2011年11月14日月曜日

三ツ峠でマルチピッチリード講習(残置無視のススメ2)

11月12日(土)、13日(日)は、三ツ峠にてマルチピッチ講習。
常連女性TZさん。今回も、リード練習と参ります。

最近、ミズガキに通う私ですが、初級者の方が同じようなクライミングを実践できる場所。
それが三ツ峠です!

先人が残した残置支点がありますが、これは使いません(残置無視)。
すると、クラック、岩角、潅木などあらゆるものが支点として見えてきます。

そして、壁の弱点となるクラック、凹角、リッジがラインとして再認識できます。 
10年、20年前・・・。
「初級クライマー=残置を追いかける」、「上級クライマーだけが残置の無い未踏の壁に行く」という時代があったようです。

日本全国入門ルートが残置だらけになってしまい、初級クライマーは本当のアルパイン技術ではなく、残置だらけのマルチを登る力のみが求められた時代です。
現在は、クラックやアイスクライミングブームも合わさり、初級者でもプロテクション技術が身近になりました。
今こそ、皆が自分の力でクライミングする時代がやってきつつあります。
残置ではなく、自分のプロテクションで!
そして、出来る範囲でフリークライミングに拘りつつ。
欲を言えば、三ツ峠から残置がもっと減れば良いと思います。

やっぱり、無視というのは根性も要りますよ。
しかも、「良いルートが良いクライマーを育てる」というのも感じます。

現在。
“注文の多い料理店”、“スーパーレイン”が初級から中級へのステップアップ目標になり、意識改革の良いきっかけになっているようです。

できれば、三ツ峠が変わり、初級者レベルから文化が変われば嬉しいですね。

でも、三ツ峠では10年、20年前の文化の方々もたくさんおり、まだまだ時期尚早?
それとも、誰かが強引に抜くことによって時代が進む?

このあたりの議論は、古くから繰り返されて来たことです。
経験上、「自力で登った感」をアピールして楽しさを伝えていくこと、残置の無いルートを数多く誕生させること(既成ラインの残置を抜くこともある)のバランスが大事なんでしょうね。

残置問題はさておき、TZさんは周りに目もくれずガンガン登るのみ!
プロテクション技術、ロープワーク、ともに自信が付いて来ました。

まだまだ不慣れも目立ちますが、全ピッチをリードしたのは立派ですね。
カムばかりがプロテクションとして目立ちますが、下のようにピナクル(小さい岩塔)も使えます。
アルパインクライミングは、総合力が試されますね。

お見事な支点でした。
具体的な練習内容
<初日>
・中央カンテのラインで頂上までトップアウト(オールリード、オールフリー)
・草溝ルートで、1ピッチだけリード練習

テント泊

<2日目>
・草溝~頂上までトップアウト(オールリード、1ヶ所A0を含む)
・草溝ルートで、途中から敗退する練習

<講習した小技集>
・3点以上でのビレイポイント構築(固定分散+バックアップ、など)
・ピナクルの利用
・浮いている岩のチェック
・プロテクションの間隔(難しくなる直前に取るのが理想、簡単なときはバチ効きのものだけを時々取る、など)
・カムが歩きにくいようにセットする(奥開きに注意)
・プロテクション周辺を登るときは、ヌンチャクを丁寧に扱う(カムが歩いたり、ヌンチャクが変な向きを向いたりするので)
・アルパインクイックドローを片手で作る方法
・ギアラックなどをビレイ点に掛けて体力温存する
・リード中におけるクライムダウン敗退時のコツ

ついに、Ⅳ級がリード出来るようになりました。
次は、冬の城ヶ崎でクラック講習!

