9月29日(土)は、ロープワーク講習。
女性IUさん、男性NSさん。
本日、懸垂下降と登り返しの切り替え作業をやっていて、2時間ほどが経過。明らかな成長曲線が一旦終わり、ここから先は徐々にしか伸びない、というタイミングが訪れます。
私から見ると、「切り替えでマッシャーだけに命を預けるタイミングが出ちゃうことが多くって、岩場でやらせるのは不安だなぁ。」という状況。ただ、とりあえず基本は理解している様子。
正直、もっと完璧になるまで練習させたくなります。
一方で、登り返しの練習はそれなりに疲労することもあり、そこそこで切り上げないと嫌になりそうだというのも経験則としてあります。
今回は、割り切ってここで終了。
休憩後は、ビレイ点でスリングが尽きたとき対策の、メインロープでのビレイ点作りに話を移しました。それも、1時間半ぐらい?
さて、講習後に感想を尋ねると、やはりメインロープのビレイ点の話が面白かったそうで。
この話って、知らなきゃ知らないでリスク回避できるものです。
が、パズル的で知的好奇心を刺激してくれるし、ちょっと便利で得した気分になる、なかなか楽しいロープワークだと思います。
やればやるほど、人間は細かくなります。この話だと、私が(笑)。
今回に関しては、純粋に事故確率を下げたいから。
ムーヴ練習が細かくなるのは、見るからにムーヴや本気トライ戦略が雑なのに、「フィジカルが足りない」という感想を講習生の口から聞くのが気になるなど、色々。
その他、もろもろ。
あまり細かくなりすぎるのも考えものですが、とってもとっても気になるのものなのですよ。
まぁ、これも私の人生のテーマの1つでしょうか。