登山講習、読図講習、ジム講習から、リード講習、クラック講習、マルチピッチ講習、雪上訓練、救助訓練、アイスクライミング講習まで。 初心者の富士登山から、アルパインクライミングを目指す方まで全力サポート。
2011年9月7日水曜日
リード講習の第1回
9月6日(火)の夜は、ランナウトにて講習の2コマ目。
今度は、クライミングを初めて1ヶ月強の男性OSさん、以前無料体験に参加したことのある女性KSさんの2名です。
今回は、リード講習の第1回。(夜間のみだと、全3回程度が普通)
といっても、たいてい第1回は基礎固めです。
ジムでクライミングを始めると、常設トップロープでビレイを学ぶのが普通です。
そうなると、ロープの結び方(エイトノット)を知らなかったり、ATCへのロープの通し方を知らなかったりします。
また、特にランナウトの場合、"ビレイサポーター"というクライマーの体重を軽く感じさせる補助具があったりします。
そうなると、ビレイの手の動きは本格的に身に付ける必要もなく。
そんなわけで、第1回は基礎編。
エイトノットの結び方、補助具無しでのトップロープビレイ、などが中心になります。
そして、自分がセットしたトップロープで登り、ビレイの体重差なんかを体感してもらいましょう。
リード講習は、そこからスタートです!
具体的な講習内容
・クリップに備えて、安定して登るポイント(チョークアップ出来る、足が滑りそうにない瞬間を作る)
・エイトノットの結び方(末端の長さ、綺麗に結ぶコツ、ハーネスとの近さ、しっかり締めるコツ)
・トップロープのビレイ(スライド方式、持ち替え方式)
・ATCを岩場で落とさない方法
・クリップ練習(カラビナが右向き・左向き、右手・左手の4種類)
次回は、疑似リード中心に、リードとビレイのやってはいけない事例集を講習します。
まずは、リード講習。そして、その先まで進んで頂きたいものです。
ムーヴの型
先週に引き続き、女性のKさん。
クライミングムーヴの超基本型というのは、それを知らなければ全くその動きに到達しないことすらあります。
悲しいかな、人によっては永遠に上手くならない(5.10a前後で伸び止まる)可能性があるという意味です。
そこで、そんな方は、まずは型(カタ)として、その動きを覚えるのがオススメです。
僕が講習で教えているダイアゴナル・バックステップ・正対なんかは典型例です。
それを知っていても、最初はたまに使えて「楽だ!」って思う程度です。
それが段々と適材適所に使えるようになり、ゆくゆくはジムの5.10aくらいを歩くように登れるようになるわけです。
この適材適所に使えるような感覚、こればっかりは教えるのは難しい。
今度は、講習よりも経験値が大事です。
一応、ホールドの配置ごとのセオリーはありますが、経験的に例外が見付かったりもしますから、とにかく数です。
その際、「あっ、今うまく行ったな!」、「今、イマイチだったな」という反省を心に秘めておくのが必須。
この感覚がよく解らない人は、型を覚えるために講習に戻りましょう。
解るならば、講習なしでもガムシャラな数で、しばらくは上手くなるはず。
今まさに、Kさんは経験値を積んでいる真っ最中。
復習コースが終わったら、いよいよ他のムーヴに入りたいところです。
でも、せっかく上手くなったのだから、岩場に活かす方が先でしょうか?
そんなわけで、再来週は三ツ峠になりました。
具体的な講習内容
・短期レスト、中期レストの復習
・トップロープの5.10a以下のルートを何度も登り、前回よりも修正して楽に登る練習
・ダイアゴナル、バックステップ、正対の復習
トップロープ課題ながら、5.10bも完登。なかなか順調な上達です。
2011年9月5日月曜日
ベースキャンプ
まだ富士山明け間もないこともあり、調子もイマイチ(と思ったら、意外と登れた)。
とりあえず有名な“イルマクラック”というのをやってみようと行きました。
が、例のクラック。5.11aという割に、かなり簡単に感じました。
しかも、7mくらい(?)で、勝手に膨らませていたイメージよりもスケール3分の1でした(笑)。
でも、上部に行くごとに段々と難しくなるので、初級者の練習には良さそうだと思いました。
全くの初心者には、出だしがツライかも・・・。
今日も、偶然にあった当塾講習生の人がトライしていましたが、なかなか苦戦しておりました。
自分のトレーニングは、せっかくなので“ドッ被った”ルートへ。
たまにしかやらないから、本当に恐い!
