昨夜、今シーズンの富士山ガイドを終えて、帰宅しました。
最初の2年は、フリーターだったこともあって、半分以上は稼ぐことが目的でした。
ただ、今やガイド修行のために行っております。
昨年からは、装備や行動食なんかは、
「富士山のため、投資は惜しまない。」
という方針に(笑)。
なんで、トータルで見ると、普段より稼いでいないような・・・(笑)。
今年の成果、まとめ
①ガイディング
今シーズンも、残念ながら自分に目立ったガイドミスがありました。
ここで、詳しく書くようなことでもありませんが。
ガイド仲間で検討した結果、自分とは違う見地からの反省点が得られたのは、良かったです。
②人生経験
山小屋や旅行会社、その他の富士山で働く様々なスタッフと関わります。
これも、一般社会人としての経験がない僕には、怒られながらも良い経験値となっています。
今年の成果としては、気を遣うのが、少し楽になったことでしょうか。
③新人~数年目のガイドへのアドバイザーとして
これだけは、確実に、バージョンアップしている自分を感じます。
技術そのものよりも、考え方を教えるというのが、マルチピッチリード講習に似ているからだろうと思いました。
登山やクライミング技術ではなく、ガイディングを検討するというのが、なかなか新鮮です。
④登ること以外での、山との関わり
富士山の歴史、地質、植物などを、お客さんに小話として話します。
そういったことを勉強するチャンスは、富士山をやっていなければ、一生なかったかもしれません。
昨年ぐらいから、ちょっと勉強が楽しくなってきたのが、最大の収穫でしょう。
ちなみに本日は、早速ランナウトでリハビリクライミングしましたが、久々のクライミングは疲れて仕方ないですねー。
まずは、じわじわ復活します。