今回、登山中に、富士講の話を要所要所に散りばめてみました。
富士講というのは、江戸時代の富士山信仰登山の形態です。
大雑把に言えば、
「町の中で富士登山のためのグループがあり、その中でお金を出し合い、毎年富士登山に行くメンバーを出す」といったシステムです。
そのグループの中には、先達と言われる登山リーダー的な人が居たりもします。
この流れに沿って、登山中に
・吉田口は江戸から最も近かったことなどからも、富士講の名所旧跡が多いので、紹介する
・当時と現在の登山の違いなど、お客様に興味深い話を紹介する
といった観光案内が出来ます。
富士登山ツアーのガイドは、何人もがリタイヤするという"切羽詰まったサービス業"です。
が、タイミングを測って観光案内をすれば、ギリギリの人からも喜んで頂けることを再認識。
苦手分野ですが、少し勉強するモチベーションが沸きました。