2020年1月27日月曜日

最近のこと

1月22日(水)は、岩場リード講習にて、湯河原。
男性HGさん。
<易しいクライミングで、足のスリップは避けられるはず>

書くことが思いつかないので、最近の自分のクライミング。

ここ1ヶ月、ジムボルダリング比率9割です。
色々と思うこと。
<安定とは何ぞや>

①自分が下手くそ

一番感じるのは、荻パンに行ったときです。普段、ランナウトとDボル八王子しか行かないので、年に1~2回ぐらいの話ですが。
行くたびに、毎回痛切に感じます。

3級とかがフィジカル的に全く歯が立たないのも悲しいですが、5級でもバンバン落ちます。

5級の感想。
・外傾スタンスが多さに対応できず、いかにも下手くそなスリップフォールで一撃を逃したものが複数個。
・コツ系の課題で、だいぶ打ち込んだものが2つ。ムーヴ解析能力の低さを感じる。

4級は、得意なものだけを2つ登っただけ。

まとめると、弱くて、雑で、読みも甘い。

1日で、ここまで全ての要素を感じさせてくれる機会も、あまり無いです。
土日の遠征ジムとかに選ばれやすいのも、よく分かります。

あとは、トップクライマーの登りを見学できるのも、魅力ですね。
アップから、得意系、トライの仕方、練習方法まで、複数人のものを見られるのは有難いです。

もう1つ、漠然とですが、ジムの雰囲気にも微妙にカルチャーショックを受けます。そして、帰宅して荻パンのHPを読み込んでしまうという現象。
②自分が教えていることは、クライミング能力のごく一部に過ぎないことの再認識

いつも書いていることですが、
・岩場で、落ちたらいけないセクションとどう向き合うかを考え抜く。
・クリップなどの安定姿勢を考える。
・省エネ、レストなどのリード戦略に適したムーヴを考える。
といったことは、ムーヴを教える上で大事にしていることです。

ジムボルダーだと、それが役立つ場面なんぞ1~2割に感じます。
(超上手い方々は、その1~2割も出来ているようには見えますが。)

テクニック面だけを見ても、クライミングって全容が見えないもんだなと、つくづく思います。
興味深いのは、コーディネーションに限らず、全般的なムーヴ能力の低さを感じる点。
<結び替えの練習>

③伸びを実感するサイクルも、ときどきある。

色々工夫して、それがハマっているときは、「先月より、ちょっと伸びたかな。」ぐらいには感じます。
反対に、「経験値が上がっただけで、ベースの能力は全然変わっていない気がする。」と感じるときも多いです。で、数ヶ月前の宿題で退化すら感じて、大いに落ち込むこともあります。
今だと、ランナウト1階の赤15番・・・。2ヶ月前に、バラしまで出来ているだけに、苦しい。

初級者の場合、伸びていない気がするだけで、実際は伸びていることが多い印象です。練習方法は工夫すべきだけど、マンネリ期間も割と許容されます。
でも、今の自分がそれに期待するのは、考えが甘すぎなんでしょうねー。

頑張って、工夫しましょう!