に短くするかが重要な気がしてなりません。

ただ、あんまり焦って③に行くと、体を痛めたりするんでサジ加減が難しいですね。


具体的な講習内容
・ネコ足(体がブレる癖、について)
・肩の脱力(体を上げるときに、引き付ける癖について)
・2手連続で焦って動くのは、良くない

さあ、SMさんもしっかり調子を戻して行きましょう。

2013年1月22日火曜日

講習を、遠目で見る方法

1月22日(火)、またもや独りで奥利根スノーパーク。
ようやく、スキーを始めて7日目です。

ちょっと飽きてきたかな。
同じコースで、午前も午後もスキースクールをやっていたので、それを遠目に見ながら練習。

講習している様子は、

①口頭、身振り手振り、最後に生徒に体を動かしてもらって、説明する
②インストラクターが、見本として滑る
③生徒が、それを真似して滑る(それを講師がチェックする)

という流れを繰り返すもの。
講師が教えるポイントは、

・姿勢は、こんな感じで
・ストックの位置は、こんな感じで
・体重移動は、こんな感じで

みたいな話だろうと、前回受講して分かりました。

「上手くできると、(主にターンで)安定性や滑らかさがアップしますよー」
というのが、初心者講習の流れ。

で、講師がそれを大袈裟に強調して、見本を見せます。


会話は聞こえなくても、
「あー、たぶんこんな感じのことを強調したいんだろーなー。」
というのが伝わって来ます。

タダで申し訳ありませんが、見えちゃいますからね。

<リフトから、本気で観察>
さらに、生徒もそれを強調して練習するので、見ていて分かりやすい。

1人練習は、話し相手もいないので、リフトは上手い人を観察するだけ。
講習をタダで遠目に見られるのは、ラッキーな環境。

真似をすると、たしかに安定性がアップすることもあり!

でも、自分でクライミング講習していて思うんですが、盗み聞きは誤解のリスクもありますよ。
身近な上手い人に、直接聞いて確かめると、モアベター。
身近に誰も居なければ、やっぱり講習受ける他はありません。

<生徒が明らかに何か同じことを意識しているのが、伝わって来る!>
具体的な練習内容
・初心者コースを40回(短いルート)
・中級コースを7回(長いルート)

初心者コースなら、かなりパラレルっぽくターンが出来るようになった気がする。
緩い傾斜で、完璧に圧雪された斜面(5.7くらい?)なら、滑らかなムーヴが意識できるくらい。

中級コースは、一応パラレルっぽいターンではあるけど、3ターンに1回は軽く暴走・・・。
で、10ターンに1回は転倒するレベル。
しかも、たったの7回で太ももはパンパン。

とりあえず、
・中級コースまでで、ターンしたい場所でターンできるようになる

のが、現実的な目標という気がしてきました。
エセっぽいパラレルからは、当分抜けられそうもありません。

そろそろ、山スキーの扱いの練習も並行して始めましょうか。

お知らせ

1.
明日、水曜日の夜、19時30分からのジム講習の枠がキャンセルになりました。
急すぎて、誰も居ないかとは思いますが。
もし、何か受講したい方が居たら、御連絡お願いします。

2.
2月末の講習が、アイスクライミング体験に変更になりました。
これに限らず、ときどき講習のキャンセルや内容変更がございます。
お時間のあるときに、カレンダーを覗いてくださると、都合の良いのがあるかもしれません。

3.
4月末は、大幅に休業日を増やしました。
先日の剱岳での遭難、4人中3人が知り合いでした。
特に、2人は親しかったので、雪融け後の捜索に少し協力したいと思いまして。
御迷惑お掛けしますが、よろしくお願いいたします。

2013年1月20日日曜日

スキースクールを受講

1月18日(金)は、またもやスキー練習にて、独りで奥利根スキー場。
前日から、居残りです。
この日は、K島嬢からの強いススメで、スキースクールを受けて来ました。
「変われる今のうちに、正しいフォームを!」

ということだそうです。

で、インストラクターの教え方がメチャクチャ上手かった!

・理屈
(体をどう動かすと、板がどういう形になって、雪面にどういう力が加わるのか)

・体系化された技術習得の順序

・短時間で、弱点を見抜く、教え慣れ

どれも
「私のムーヴ講習なんかじゃ、負けてるかも」
というレベル。

帰宅して、そのインストラクターさんの名前を検索しても、全くヒットせず。
むしろ、奥利根のスキースクールにおける看板インストラクターは、別の人だそうです。

さすが、スポーツとして成熟してるからなんでしょうか?
スキーのインストラクターは、ハイレベルですね。
具体的に習った内容

・胸は、常にフォールラインに向けるような意識
・右にターンするなら、右下のスペースに飛び込むような意識で体重移動すると、自然と体が反応してターンの動きになる
・今のカービングスキーでは、谷足荷重はそれほど意識しなくて良い。まずは、全身の重心移動を重視すべき。
・膝は必要以上に曲げず、楽な姿勢でO.K.
・姿勢は、他のスポーツ同様に背筋を伸ばして。これからジャンプするような、動きやすい態勢がベスト。
・ターンのときに、内足が行き過ぎてしまい、それをカバーしようとして内足が変な動きをする癖がある。ターンの最初に、外足を前に出すようにしないと、外足の方が大回りなので帳尻が合わない。
・ストックは、今の段階では意識しなくて良い。ストックは飾りだと思って、両手を広げ、平均台を歩くように地面に手首を向けて滑ると良い。
・実際に、歩くようにして荷重位置を確認する練習方法あり。(ただし、メチャクチャ難しくて、出来なかった)
・ターンで、一瞬、急ブレーキを掛ける癖がある。できるだけ、滑らかな円弧を描くようにする。
・両足荷重すると、エッジが効かなくなるため、板は自然とフォールライン方向に落ちていく性質がある。
・斜面に垂直に立つのが、板をコントロールする上でベスト。ゆえに、傾斜の強いコースほど、前傾姿勢になる。
・新雪は、柔らかく扱う。急ブレーキ、急ハンドル、後傾姿勢は、転倒のもと。

同じような職業だからでしょうが、僕にはインストラクターさんの気持ちがよく理解できたと思います。
「なんで、そんなに凄いスピードで分かるんですか?」
と、何度も褒められました。

技術的なことよりも、

「これは、将来のために直した方が良い癖」
「今、意識した方が良い技術。もっと経験を積んでから意識した方が良い技術。」
「癖になるまで、100回以上は滑らなきゃいけない技術」
「聞かれても、今のあなたのレベルでは頭でしか分らないので、深入りしないで欲しい技術」
「これは理屈より体感して欲しいから、ツベコベ言わずにやって欲しい場面」

みたいな教える側のニュアンスが、全部分かるんですよね(笑)。

決して運動神経が良いとは思いませんが、「講習受講スキルだけは、上級者クラスだ」と自分で思いました(笑)。
これだけ練習すべき宿題を出されて、1時間半のレッスン3,000円なら、安いですね。