2010年10月12日火曜日

甲府幕岩

10月11日(月)は、山梨のクライミングゲレンデ「甲府幕岩」で練習。

この岩場は2年ぶり。
前回来たときは、5.13aを登った翌週。人生最高にスポートクライミングが登れた時期でした。
(29歳にして、年寄り臭い話ですが)

その日は、オンサイト(初見・一撃のリード)最高グレードを更新。
ルートは、「アフリカ象が好き」(5.12a)。ついでに、「オンリーワン」(5.11dだが、かなり易し目)もオンサイトしたオマケつき。

今日は、色々言い訳(疲労とヌメリ)はあるものの、昔の自分には遠く及ばず。

その2本を必死こいて、ロープにぶら下がりながら、上に突破するのがやっと。

我ながら、「よくこんなのオンサイトしたなぁ」と、2年前の自分の背中を遠く感じました。
が、今は今で、着実に復調してるので、本日の落ち込みはゼロです。

具体的なルート
モカ(クラック、5.8、フォロー)、ルート名無し(オンリーワンの右のコーナークラック、体感5.9、フォロー)
オンリーワン(フェース、5.11dだが易し目と評判、2便で再登)
アフリカ像が好き(フェース、5.12a、ムーヴ解決せずにトップアウトするのがやっと)

ちなみに、一緒に行ったK島嬢は、「オンリーワン」をR.P.し、最高グレードを更新しました。グレード更新おめでたいながら、ちょっと物言いが付きやすいルートなんで、次を早く登らないと(笑)。

2010年10月10日日曜日

にわかボルダラー

最近は、暇に任せるようにジムでクライミング。
今週に限っては、緩く登った日も合わせたら、6日連続。
実質、毎晩に近いですね。

とりあえず、ダラダラ気味の練習でも、毎日登れば復活してくるものです。
徐々に復活するのに気をよくして、この数日は結構本気っぽくなってきました。

ただ、レスト日が少ないと、さすがに回復も大切です。

今夜は、久々にアイシングしたり、プロテインを飲んだり、野菜&鶏肉をいっぱい食べたりしてみました。

プロテインはよくわかりませんが、他の2つは効果を実感しますね。

富士山ガイド仲間で、トレラン世界レベルの選手の友人が、「アイシングと運動直後の栄養補給が(回復・成長に)1番効きます!」と熱弁してたのも、良い励みになります。

とりあえず、ここんとこ1週間は、ジムのボルダリングが1番の興味対象?
もうすぐで、ジムボルダーは完全復調できると確信してきました。

ジムなら、凍傷が治った足指が痛いほどのエッジに立つことも少ないですし。

冬には、フリークライミングの岩場で、成果出したいものです。

2010年10月8日金曜日

オートビレイ器、つけ忘れ

10月7日(木)の夜

ランナウト(クライミングジム)に居たら、上から人が落ちて来ました。
明らかに、結構高いところからだと分かる勢いで。

足で着地してから倒れこんだ形で、本人もビックリしたように起き上がり、事態を理解し、謝り始めました。
本人は驚きすぎて記憶が曖昧ですが、3メートル以下の墜落で、足からの着地で頭も打っていないに等しく、すぐに救急車という判断には至らず。
それでも、本人も周りも大変な驚きようでした。

原因は、オートビレイ器(1人で登るときの命綱。綱ではなく、ワイヤーだが・・・。)のつけ忘れ。
ジムの壁は10m近いので、死ぬこともありえます。

ありうることだと分かりきってて、たまに噂も聞く事例なので、私は全く驚きませんでした。
が、周りのお客さんはビビッている人もいたり。
逆に、僕も含めた店のスタッフ達は、最初だけ対応したものの、冷たいくらいに冷静でした。




思うに、危険に対する覚悟の差だと思いました。
他人の事故を見てビビる人は、自分も死ぬかもしれないという覚悟(想像)が足りないのでしょう。

僕は、普段から自分の葬式を想像しながら山に登るという超冷静な側面があります。
そんな僕でも、最初に友人が遭難死したときはショックも受けましたが、それを機会に想像はし尽くした気分です。

山に関する契約(講習やツアーに参加、クライミングジム利用規約、など)では、自己責任がうたわれますが、やっぱり最初は想像不足になります。
しばらくクライミングをしたら、自分の覚悟を疑ってみる機会があっても良いと思います。

何かの機会に、冬山を辞めてハイキング専門になった友人など、山の範囲を狭めることは多々あります。
ただ、その機会が、親しい人の死であっては欲しくないものです。
まして、覚悟を問われたらクライミングを辞めるような人がクライミングで死んだら・・・、といった可能性もあります。


ちなみに、覚悟と言っても、「めちゃくちゃ危ないことオッケー」という訳ではないです。
むしろ、僕は受け入れられる危険度は低い方なので、「本格的な登山では、8割敗退でも良いや。」という側面もあります。

自分が受け入れる危険度の範囲はそれぞれですが、その範囲内で事故があっても、冷静に受け入れる覚悟だけはあった方が良い、ということです。


あともう一点。
覚悟だけではなく、注意で事故が減らせるのも確かです。

僕は、ロープを結ぶときは、声出し指さし確認(結びオッケー、通しオッケー、折り返しオッケー、など)をオススメしています。
2名でロープを組むときは、お互いに。1名のときは、誰も聞いてないけど声出して。