山岳会で冬山も行くようですし、順調な成長です。

ルートは気にせず、ラインを登る

11月10日(木)は、自分のクライミングでミズガキへ。
今回は、ティミーこと青木くんです。
彼とは、アラスカ以来で組む状態。
K2の最年少記録で有名な彼ですが、現在はクライミングジム“スポーレ”で店長をしながら登っております。

持ち前の身体能力、筋トレ好きが極まり、最近はスポーツクライミングの調子がウナギ登りだとか。
で、今回はミズガキの中でも、記録を聞かないラインを登って来ました。
どうやってそのラインを見付けたかと言うと、2週間前に来たときに「あそこ、登ったら面白そうじゃない?」という話になったからです。

この手のクライミングをやっていないと、分かりにくいでしょうね。
例えば、下の写真を見てみましょう!(今回登った岩の対面にある岩壁)
壁のスケールは、およそ150mくらい。
ロープで言うと、5ピッチくらい登ると完登出来る計算でしょう。(蛇行や短めに切ることも考慮に入れて)

この中で、下から上まで登れそうなラインを目で探します。
真ん中には、大きなチムニー(体が入るほどの大きさの割れ目)が目に入って来ます。
そこを「コエー!」と言いつつも楽しそうに登っている自分の姿が思い浮かんだら、バッチリです!

一般的な登山では、最も易しいラインから頂上を目指します。
山そのものを、自然の要塞と見なしたとき“最も易しいライン”のことを弱点と呼びます。
登山は、登頂が最大の目的!
なんにせよ、弱点が最優先です。

同じく、クライミングでは壁の中の弱点を突いて登頂を目指します!
とはいえ、クライミングは一般登山以上に過程も楽しみます。

壁の真ん中に一筋のヤブが走っているより、一筋のクライミング対象が走っていた方が、クライマーの興味をそそるのです。

そして、その対象はクラック・凹角・リッジなどで、岩登りの中では弱点と呼ばれる形状です。

さて、さっきの写真に戻ると。
あとは、そのチムニーに下から辿り着けるか、チムニーの上部は頂上に登れそうかもチェック!
これで、7割方勝算が立ったなら、あとは後日チャレンジしに行くのみです。
ただ、今回。
実は、狙ったラインとは違うところを登ってしまいました(笑)。

上部は、あのラインを登ろうと思って取り付いたら、その右隣の易しいラインに入り込んでしまって、割りと簡単に頂上へ。
そっちが弱点ですからね。
登るうち、導かれてしまいました。
あとは、頂上からの景色を堪能。
下降は、何とか当初目的のクラックだけでも登ろうかと探検気分。
四苦八苦で、下の写真のクラックには辿り着きました。
が、あまりにも難しそう(危険そう)で、見学だけに終わりました。
自分の目で見て登るクライミングは、当たり外れもありますね。
ただ、拍子抜けだったと言って、悲観することはありません!

探検気分は面白いし、登るうちに次々と周りの岩のラインが見えてきちゃうのです。

ミズガキは、自然条件こそ低山です。
が、内容的にはアルパインクライミングと言って遜色ないと思います。

具体的に登ったライン
・カンマンボロンの右端
1ピッチ目(5.9、15m、石田リード):ジャミングが効くワイド。かなり風化している。
2ピッチ目(5.10d、15m、青木リード):垂壁~薄被りのフェース系クラック。風化したスタンスが危うく、ついつい力が入ってしまう。めちゃくちゃパンプした。
3ピッチ目(5.7、50m、石田リード):チムニー状ルンゼで高度を稼ぐ。部分部分、小悪い。
以降は、ロープを付けてはいるが、ほとんど歩きで頂上。

全ルート中、残置ハーケンも2本あったので、昔の人も登ったんでしょうか。

下降は、当初目的のクラック探しの探検。
3時間くらい掛けて、行きつ戻りつしながらの下降。

取り付きに戻ってからは、その他の岩場の偵察巡り。
次回は、もう来年でしょうか?
楽しみです。

2011年11月9日水曜日

スタンスを記憶する

11月8日(火)の夜は、ランナウトにてムーヴ講習。
今回は、常連女性TZさん。

スポーツクライミングでは、ほとんどの場合、スピーディーに登ることが重要です。
理由は単純明快!
腕や指の疲労(パンプ)との戦いだから、疲れる前に進みたいのです。

ただ、初心者に対して、私は「スピーディーに登ること」をあまり強く勧めません。
なぜなら、スピードを意識するあまり、足置きが雑になったり、1番楽な動きを探すことを忘れがちになるからです。
つまり、これを教えるのは、"丁寧さ"がある程度癖になってきた段階の人です。