でも、思った以上に調子も戻ってきて、楽しめました。
良い刺激にもなり、半年ぶりくらいに「もっと上手くなりたい!」という思いが新たになりました。
(久々にいっぱい登ったので、トレーニング記録)
アップ:5.10a、5.10b、5.10cの3本
トレーニング:
・5.11cを2撃
・5.11cをオンサイト2本
・イルマクラックをオンサイト(その後、トップロープで遊ぶ)
・5.11dを2トライするも、歯が立たず
・もう1本の5.11dは2撃(これは、相当お買い得らしい)
・5.11bをトライするも、もはや体力切れ
・5.11aの凹角ステミングルートをフラッシュ
ダウン:5.10c、5.10bの2本
ちなみに、たまたま会った講習生の人は、それぞれ最高グレードを5.11a、5.11cに更新していました。
彼らが、岩場の5.10aを必死にやっていた頃が懐かしいですね。
初めての懸垂下降
今回は、ジムでのリード講習済みの男性IGさん、女性ARさんの2人組。
この土日で、いよいよ岩場リード講習という予定でしたが、台風中止。
1日だけでも、ロープワーク講習をやろうという話です。
今回は、ジムクライミング以外ではロープワーク未経験の2人。
やっぱり、最初は“懸垂下降”ですね。
懸垂下降は、消防士がロープで「サーッ!」と降りてくる動きで有名ですが、山ではもっとゆっくり。
むしろ、その動き自体は簡単。
ほとんど誰でも、降りる格好が出来ます。
そうは言っても、ロープだけに頼って、自分が作ったシステムだけで降りることは恐いもの。
ロープに全体重を預ける姿勢は、生理的にも恐いです。
そして、そこに至るまでの手順を間違えないことのプレッシャーが、理性的にも恐い!
私自身、大学1年生のとき、ビビって降りられませんでした。
まずは、ロープワーク最初の1歩ですね。
具体的な講習内容
・懸垂下降の練習
・セルフビレイ
・カウテールの作り方
・スリングの収納方法
・スリングのタイオフ
・懸垂下降のロープのセット(リードを終えたところに、懸垂下降可能な立木があったという設定で総合演習)
オマケ講習は、いつものクラック!
・テーピングの巻き方
・ハンドジャム、フットジャムなどの方法
懸垂下降にもジャミングにも興味があった2人。
存分に学び、楽しんで頂けました。
来月は、今度こそ岩場講習ですね。
2011年9月4日日曜日
復習の講習
昼の常連女性Kさん。定年から講習開始の「さあてこれから!」という方です。
6月まで集中的に通って頂いたKさん、リード講習までは済んでおります。
ただ、7月8月はKさんは海外に忙しく、私は富士山にほとんど掛かりっきり。
講習も自主練習も、難しい状況でした。
これから、超基本ムーヴの復習、ついでリード、その後はロープワークや個々のムーヴに移って行きたいと考えております。
せっかく覚えた技術を、岩場やマルチピッチに活かして頂きたいですね。
外への参加も御待ちしております。
具体的な講習内容
・リラックスするまで、簡単なルートを反復して登る
(個別アドバイスは少なめでも、自然と体が思い出す様子でした)
・ダイアゴナルの復習(こちらは、久々に混乱との戦い!最後には納得出来た様子)
着実に上手くなりますね。
2011年8月31日水曜日
無料体験講習(8月)
今回は、クライミング初心者女性が3名。
KSさん、YZさん、TUさん。
さらに、クライミング暦が先月の無料体験講習スタートという男性OSさん。
そして、常連の女性TZさん。
ちなみに、KSさんは富士山で僕が担当したツアーに参加されていて、友人のYZさんを誘い合わせて今回参加とのこと。
昨年も、富士登山ツアーをきっかけに石田登山塾に見えた方が1名いらっしゃいました。
今年もそうなって下さると嬉しいですね。
さて、クライミング暦1ヶ月のOSさんは、グングン成長期。
トップロープながら、5.10前半を完登。
登りは自然と上達しそうなタイプなので、早いとこリードを覚えてしまいましょうか。
常連のTZさんは、5.10cにリードトライ!
部分部分は解決しているので、あとは繰り返しトライして、手順を覚えれば良いですね。
ムーヴが出来ているなら、まずは諦めずにトライし尽くしてみましょうよ。
2011年8月28日日曜日
人工登攀(エイドクライミング)at湯川
今回は、新潟の男性Kさん、常連女性のTさん。
今回は、岩が湿っていて滑りやすく、難易度アップ。
そして、基本的なカムの使い方も講習済みの2人。
本来なら、簡単なルートからリードトライをしてもらうつもりでしたが、それは湿っていて厳しい本日・・・。
そこで、今回はカムを使った人工登攀(エイドクライミング)をやってもらいました。
この練習方法の意図は・・・
・カムセットの練習(1番良い練習法だという説もあり)
・クラックルートは、いざとなればトップアウト出来ることを実体験してもらい、恐怖心を減らす
・アブミ初体験
という感じです。
2日目には、湿って難しくなったルートで、無事にトップアウト!
少しずつ自信に繋げて頂ければ、と思います。
具体的な講習内容
(トップロープにて)
・ハンドジャム、フィンガージャムの復習
・サムロック、ヒール&トウ、アームバー、ニーロック、などのムーヴは、出て来る毎に解説
(リードにて)
・カムを使ったエイドクライミング(8mくらい)
(補足的に、簡易アブミの作り方、など)
フェースが上手い人は、クラックの5.8や5.9のリードがアッという間に出来たりします。
が、今回のように、地道に色々と経験を積むのも、長い目で見れば悪くないと思います。
昔のクライマーのような、しぶとい人になれるかも?


