12月8日(土)は、クラックリード講習にて、城ヶ崎。
女性Mさん、女性ISさん、女性MKさん、男性KTさん。
講習の帰り道、KTさんが「判断がフローチャートみたいに分岐して行くので、自動化できるぐらいじゃないと厳しいような気がしました。」
という感想。
ムーヴの難易度、カムの効き、ランナウト具合、カム位置がムーヴの邪魔になるか否か、などの要素に関して、色々と思ったようです。
参考までに、落ちる可能性とプロテクションの効きだけに絞って、簡易版のフローチャートを書いてみました。
KTさんは、こういうのが多岐に渡るんだろうというのをイメージしていらっしゃるようです。
すると、MKさんが
「フローチャートも、単純にYes/Noじゃなくて、グラデーションみたいになっている感じじゃないですか?」
というコメント。
前述の落ちる可能性もそうですが、カムの効きに対する自信だって似たようなものです。
こんな感じにしてみました。
(「テンションであっても、1本目が抜けると2本目には動荷重がかかる」など、どうしても異論が出そうな図にはなると思いますが。)
さらに、実際にはバチ効きと思ってもヒューマンエラーを考えると、落ちる可能性が高いときは固め取りをしたくなるなどの要素もあります。
さて、これについて実際にどう情報処理するかが難題です。各項目に点数化して、足し算や掛け算すればリスクを数値化できるかもしれませんが、実際のリード中には使えそうもありません。
個人的には
「評価段階を数段階に絞っておき、迷ったら悪い方に評価する。」
という風にすると、少し実践的かと思います。
私は、自分の思考を振り返ると、そんな感じです。
こういうの、リスク管理の考え方とかにありそうですよね。
その分野には素人ですが・・・。
<終了点作業に不安を感じる>
<立木の懸垂下降を復習>
MKさん:純(5.8) オンサイト