それでも、速く登ろうとすれば、自然とミスの可能性も大きくなります。
だから、ついついその場で探ってしまう!
(「大事に行こう」とする)
とはいえ、結局のところ疲労で落ちてしまうなら、やっぱり決断の速度は大事です。

さて、ここまでは一般的なスピードの重要性。

これを身に付ける上で、"スピーディーに登った方が楽だ!"という感覚が1番根本的です。
これを味わってこそ、始めてスピーディーに登る気力も沸くというものでしょう。

これを実感するのは、1度登ったことのあるルートを登るとき。
そうすれば、「たしか、次はこうすると楽だった」という記憶に助けられ、スピードアップして楽に登れます。

で、この練習はもう1つ「まだ登れていないルートを繰り返しトライする」こと(R.P.トライ)によってもできます。
むしろ、その方がスピーディーに登ったり、そのためにホールドを記憶するモチベーションも沸くでしょう。

最初は、ルートの全てを記憶するのは難しいでしょう。
核心部だけ覚えてみたり、ルートを半分に区切って覚えてみたり。
もちろん、図を描いたり、表にして覚えるというのも、記憶方法としては確実です。

問題は、初級ルートで1番記憶すべきポイントが足位置だということです!
なんせ、初級者の意識というのは手に集中するもの!
が、足の位置こそがムーヴの種類を決定する要素。
このあたり、慣れてしまえば何てことない話です。
多くの中級者が、いつの間にか身に付けた技術でしょう。
が、長くクライミングをやっていても、悲しいかな、全く身に付かない人もおります。
それだけに、苦手そうな方には講習する価値はあると思っています。

具体的な講習内容
・ホールドと、そのときの足位置を記録&記憶していく。
5.10cくらいだと、やるたびに違うムーヴが可能なので、覚えるのも困難と判断。
後半は、5.11aの下部で練習。
ただし、これは今のTZさんにとって、かなり負荷の大きいムーヴの連続!
とはいえ、講習の最後には5.11aの下3分の1が、ノーテンション!
だいぶ力も付きましたね。

2011年11月8日火曜日

今月の無料体験講習会について

誠に勝手ながら、今月は日程を変更して行います。
11月30日(水)です。
時間は同じ。
昼の部:15時から
夜の部:20時から

何度参加して頂いても構いません。
どうぞよろしくお願いします。

2011年11月7日月曜日

大魔神O.S.とドハマりクライミング

11月5日(土)は、またもや自分のクライミングにて不動沢。
今回は、K島嬢と。
 さて、今回は100mクラスの壁の途中にあるクラックが目当て。
私自身は、最上部10mくらいのルート。
パートナーは、中間部にある30mくらいのルート。

ザックを壁の下に置いて、マルチピッチの準備で1日を岩の中で過ごします。
 まずは、1ピッチ目の落ちたら死んでしまうスラブを越え、パートナー目当てのクラックへ。
 これを無事に完登し、私は荷物を持って後続。
そこからは、歩ける程度のヤブ。
が、目当てのクラックは探せど探せど見つからず。
1時間くらいウロウロして、やっと20mくらい上に発見!

そこで1ピッチ簡単な岩を登って、ルートの下へ。

このルートこそ、私がO.S.(初見・一撃)したい大魔神(5.10b、O.W.)というクラック。
しかし、噂以上に短い!
実質7mか?
ちょっとモチベーション落ち気味。

でもまあ、一応は目標達成!
結構危うかったけど、短いので体力には余裕もあり。


こんなエリアにまで付き合ってくれたパートナーに感謝しつつ、せっかくなのでこのルートで何回か練習して帰ることに。

が、ここからがハプニングの連続。
専門用語連発で参りますので、楽しみたい方のみどうぞ。

まず、このルートの取り付きには台があり、それに乗ってスタートすると楽。
が、これは岩から離れているので、“台は無し”という限定を掛けるとスタートがオーバーハングしたO.W.(オフィズス)になる!
(後半部分も、薄く被っているが)

さて、被ったワイドが難しいのは周知(?)のことですが、練習の良い機会です。
さらに、「台使ったら5.10b無いよ」なんて言われても嫌ということで、リードでトライ。

しかし、1トライ目は1.5m、2トライ目は2mで体力尽きてフォール。
ほとんどボルダーですな。

しかし、このときビレイポイントにしていたキャメ6番がロープに当たってズレる!

