12月4日(水)は、リード講習を6時間コースで。
新規なのに、すでにブログ愛読者という女性TDさん。
彼女は、ジムボルダーから入って、リード、岩場とハマったそうです。で、基礎を確認したくて、「落ちる練習」で検索したら当塾を発見したという。
実は、こういう方は教えるのが楽です。
逆に、山から入るとクライミングに対する偏見、思い込みも大きい。
その最大の原因に、
「山のために、練習しなければならない」
という義務感があります。
本気トライ・・・
「こんなとこ、山では登らないし・・・」
デッドポイント・・・
「こんな危なっかしいムーヴは、山には必要ないし・・・」
どっかぶり・・・
「山で、ハングなんて巻くに決まってるじゃん・・・」
ということが、頭をよぎります。
ただ、実感としては、どれも山に役には立ちます。
例)本気トライを山でする訳ではないけれど、そこで培った技術が役立つ。
もちろん、全部ではなく、5.11を登ろうと頑張って努力した分の3割か4割が山で役立つというイメージ。
だから、
「山のため」
という意識は、心の片隅にしまって、スポーツクライミングそのものを“楽しむ”ことです。
その中で、
「おっ、この部分は山でも役立ちそうだな。」
という意識で取り組むと、最高です。
ちなみに、ルートクライマーがボルダラーの輪に加わるときにも、同じ障壁があったりします。
まずは、好きになる。
それが大変で、講習生の中にも苦労している方は多いです。
ジムボルダーから入った人で、山に興味があって当塾に来た場合、その辺の障壁ゼロ!
どんどんと、世界を広げていただければ幸いです。
具体的な講習内容
・リード講習の3回分を全て
実践本気トライでは、5.11aを2便出して終了点直下まで持ち込みました。
最後は、見事にムーヴにズームイン!
良いクライミングでしたねー。