2012年12月2日日曜日

読図講習を楽勝で終えられるパターン

12月2日(日)は、奥多摩の川乗山にて、読図講習。
半年ぶりに講習参加の女性UYさん、常連女性ODさんの2名。
UYさん、今回の切っ掛け。

・普段から、休みは山歩きに出かけているそうですが、実は地図が読めないのが頭が痛いところという話。

しかも、後から聞いたら

・八甲田山の山スキーで間違った沢に降り、遭難しかけたこともあるとか!

(最近、ゲレンデで上手い雪山未経験者がバックカントリーに出かけることも多く、時々耳にする話のパターンです)

<昨日は、城ヶ崎でもヒョウが降ったしなぁ。1,000m以上は、こんな様子。>

そして、ODさんは自立への第一歩として読図講習を志願して下さいました。

それもまた、素晴らしい。
で、結果から言うと

UYさんはアッと言う間に理屈を理解して、
下山の道なき尾根での実践演習は、半ば先導者。

しかも、百点満点に近いルートファインディングで下山しました。
褒められたことではありませんが、

・実際、地図が読めない状態でも山を1人で歩いている人
・道迷い遭難未遂をしたことがある人

なんかは覚えが早い!

最後は
「(読図って)簡単でした」
というコメントが出る状態(笑)。

今後の山歩き、バックカントリーに活かしてください。
具体的な講習内容
・尾根と沢
・次の目標の定め方(コル、小ピーク)
・次の目標までの先読み(標高差、尾根か沢かトラバースか、傾斜)
・コンパスの使い方
・実践練習(道の無い尾根を降りる)

ODさんは、さすがに今回1回でマスターとは行かない様子。
ま、それが普通だとも思います。

今後は、登山道でも地形図を開いてみてください。