7月8日(金)は、クラックリード講習にて、湯川。
男性OMさん、女性IUさん、復習参加の女性KIさん。
2010年ごろと比較しても、講習生の層は大分変って来たなぁと感じています。現在は、月に1日or2日程度の受講で、1~2年通ってくださっている方が一番メインで来た下さっている印象があります。
1年~2年でマルチ講習を受けている方もいれば、岩場リードという方もおります。
ペースは、それぞれです。
私のイメージする講習の健全な姿で、目標にしてきたので、ちょっと達成できて嬉しいです。
※1~2ヶ月の間だけ、集中して何日も受けるというのを否定している訳ではありません。むしろ、それが有効なときもありますし、過去に上手くなった方にもそういう利用方法も多かったです。
講習と自主練習のバランスが自立したクライマーを育てる、という私の考え方の話です。
OMさんが、月1回程度をとても上手く利用しているような気がしていたので、帰りがけに聞いてみました。
①覚えたことを反芻する時間が欲しいので、そもそも間を空けたい。
講習中は、割とイッパイイッパイで頑張っているため、反芻する余裕までは無い。
②予習は、本の該当ページを読み返すくらい。
どの本を読んでも、書いてあるのは似たようなこと。しかし、1回ごとに体験してみて「あー、そういう話か。」と分かることが多い。
③ルートの予習は、なるべくしない。
例えば、デゲンナーのカム番手とか、ネットで調べれば幾らでも情報収集できそう。
ただ、初見でやってみて反省した方が、講習効果が上がりそうな気がする、とのこと。
本人が気にしているのは、この程度でした。
でも、割と順調に講習内容が進んでいる方だと思います。
特別なトレーニングを積んでいる訳でもなく、普通に平日ジムで登って、岩場日数も多くはありません。
クライマーにとって、練習量には限界があるので、質こそが重要なのではないかと思うのですよ。
特に、数やれば上達するような初心者やら、運動能力高そうな子どもでない限り。
質より量作戦は、初心者には効果的だとよく聞きますし、たしかにそんな気がします。
ただ、量より質作戦は、伸び悩みが少なくて良いみたいです。
<フォーサイト>
・いつもの流れは割愛
・疑似リード(OMさん、IUさん)
・実践本気トライ
KIさん:フォーサイト(5.10a/b) R.P.。通算3日目ぐらい?