2021年1月18日月曜日

ムーヴをもっと教えたい

1月5日(火)はムーヴLv.0にて、女性IGさん、男性MBさん。
1月6日(水)は岩場リード講習にて、女性HNさん、男性UDさん、男性STさん、女性MHさん。
1月7日(木)はムーヴLv.1にて、男性YDさん。
1月10日(日)は、岩場リード講習にて、男性STさん、新規男性MZさん。
1月11日(月、祝)はジムリード講習にて、女性YOさん、復習参加の女性KDさん。
ムーヴについて、より深く講習したいと、常々感じています。

5.12どころか5.13をR.P.するような人でも、壊しそうなフォームの人もいれば、全くと言っていいほどオブザベが出来ない人もいます。
最近、知り合いだけでも1人や2人ではなく、岩場でも色々な人を見るので考えさせられます。
(オブザベ能力は皆無でも、ハングドッグからのムーヴ暗記は案外大丈夫、という人も結構多い。)

そういう人とは、「あそこのムーヴって、〜〜するか、××するか迷うよね。」とか、「小さいと、ここが不利だけど、あそこは有利っぽいよね。」とか、会話ができず、寂しいものです。
また、ムーヴ解析力が低いと、「あそこのムーヴは、失敗すると〇〇っぽい感じでフォールするから、そんなにランナウトしてなくても受け身が難しいよね。」という会話にもなりません。
一方で、僕も最高R.P.グレードが5.13aなので、彼らの方が優れていることもある、というのは間違いありません。

・私の体重が重い
・女性のカチの保持力がルートによっては非常に有利
・人によっては、体幹トレーニングなどを非常に真面目にやっている

といった分かりやすい項目が全てなのか、それ以外もあるのかは不明です。
ちなみに、強いボルダラーがリード初心者ながら5.13を登るような場合は、オブザベや落ちる態勢の会話は弾みまくりです。
他のリード所作(様々なリスク認知、など)は初心者なのですが、そこだけは楽しめます。
ムーヴ解析力が無くても、5.13ぐらいのR.P.はできるのかもしれません。
「身体を動かして、気付いたら正解ムーヴになる。」という繰り返しは、子供の運動学習に近いものがあります。
(そして、それは完全否定されるものでも無い。)

でも、クライミングって、ムーヴを考えるスポーツだったような気がします。
高グレード(特にR.P.)を目指すことと、必ずしも完全一致はしないかもしれません。
しかし、クライミングを楽しむ上で、核になるのはムーヴでしょう。

オブザベ、フォーム、丁寧さ、といった言葉に集約されますが、どれも奥深くて終わりが見えません。
それが分かるだけに、経験者ほど講習には来ないというのも理解できます。

ただ、オブザベ段階から「このルート、ムーヴが(ありきたりでは無いから)面白そう。」と言えるムーヴ予測力があるだけでも、クライミングは楽しくなると思います。

2021年1月13日水曜日

快刀乱麻R.P.

1月4日(月)は、二子山。
わたルンルン先生と。
<アップは、祠エリアで>

何年か前にトライして、ムーヴが出来なかった快刀乱麻。
ヨレた状態だったのを後悔し、次回はフレッシュな状態と心に決めていた課題です。

そのとき持っていた100岩だと5.11c。
PUMPトポだと5.11d、関東周辺だと5.12a。

5.11cだったものが「さすがに辛いっしょ!」という意見が一定数ある、という感じでしょうか。
<本日は、快刀乱麻で知り合いとセッションできた>

実質、出だし数メートルのボルダー課題。
悪魔の指の裏側で完全レストできるため、上部セクションとの足し算は、ほぼ無意味。(少なくとも、R.P.に関しては。)

二子で、ちょっと人気が無いのも理解できます。

R.P.の場合、繋げ核心のルートでは持久力が試され、こういうルートはボルダー能力勝負になるからでしょうね。
「繋げ核心のルートを、通ってR.P.する。」というのが、二子の王道みたいな雰囲気ありますし。
<振り返るな(5.13a)をトライする、ルンルン先生。あとチョット。>

具体的に登ったルート
・孫悟飯(5.10c) 再登
・話がピーマン(5.10a) 再登
・快刀乱麻(5.11c〜5.12a) 1トライ目で、ハングドッグしてムーヴばらし。2トライ目にてR.P.。通算2日間。
・ホテル二子(5.11c) 再登
・オララー(5.11b) 再登(前回、惜しいところで落ちたのが心残りだったが、今回も相当際どくなってしまった。)

