2021年10月25日月曜日

復習受講+ムーヴ講習の継続受講

10月2日(土)は、クラックリード講習にて、男性TGさん。
10月3日(日)は、岩場リード講習にて、男性KBさん、男性MBさん、男性NNさん、復習参加の女性WNさん。
10月5日(火)は、ムーヴLv.0にて、女性IGさん、男性TRさん。
10月6日(水)は、1コマ目がムーヴLv.0にて、女性AKさん。2コマ目もムーヴLv.0にて、女性NJさん。
10月7日(木)は、ムーヴLv.1にて、男性MBさん、女性WNさん、男性SBさん、女性FZさん。

スラブが苦手で、避け続けてきたWNさん。
昨年も、「ちょっと小川山での岩場リードに復習参加しようと思って。」と言って、1回参加しました。
今年こそは本腰を入れてと、3回参加しました。
そして、5.8のちょっとランナウト系ルートでも、ランナウト区間でクライムダウンを考慮しつつ登れるだけの技術が身についてきました。
(ランナウト系のルートとは言え、さすがに核心はボルトが打ってあることが多いため、そこは覚悟を決めてムーヴを起こす必要がありますが。)

また、昨年から肘の故障に悩まされ続けていたため、ムーヴ講習も月1〜2回の頻度で継続しています。
これによって、フォーム改善だけでなく、少しずつムーヴの安定感も増して来ました。
岩場において、ムーヴの安定感は精神的にも大きな余裕につながります。
これが、スラブに活きた部分もあるでしょう。

復習参加には終わりはなく、卒業のような一旦の区切りすらもありません。
ムーヴ講習も、やはり終わりはなく、10回セットのようなコース設定もしていないため、いつでも中断できます。
その状況でも学び続けるのは、何が原動力なのでしょうか?
やっぱり、事故ったり、故障したりと、痛い目に遭わないと、なかなか続かないものでしょうか。

ただ、私個人としては、卒業後も通い続けて欲しいと思っています。
最近は、初期の頃の卒業生にも戻ってきて欲しいとも強く感じています。
そして、なって欲しいクライマー像があります。

①話の分かる
リスク管理、スタイル、クライミング初級者あるある話、岩場での出来事、登山との関連性、など

②クライミングの各ジャンルをまともに登れる
ジム、ボルト、クラック(ワイド含む)、スラブ、マルチは最低限。
山寄りの人なら、残置無視・トポ無視での本チャンや沢登りも。
クライミング寄りの人なら、ボルダーも。
もちろん、O.S.トライを楽しめるような厳しめの安全管理に則った上で、R.P.も楽しんでいただきたく。

グレードは、各ジャンル5.9をコンスタントにO.S.することを目指しても、何か1つのジャンルだけに絞って5.12aをR.P.するよりも、はるかに学ぶべきことは多いはずです。
ただ、これを目指していたら、気付いたら得意分野では5.11aのO.S.、5.11cのR.P.を達成していた、というケースも十分起こると思います。

そこまで行ったら、さらにその先を知りたくなると思います。