7月7日(木)は、マルチピッチリード講習にて、ミズガキ。
女性HSさん、女性HMさんのペア。
<久々にミズガキで講習>
外傾テラスでも、頑張って立って、ビレイ点作業してしまう傾向にあります。
<1P目>
有名な事故パターンだと、セルフビレイにテンションを掛けていないと、うっかりセルフビレイを外すという件。
<フォロー中>
だから、間違いを減らす意味で、敢えてテンションを掛けておくのは便利なことも多いのです。
(講習用語の“テンションの移行”というのは、もともとセルフにテンションが掛かっているから移行と呼んでいるのです。)
分かっちゃいるけど、セルフビレイにぶら下がるのが怖い、という心理・・・。
<荷上げを交えつつ>
特に、足場が狭かったり、外傾していたりすると、便利です。
で、テンション掛けていないと、これも難易度が上がります。
<2P目>
<3P目>
本日も、2P目のビレイ点で、この件に遭遇。
本人も「私は、テンションを掛けたがらないんですね。」と痛く感じていました。
でも、4P目のビレイ点では、またしてもノーテンションでの作業でした(笑)。
<フィストクラック>
ちょっとずつ自覚して、テンション掛けた方が便利なことが多いということを、身体に覚えさせるしかないでしょう。
<4P目>
自分の人間性を知る、という方も多いです。
心のダメージと折り合いをつけながら、ちょっとずつ進化して頂ければ、何よりです。
<途中でバテて、リード交代>
話は変わりますが、2人はプロテクションさえ取れれば、マルチでもショートルート並みに安心して頑張る、という能力は高いと感じました。
本日も、難しめのピッチを十分に楽しんでいたのは、私としては1つの安心材料です。
何度もテンション掛けたり、リード交代したりしながら、どうにかムーヴ解決して楽しんでいました。
なぜか、マルチだと異常に怖がる人も多いんですよねー。
<再度、HMさんにリード交代>
<空は青い>
<フォローのHSさん>
<なんとフォローは、ノーテン>
<ここまでで降りることにしましたが、御満悦の様子>