3月10日(金)、11日(土)は、クラックリード講習にて、城ヶ崎。
初日は、新潟の女性NBさん。
2日目は、NSさん夫妻、EMさん、復習参加の女性KIさん。
いまさら感があるのですが、カムセットの説明に図を投入してみることに。
といっても、講習生が持ってきたメモ帳に、その場で手書きする程度。
「この場所は、奥がパラレルで、手前がフレアしているから・・・」
みたいな説明を、身振り手振りで行うよりは、ちょっとマシかなという程度。
<ムーヴ練習が楽しくなって来たNBさん>
下図の意味。
左上から数える。
①パラレル
②手前がフレア、奥はパラレル
③オフセット
④奥が奥開き
⑤全体的に奥開き
⑥全体的にややフレア
⑦全体的に30度くらいフレア
⑧全体的にフレアだが、奥ほどフレア具合がマシになる
⑨全体的にフレアだが、奥ほどフレア具合がマシになり、一定以上の深さはパラレルに見える
⑩全体的にはパラレルに見え、若干の凹凸がある
⑪概ねパラレルだが、顕著にクラックが広い部分がある(その場所にカムが収まれば、入口も狭くて抜ける心配もなく、奥も狭くて歩く心配もない)
⑫入口は狭いが、奥はパラレル
⑬概ねパラレルで、顕著な突起がある
⑭概ねパラレルだが、隠れた空洞があって、うっかりカムが開ききってしまう可能性がある
×印は、セットされたカムの位置。
この場所って、どうなんでしょう?
リスクは高め?それとも結構大丈夫?という問いかけに使用。
岩の形状を記号化すると、説明は分かりやすいような気がします。ただ、実際の岩を見て
「この辺なら、カムが効きそうだな。」
と洞察する能力は、1日にしてならずです。
<湯河原で修行中のNS夫妻>
この図に過剰に期待されても困るので、念のため。
ちなみに、手前が狭い形状だと、ボトミングっぽくカムセットできるので安心がありますが、セットや回収が難しいことも多いです。
NS夫妻も、EMさんも
「いくら効くって分かっていても、回収が心配で突っ込めない。」と盛んに話しておりました。
これは、練習時間が必要そうですね。
<地上でのカムセット練習>
<さすがに、パープルシャドウは簡単に感じたKIさん>
<暗くなりました>