2022年4月5日火曜日

落ち方

3月20日(土)、21日(日)は、自分のクライミングにて野猿谷。
カメチヨと。

もはや、講習記録を書き連ねることに、体力的にも限界を感じてきたので、少しスタイルを変えて行こうと思います。
コロナで、講習生の写真が使いにくいなどの事情もあります。

本日は、落ち方。
たまたま撮影してもらった動画が、完登していないシーンが多かったので、少し集めてみました。

1つ目は、ヒールするか、普通につま先で踏むか迷うぐらいのマントル。
ヒールだと安定するし、手を返すタイミングでの手首の痛みも無いのですが、フォール時にヒールを解除しにくいリスクがあります。
結局、このトライでは手を返すタイミングでバランスを崩しかけたので、早々にヒール解除してギブアップ気味にフォールを選択。

動画にはありませんが、次のトライはつま先で踏んでマントル成功しました。
<落ち方考察①>

2つ目は、ホールド欠損。
スタートがインバージョン(上下の反転)なので、ルーフ奥にマットを敷きたくなります。実際、出だしで落ちたトライも何トライかありました。
ただ、結果的にホールドが欠けて落ちた際は、肩から上(頭部も含む)がマット外に出てしまっています。(実際には、マットに背中が当たるのが早く、痛みは全く無かった。)画面右下に見える岩には当たりそうも無いので、死亡リスクまでは感じません。
しかし、土に頭をぶつけたとしても、脳震盪っぽい状況が予想されるので、やはり危なかったと確認できます。
マットは、もう少し手前に敷くべきだったと思います。

<落ち方考察②>

<②の完登時>

3つ目は、インバージョンからのギブアップ。「誰でも普通こうやるよね。」という感じ。
下地に岩があるので、マットがあっても不意落ちはかなり厳しいです。しかしながら、実際にはフォールはしにくく、ムーヴが起こせなくなってギブアップ気味に落ちるのが通常、という都合の良い課題です。

こちらは、今回は登れなかったので、次回の宿題。
<落ち方考察③>

動画で、落ち方に着目する機会って、あまり無いですよね。
自分自身が登るときは、相当気をつけているのですが。
パターン毎に傾向と対策を考えることもできますが、結局は「その都度考えることを止めない」ことに尽きる、とも思います。

オマケ① トポに無いラインで、インバージョンの基礎練習。
<オマケ①>

オマケ② 多少苔があっても、一時間ぐらいで掃除完了するのが、こういうボルダーの楽なところ。