11月24日(土)、25日(日)は、クラックリード講習にて、城ヶ崎。
1日目は、女性Mさん、女性MKさん、男性YZさん。
2日目は、男性STさん、新規男性ARさん、女性ISさん、復習参加の男性ITさん。
カムをセットする際に、番手を間違えるということは、よくあります。相当なレベルでも、それがゼロにはならないと思いますが、あまりに頻繁に間違えているとヘロヘロに疲れてしまいます。
皆さんがやっているであろう方法を、3つ挙げてみます。
①ジャミングのサイズと対応させて覚える
キャメロットと男性標準サイズとの対応で考えてみます。
6番 膝が入るため、ノーハンドレスト態勢を作りやすい。
5番 膝は入らず、 フィストジャムも効かない。苦手サイズになりやすい。
4番 フィスト。
3番 狭いフィスト~広いハンド。
2番 ハンド
1番 タイトハンド(キツイが、ハンドが効く)
0.75番 シンハンド(入りきらないハンドで何とかするか、サムカムなどのオフフィンガーの技術で何とかするか)
0.5番 シンハンドorオフフィンガー(シンハンドと同じ対応)
0.4番 フィンガー(指の付け根まで入る)
0.3番 フィンガー(第一関節まで、第二関節までしか入らない、など)
それ以下 シンクラック(所々にフィンガーが効く。指は入らず、フェースムーヴで何とかすることも多い)
この対応表には、異論もあるかと思いますが、感覚的なものなので止む無しです。
問題点として、まだクラックを10本もリードしていないような段階では、この対応表の一部しか実感できないことです。
さらに厄介なのは、ムーヴはハンドジャム主体でも、カムは奥に決めるからフィンガーサイズ、なんてこともザラなのですよ。
<大賑わい>
1つは、家で並べ替えをしたりして、「紫の1コ上は、緑!」などと即答できるようにしておくことです。
もう1つは、ラッキングにギアラックを使い、順番通りに並べておくことです。(これには、デメリットもあります。)
これらにより、紫をセットしようとして「ちょっと開き過ぎで恐いな。」と思ったときに、1つ上の緑を選ぶことに迷いが減るだろうという話。
<気持ち良いハンドジャム>
「数をこなす」というのは漠然としていますので、何か初心者向きの方法は無いものかと。
自宅の襖(ふすま)を適当なサイズに開けて、そこにカムを決めて、自分の感覚の的中率を確かめる遊びを推奨しているクライマーもいます。
<カムセット練習>
城ヶ崎は潮の影響で、湯川や小川山よりはカムが錆びやすいですしね。
そういう手入れも、初心者にとってはサイズを覚えるチャンスなのかもしれません。
<落ちる練習>
<2日目>
ITさん:無名フィンガー(5.10a) ハングドッグしてトップアウト
他の方は、比較的易しめのルートでカムで落ちる練習など。
<ビレイ中>
<ムーヴ練習に特化>
<ITさんのみ、本気トライ>
<病み上がり?>
<無事にトップアウト>
<本日、初リード中>