焦って、カムをセットし直そうとするも、身体もフラフラ、頭も酸欠気味で朦朧としており、タイトセットしてしまう!
「やべっ」とは思いつつ、自分では正常なつもりでガチャガチャ動かしてしまい、挙げ句はハンマーで回収しようと叩いてしまう。

これで、いよいよカムはスタックし、回収のための時間が始まる。
そして、自分もクラクラしていたことに気付く・・・。

ワイドでのカム回収は、片手しか手が入りません。
しかも、ハングしていると全ての作業は疲れます。

パートナーと交替しながら1時間半に及ぶ回収作業。
2人ともワイドの疲労激しく、待ち時間はテラスで昼寝です。

いよいよ、最後はカムの一部を破損しながら回収完了。
このとき、時間は4時半。

以後は、暗い上、下降自体に本気モードだったため、写真も無し。

さて、このとき問題が3つ。
・大魔神には終了点が無かったので、カムで仮の終了点を作ってある。最後に、リード&フォローで回収するつもりだったが、今から大魔神を登るのはツラ過ぎる。
・あと20分くらいで暗くなるが、ここはちょっとした壁の中。下降するのも結構大変。
・小雨が降り始めているが、カッパは持ち上げていない。

どれも、想定の範囲内ですが、全部重なるとツライ!

とりあえず、大魔神ではないラインから終了点までリード&フォロー。
そこで、カムを回収した時点でヘッデン行動。
その周辺には全く下降支点になりそうなものは無かったので、ルーファイしながらさらに岩稜を進む。が、岩が濡れてしまい、かなり苦戦。
もはや、カムを決めたら即A0しながら登る有り様・・・。
スピード命です(笑)。

そこで、大木に辿り着き、やっと懸垂下降開始。
上部壁と下部壁の中間のヤブに降り立つが、下部壁を同ルート下降するのは面倒だと分かっていた。

あとは、歩きと懸垂を交えて行けそうなルンゼを下降すると、無事に取り付きに辿り着く。
取り付きで、ザックと再会してカッパの有り難みを味わう。

最後は、懸垂下降1回と登山道歩き30分で、車まで戻る。(19時30分)

車に戻った時間はそれほど遅くありませんが、真っ暗で小雨でと、久々にドハマりしました。
でも、正直言って、この手の緊張感は楽しいものですね。

ミズガキは単なるショートルートではなく、マルチピッチ的なことも合わせて楽しめるところが魅力です。
久々に、ロープワークの段取り、ルートファインディング、スピードを真剣に考えての下降。
冬山前に、丁度良い練習になったでしょうか?

具体的に登ったルート
<不動沢の不動岩>
1P目(石田リード):5.8くらいはありそうなバランシースラブ。
リードでの墜落は、死亡の可能性大。フォローでも、死亡を含めた大怪我の可能性がある。40分くらいかけて、行きつ戻りつしながらリード。

2P目(K島リード):牛乳瓶クラック(5.10c、ハンド&フィスト、一部O.W.)30mもある、素晴らしく綺麗な有名ルート。R.P.

ここで、ヤブ混じりの緩傾斜帯に出る。

ロープを出したり、しまったりしつつ、上部壁の色々なクラック見学。
1時間くらいで、目当てのクラック発見。

・大魔神ルート(5.10b、O.W.):O.S.ただし、後の台は使用。
その後、限定して遊ぼうとするも、敗退。

そこからの脱出行。
おそらく、天国への階段というマルチルートの最上部2ピッチ分くらいを登ったことになるのだと思う。

色々あった一日でしたが、それでもなお、被ったワイドの難しさが印象に残りました。

リハビリクライミングのトレーナー代わり

11月4日(金)の昼は、ランナウトにてムーブ講習。
今回は、常連女性のKKさん。3日前の越沢バットレスからの、連続受講です。

KKさん、実は膝を痛めており、今は出来るムーブに制限があります。
独りで練習していたら、きっと30分で帰ってしまうような状態です。
普段の調子が出ずに、つまらないですからね。
気持ちは、よくよく分かります。

しかし、そうやっていると貴重な練習の機会が減ってしまいますよね。

そこで、本日は私がトレーニングコーチ代わり。
膝に負担の掛からないムーブを選んで、回数を繰り返す練習。
こういう練習は、独りじゃ飽きます!