むしろ、講習会をオススメする立場からすると、こっちの方が重要な話だったのかな?
こういうシステマチックな方法は、講習で最初に覚えれば、登山者・クライマーとして成長過程で危うい橋を渡る回数も減るでしょう。

ビレイやマルチピッチのシステム講習、雪上訓練は受けといて損はないと思いますね。




でも、注意で事故がゼロにはならないことも、勘違いして欲しくないポイントです。

2010年10月6日水曜日

山の店デナリ

10月6日(水)は、山道具屋デナリに久々に出勤。
あまり覚えていないんですが、アラスカ前の3月に出勤したような、それとも昨年末に出勤したのが最後だったか?
とにかく、半年以上は出勤してない状態でした。

道具や服装には無頓着な僕ですが、2年くらいはこの店で勤務していた経緯もあり、道具を意外と知っている部分もあります。
それが、今もインストラクター業で、お客さんに道具のオススメを尋ねられたときに役立ったりもします。

ちなみに、本日は、パタゴニアというブランドの、冬物ウェアの一部(ダウン、フリース、など)が入荷してきました。
山道具屋は、洋服屋的な側面もあり、早くも冬山シーズンに入り始めていますね。

足の位置

10月5日(火)の夜は、ランナウトにてジム講習。
常連Yさんと、その山岳会仲間で講習参加2回目のTさん。

本日は、超基本ムーヴ3つのうちの2つ。

クライミングのムーヴというのは、(多くは片手で)次の手掛かりを取りに行く際の、足(もう一方の手に対して、足2つがどんな位置にあるか?)の形で90%決まります。

もっと言うと、足の位置と、足場に置くときの爪先の向きで決まります。

感覚的に理解するなら、「1番楽な足の位置と態勢」くらいの感じです。

でも、これを木登り上手の子供のように感覚的に理解出来る人と、コツコツ基本型を覚えないと力が抜けない人がいます。

後者の方にこそ、ジムでの講習が有効です。
今回は、そんなムーヴを選択していく力が、「Yさん伸びたなー!」と感じることが多々。

決して器用な方ではないだけに、嬉しいことです。

2010年10月3日日曜日

小川山クライミング




10月2日(土)、3日(日)で、小川山にて自分の遊びでクライミング。
同じ山の会のS本先生と、ガイド試験仲間で全科目を1年で終えた偉業を持つS藤くん。

入門クラスのルートばかりを登ってのリハビリクライミング。

ただ、ちょっとテクニカルだったり苦手だったりのルートを選んで、「普通に登れるけど、ちょっとツラい&やや練習になる」を狙ってみました。

いい加減リハビリクライミングにも飽きが来てるんで、色々と試しています。


具体的なルート
(両日ともマラ岩・妹岩のエリア)

1日目
愛情物語(クラック、5.8)、届け手のひら(スラブ、5.10c、2回登った)、横恋慕(直上バリエーション)(クラック、5.10c、Flash)

2日目
ムードはいい線(クラック、5.9)、カサブランカ(クラック、5.10a)、ジャックと豆の木(クラック、5.10b/c)、届け手のひら(スラブ、5.10c)、ホリデー(スラブ&クラック、5.9だが怖い)

しかし、こうして自分の登ったルートを振り返ると、さすがに少し手抜きクライミングに偏っていたでしょうか。
でも、色々な感覚を思い出したのは良かったです。

ちなみに、
S本先生は5.12b/cのルートを練習中で、S藤くんはスラブとワイドっぽいクラックで結構な洗礼を受けてました。

2010年10月1日金曜日

湯川クラック・小川山スラブ







9月30日(木)、10月1日(金)で小川山でクライミング講習。
って予定が、初日は小雨につき湯川に変更。
今回は、新潟県のお客様1名。

初日に行った湯川の岩場は、岩が若干ひさし状になっている上に、森の中で小雨くらいなら濡れない岩場です。

ただし、湯川はクラックの練習ゲレンデで、普通のボルトルートのクライミングも未熟な方には、敷居が高く、半ば泣きが入るエリアでもあります。

ただ、今回のお客様はジムでは普段からリードもしているという方なので、気合いを入れてチャレンジ!
1番易しいルート2本を、クラック特有のテクニック(ジャミングなど)練習をしながら何度も登って頂きました。

とはいえ、1日の終わりに結構な上達が見られたことは、嬉しいことです。


2日目の小川山は、スラブ(のっぺりした一枚岩のこと。手掛かりが少ないので、傾斜の緩いものをクライミング対象とするのが一般的。)の練習。

足の置き方を中心に、これまた奥の深い世界です。
今日は、岩も湿気ていたので、クライミング練習半分、リードや支点作業などのロープワーク半分といった講習内容。

マンツーマンなので、ゆったりしつつ、結局は充実といった1日。

まだまだ自分で岩場に行くには恐いことだらけでしょうが、今日で3分の1くらいは知ることが出来たんじゃないでしょうか?

「行きたい山は海外含め色々」という方なので、今回のことを是非活かしてほしいです。