「とりあえず、心のシコりが1つ取れた」という1日でした。
次に行きましょう。

大堂へ

12月26日(土)〜1月2日(土)は、城ヶ崎&大堂海岸。
カメチヨ、WNさんと。
<この日は、ひたすらユマーリングするWNさん>

西日本の予報が微妙につき、初日は城ヶ崎。

先日チークボーンのために訪れた「あかね」を再訪。
ユマール練習を兼ねて。

まぁ、大堂に行っても、モンキー以外は割と山っぽいイメージですしね。
<トポに載っていないワイドをトライする、カメチヨ>

具体的に登ったルート(その①)
・トポに載っていないワイド(体感5.10a、上部で大味に合流) O.S.
・大味(5.10a) O.S.?(上部は再登)

2本しか登ってないんですが、どちらも結構な時間が掛かり、充実してしまいました。
改めて、身の程を思い知るという展開に。
<昼寝>

<夕方の最終トライ>

<夕方のユマーリング>

2日目は、大堂までの移動。
3日目は、東のエリア。
<東のエリア>

アプローチを当てている自信なく、「あるクラックを適当に登ろう。」という覚悟で懸垂下降してみると、案外当たっていました。

100岩にはルート1本だけの紹介ですが、実際には少なくとも何本か登れそうなクラックがあるという情報がありました。それも頼りに、各自適当なクラックを登ります。
<ルート名不明のハンドクラック(5.8?)でアップするカメチヨ>

<東のエリア>

<トポに載ってないクラックを登るWNさん>

<結構脆い>

<抜け口は脆すぎて、トップアウトを断念>

<エイドダウンで、無事に帰還>

<青い悦び(5.9)をO.S.するカメチヨ>



<例のハンドクラックをO.S.する、WNさん>

具体的に登ったルート(その②)
・ルート名不明のハンドクラック(体感5.8) O.S.
・クレオパトラ?(5.10c?、フィンガー系) R.P.2トライ
(「5.10中盤のプロテクションが良い課題で落ちちゃった」と言いたいところですが、最近の自分の戦績を振り返ると、妥当な結果なんじゃないかと思います。)
・黒い悦び(5.11a、ワイド系) R.P.2トライ。
 散々悩んだ挙句、足先行で出撃するも、トラバース終盤にヒール&トウが抜けてきてギブアップ。ハングドッグ後に、フェース主体、ワイドはレストやカムセット態勢に使う程度、というムーヴ構成でR.P.。
4日目は、未公開エリア。
終了点を含めて残置物なしの、完全トラッドエリア。

トポをいただいたものの、やはりアプローチで迷ったり、終了点工作に悩んだりしつつ。
<結構怖い系の5.10bをO.S.するカメチヨ>

<5.9をトライするWNさん>

<残念ながらテンション>


<そして、夕方に2撃>

具体的に登ったルート(その③)
・5.10b O.S.
・5.9 フラッシュ
この日は連登だったので、これで満腹気味。
<アプローチを登り返す>

5日目は、レスト。
<WNさんの希望で、足摺岬を再訪>

6日目は、雪のためレスト。
駐車場探し、別アプローチ探しなど、を半日ほど。

7日目は、彫刻岩周辺へ。
<お座敷エリアの下を歩く>

しかし、寒波の影響で小雪が舞ったり、風が冷たかったり、コンディションは劣悪。
さらに、アプローチの岩も濡れていて、結局彫刻岩の下まで辿り着けず。

例によって、適当に見つけたクラックを登るという展開に。
<寒さで体調不良になって敗退するカメチヨ>

<ハングドッグしてムーヴ解決するWNさん>

<1本を登るためだけに、懸垂アプローチするルート>

<さらに、フォローしてもらう必要もある>

<斜上クラックを2撃するWNさん>

具体的に登ったルート(その④)
・彫刻岩の左にあるハンド〜フィストクラック(体感5.8、終了点が無いためクライムダウン回収) O.S.
・写真の斜上クラック(体感5.8) O.S.
・写真の懸垂下降して取り付いたクラック(体感5.8) O.S.