さらに、初心者の場合はそういうトレーニング方法自体を知らなかったりするので、講習も有効でしょうね。

具体的な練習内容
(全てトップロープ)
・5.6~5.8くらいのルートを、フォームのコツを思い出しながら10本くらい登る
・ダイアゴナル、バックステップのフォームの復習。同じく10本くらい。
・ロープの畳み方をスピーディに行うコツ
・岩場での終了点作業の復習(質問に応じて)

どうやら、インエッジで足を置いたり、フロントエッジで細かいスタンスに置くだけでも、膝が痛いようです。
つまり、正対系のムーブは、ほとんどムリ!

こうやって、どのムーブだと体が痛いのか知ること、意外と大事です!
まず、リハビリ中は、そのムーブを避けて練習するべきだからです。

もう一点、それが自分の体で力が入るポイントを知る手助けにもなります。
なんせ、「クライミング中は必死すぎて、自分の体のどこの筋肉を使っているか分らない!とにかく、腕が疲れます!」というのは、ほとんどの初心者が通る道です。

だからこそ、こういう機会に腕以外の重要性を実感!
怪我で、クライミングが上手くなる人もいるくらいなのです。

ミズガキ、不動沢でのクライミング

11月3日(木)は、自分のクライミングでミズガキの不動沢。
今回は、富士山仲間と、日本最強のオバチャンクライマーと行ってきました。
さて、今回行った不動沢。
ワイルドを絵に描いたようなクライミングエリアです。
未発表のクラックが多いのもたしかですが、発表されたクラックも自然に還りつつあります。

終了点があるかないかは、下から木があるかどうかで判断。
登ってみたら土だらけという可能性も否めません。

しかしながら、クライミング内容は最高です。

・100mクラスの壁が目白押しなのに、人は少ない。
・1ピッチで40mあるような充実感のあるルートも存在。
・渓谷美に囲まれてのアプローチ
・自力で登った感が最も高い、クラックとマルチ
・ルート図集に載っていなくても、登れるラインがどんどん目に付く
・技術的にも興味深いワイドクラック主体!
 さて、今の項目で「そりゃ面白そうだ!」と思う方。
あなたは、相当マニアです。

というのも、このエリアが発表された当初は、見向きもされなかったとか。
理由としては、
・クライミングの流行がクラックからハングしたスポーツクライミングに移る瞬間だったこと
・当時、ワイドクラック用の支点が今よりも悪く、本当に難しかったこと
などを耳にします。

でも、今はそのどちらも終わり、不動沢はクラックの宝庫として蘇ったそうです。
とはいえ、まだまだ人も少なく、完全にプライベートクライミングが楽しめます。
 といいつつ、ワイドクラックの敷居の高さ、終了点の無さ、なんかを考えるとやはり中級者以上のエリアでしょうね。
講習生の方々も、いつの日か来て欲しいと思っております。

「1ピッチのルートでは、トップロープリハーサル禁止!」
というくらいの気概があれば、低いグレードでも十分に楽しめると思いますよ。
そういう方にこそ来て欲しいですし、安易な方が来てボルトが増え過ぎたら楽しみが半減しますので。

具体的に登ったルート
狼煙台エリア
・一進一退(5.7、ワイド、10m)O.S.アップ
・影法師(5.8、ワイド、15m)O.S.
・天邪鬼(5.9、ワイド、40m)O.S.
(もともと、2ピッチのルートを繋げて。ヨセミテ的な充実感。下の写真2枚。)

ちなみに、最近はなんだか暖かく、11月なのに寒くないですね。