2010年7月30日金曜日

雷で敗退

7月27日(火)~29日(木)、2泊3日の昼間に登るゆったりツアー。

5合目で挨拶する段階で、全員がお鉢めぐり希望者。それもそのはず、ツアー名が「剣ヶ峰とお鉢めぐり」な上に、お客様は仙台からの遠征なのです。

実際、昼間のツアーは80代レベルの体力でも登頂できるので、今回も吉田口までは全員完登。
しかし、ほとんどの方が参加したお鉢めぐりですが、剣ヶ峰直前で雷の危険で敗退。
ガイドとしては「あと30分、ツアー進行を早めていれば剣ヶ峰に行けたのに」と煮え湯を飲まされました。

ゆっくり登って1人でも多くの方に登ってもらうことと、雷時間帯を考えてツアーを早めること、難しい両立です。でも、安全とスピードの両立を考える自分の登山に、どこか似ています。

お客様はそれぞれに満足していただけたので、次回以降の課題としたいです。

強いお客様達

7月26日(月)~27日(火)の御来光ツアー。

今回は、東京は立川からのお客様。私の最寄り駅の2つ隣だったりします。

今回は16人の少人数で、お客様の中にも意識的に全体を盛り上げてくれる方々もおり、多少の余裕を残して全員登頂。そして、さらに下山も元気で駆け下りました。

こういう元気な方々は、登頂させることよりも、今後山を好きになってくれるように色々と工夫した方が良いのかもしれません。今後は、山の展望に絡めて、他の山の話でもしようかな。

全員登頂!

7月25日(日)~26日(月)の御来光ツアー。

今回は、茨城からのお客様達。
ツアーの平均的な傾向としては、「関東近郊は料金も安い。体力のある若者が多い。装備などは悪い。諦めも良い。」、「九州などの遠方は料金も高い。中高年が多い。準備は万端。体力のギリギリまでは諦めない強い意思。」となっています。

しかし、今回は関東近郊の真逆でした。平均レベルは、かなり弱い部類です。そして、渾身の力を出し切り、気合いの全員登頂。
分からないものですねえ。もちろん、下山はそれなりに苦労しましたが。

今回の勝因は、「ツアー全体で一番体力が無い人が諦めず、周りも励まされた」、「体力に余裕のある人が、声を出して全体の雰囲気を盛り上げた」ということでしょうか。

バス添乗員さんも含めて、全員がバリバリの茨城訛り。アットホームで楽しいツアーでした。

還暦のお鉢めぐり

7月23日(金)~24日(土)の山頂御来光ツアー。

今回は、夜間登山で吉田口山頂を極めた後に、そのまま早朝のお鉢めぐりもするツアー。
富士山のお鉢めぐりは、噴火口の周りを歩く周遊コースですが、1時間~2時間掛かり、割愛する登山者も多いです。

しかし、お鉢めぐりをしないと富士山の真の山頂(剣ヶ峰:3776m)を踏めない、お鉢めぐりの最高の展望、案外アップダウンが少なくてお散歩気分、であることから私は強くオススメしています。
もちろん、高山病、午後の雷、日帰りっぽい行程だと下山が辛くなる、などの問題はあるのですが。 (ツアーでは、ガイドが判断・補助できる。)

今回は、中四国のお客様達で、父母娘の3人家族が居ました。なんでも、登山初心者の一家で、娘さん(噂の山スカートでした)がお父さんの還暦のプレゼントに、富士登山に参加することにしたとか。
剣ヶ峰の直下で、お父さんが「疲れたから、ここで待ってるよ」と言ったのを、娘さんに引っ張ってきてもらったり、本当に仲の良い家族でした。

山頂御来光+お鉢のツアーは、午後に入山、夕方から仮眠して12時前から夜間歩行、朝4時に吉田口山頂、朝7時にお鉢めぐりを終えて下山開始、昼11時に下山、という相当ハードな行程です。
それでも山を好きになって欲しいし、それを目標にガイドも頑張らねばなりませんね。

2010年7月22日木曜日

学校登山

7月20日(火)〜21日(水)、某高校の希望者のみの御来光ツアー。

僕は、大学までは教員志望でした。教えるのも、子供も好きですが、学校の勉強を教える気持ちより山好きが勝って大学院を中退した次第。
今は、山を教えることを職業にしたいと考え、石田登山塾に繋がっています。

今回は、教育ではなく、ガイドでしたが、僕の好みが高い次元でマッチした興味深い仕事でした。

僕自身も、高校時代に縄文杉に修学旅行で行き、そこで靴や雨具を買ったことが、登山を始めるきっかけの1つです。
彼らは、富士山で一体何を感じたのか、僕はそれにどう影響したのか、もう知るよしもありません。が、少し気になる話です。

御来光の大渋滞at3連休

7月18日(日)〜19日(月)、3連休の後半2日間で御来光ツアー。

富士山の吉田ルートは、混んだ日には数千〜1万の人間が山頂に登ります。特に注目すべきは、そのほとんどが(吉田口の)山頂御来光を目指している点。
そんな人数が、狭い登山道(1人しか通れない箇所から、3列通行可能箇所まで様々)を、全く同じ時間の山頂到着を夜間に目指すのですから、渋滞は仕方ありません。
トイレ休憩場所は大混雑し、出発が少しでも遅れれば、100人や200人にも抜かれます。そして、それだけで御来光に間に合わなかったりするのです。

3連休、富士山は1年で有数の混雑日。お客様にも、「1団体抜くごとに、10分御来光に近づくと思って下さい!」とアナウンスして、半ば団体競技の様相!
睡眠時間もゼロに近いながら、激しい競争に勝ち抜いたツアーは、余裕を持って山頂に辿り着きます。すると、全員が一斉に下山開始する下山道渋滞のトップに立って、余裕で下山できます。
本当に激しい戦いで、ガイド仲間では、登山ではなく御祭りと考えられています。実際、ヘッドライトの行列が、何だか神輿の行列みたいに美しかったり・・・。

空いている富士登山か、御祭りか、どちらを選ぶかはあなた次第です。
是非とも普通の山登りを好きになって欲しいものですが、御祭りも一生に一見の価値はありますね。

ピラニア

7月17日(土)の夜。
山梨のピラニアというクライミングジムに行きました。

久々にボルダリング(マット上の数メートルで行うクライミング)をやりました。
まだ本気でスタンスを踏み込めなかったり、着地に慎重になったりですが、超入門ルートを登り込みました。疲れでやる気も今一歩。

富士山が始まってしまうと、クライミングから意識が離れてしまいがちですね。