そして、8日目は東京への移動。

目ぼしい成果も無いですが、色々できた気もする4日間のクライミングでした。

2021年1月9日土曜日

夜の二子

12月24日(木)は、自分のクライミングにて、二子。
S本先生、わたルンルン先生と。
<5年ぶり(?)の弓状>

S本先生は、夜の二子が好きだと言います。
人もおらず、案外暖かいことも多く、雰囲気も良く、ジムのようにルートは横並び。

昼間の本気トライが終わってから、ヘッデンで何本か追い込みトレーニングをするのが、とても楽しいそうです。
曰く、明るいヘッデンを用意することが、大変重要だそうで。

<手慣れた感じ>

この日は、僕は「火の鳥(5.12a)」をトライ。
昼頃にオンサイトトライして、ダメダメ。ハングドッグして、ムーヴ解決。
15時過ぎに、2トライ目を出すも、全く回復しておらず敗退。

ヘッデン覚悟で、16時30分ごろに最終便を出したら、序盤で落ちたもののオンサイトトライからの回復を今更の時刻に実感(笑)。
<昼間は、5.13に取り組む>

ここで、暗い中をヘッデンとロープを持ってやってくるS本先生。
「久々に、火の鳥やってみようか。」という雰囲気。
一発での再登とはならないながら、サクサクとムーヴを再現。

その雰囲気に乗せられたルンルンも、闇夜の火の鳥セッションに参加。
(S本先生は、「盛り上がって来たねー。」と大喜び。)
1年前に惨敗したルートですが、日中に本気トライをした挙句、ヘッデンでのハングドッグでもムーヴが分解できる自身の成長に感動していました。

続いて、S本先生がヘッデン2回目にて再登。
(僕にレスト時間をあげようと、再登なので先に登ってくれた。)
<夕方>

と、ここで闇夜でレスト時間を十分もらった私も、ヘッデン2トライ目(通算4トライ目)。
2人のムーヴを参考にしつつ、R.P.できました。
こんな時間にセッション効果があるなんて!
<夕方の本気トライが一番好きだ言う、ルンルン>

さらに、ここからルンルンのヘッデン2トライ目。(さすがに、完登ならず。)
パラパラと小雪も舞い始め、二子のクリスマスイブを祝うようです。

S本先生は、5.12前半を追加で2本。
僕とルンルンは、追い込みでオララー(5.11b)をトライ。
結局、20時まで遊び尽くすという、一番日が長い時期のような時間感覚。
本日の出来事は、「神の宴(うたげ)」として、私の心に深く刻まれたのでした。
<「盛り上がって来たねー。いいねー。」>

<「夜の二子、意外と良いでしょ?」>

具体的に登ったルート
・ワーカーホリックの右隣?(5.10c?) 再登
・悪魔のエチュード(5.10a?) 再登
・火の鳥(5.12a) 4トライにてR.P.
・オララー(5.11b) 追い込みで再登しようとしたら、最終ボルト上でテンション。

まぁ、数としては大して登ってないんですけどね。
僕は、特に昼間にほとんど登らなかったから(笑)。

2021年1月5日火曜日

質問に答える

12月21日(月)は、岩場リード講習にて、湯河原。
男性AHさん、男性SHさん。

12月23日(水)は、リード1回目。
男性YKさん、男性ONさん、女性YOさん。
湯河原で2人に
「小川山よりピッチが短い(ボルト間隔が近い、の意味)ように思えるんですけど、全般的にそうなんですか?」
という質問をされました。
答えは、Yesだと思います。
もちろん、ルートによって逆転現象はあるにせよ。

次に、なぜそうなったのか、という背景を考えずにはいられません。
「クライミングとは、(クライマーとは、)かくあるべき」という目標像の違いを感じずにはいられませんが。

最後に、それが数十年経った現在の我々に、どんな影響を与えているのかを考えずにはいられません。
当時のスピリットを継承できてはいないにせよ、我々に何かしらの影響はあると思います。
湯河原に集まる人と、小川山に集まる人が、完全に重複しないことにも、意味があるのでしょう。

実際、現代の我々は、「かくあるべき」姿とどの程度の距離にいるのでしょうか。
2人が、ちょうど岩雪のバックナンバーやら、杉野さんの文章を読み始めたところだったので、ちょっと盛り上がったのでした。

2021年1月3日日曜日

2月の予約受付

明けましておめでとうございます。
今年も、どうぞよろしくお願いします。

1月6日(水)の21時より、2月分の予約受付を開始いたします。

どうぞよろしくお願いします。