2017年3月7日火曜日

好条件すぎる?

3月4日(土)、5日(日)は、雪上訓練Lv.1-AおよびBにて、谷川岳。
全員新規で、NS夫妻、女性IUさん、男性KBさん。
<初日は訓練>

この2日間、天気は快晴でした。

トレースもバッチリで、ガスに巻かれることもなく、小雪が舞うことすらなく。
気温も高く、帽子や手袋なしで行動できる、春の陽気という時間帯もありました。
<快晴!>

雪山が初めてだという皆さんは、
「ありがたいけど、山をなめちゃいそうで、心配です。本当は、少しツライぐらいの方が良さそう。」
と、何度も何度も言っていました。

「谷川岳を登って、自信が付いた。」
と言うよりも、好印象です(笑)。
<本人達の希望で、スタートからアイゼン装着>

今回参加の皆さん、本格的な雪山は初めてですが、軽アイゼンで登れる登山は経験があります。
特に、KDさんは金峰山に登って、突風に恐れをなした経験もあるそうです。そして、危機意識が高まったそうです。
<春の陽気>

谷川岳は、初心者にとっては憧れの山かもしれないし、実際に悪天時には厳しい山だと思います。
金峰山は、雪山と呼ぶには少しイメージが弱いかもしれません。近郊の山に、毛が生えたようなイメージでしょうか。

でも、谷川岳を好条件で登頂するよりも、金峰山で強風に吹かれた方が、登山者としてはレベルアップするかもしれません。
<国境稜線>

雪山は、好天が真の姿なのか、悪天が真の姿なのか。
好天で登ってこそチャンスを掴んだと言えるのか、悪天で登れてこそ真の実力なのか。

悪天すぎると、どんなエキスパートでも死んじゃいそうです。
でも、好天しか登れない登山者は、それはそれで弱々しいイメージですし、次のステップに進めないような気もします。
<トマノ耳にて>

とりあえず、今回は好条件で終わってしまいました。
もちろん、景色は最高で、楽しい1日でした。

どうやって、今後のスモールステップを組み立てるかは、本人の試行錯誤の見せどころですね。
<好条件すぎて、オキノ耳にも人だかり>

ではでは、また御縁があれば、よろしくお願いします。
読図講習は、チャンスがあればオススメいたしますよ。
<オキノ耳に、無事登頂!>


<ちょっと、富士山っぽい人の多さ>




<谷川岳に別れを惜しむ>