2026年8月12日水曜日

9月、10月分の予約受付 & 今年の富士山

8月14日(金)の夜21時より、9月および10月分の予約受付を開始いたします。
いつもより、開始のタイミングが大幅に遅れて申し訳ありません。

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今年も、富士山に3週間ほど行ってきました。

富士山は、学びも多く、本当に刺激的な場所です。
毎年、富士山ガイドに熱中できる理由を書いていますが、あえて今年は「富士山ガイドの大変さ」について振り返ってみようと思います。

①事故

詳細は、事故当事者の許可を得づらいので割愛します。
今年は、私の遭遇率が高く、自分のツアーで1件、他の登山者で2件を対応しました。

落石、落雷、体調不良で突然倒れた、などの「想定トレーニングを積んでいた内容」とは言っても、やっぱり大変です。

  ⚫︎所属の異なるガイド同士、関係者同士も、以前より仲良くなってきた。

という時代変化を考えると、他の登山者への対応は、確率的に増加するような気がします。

②連続勤務

「富士山ガイドと言えば、連勤」と登山関係者に知られるほど、結構有名な話です。
午前中に五合目に下山してきて、昼から出発のツアーを再び担当するというものです。

特に、山頂御来光ツアーは山小屋で数時間しか寝られないパターンも・・・。

幸い、私の所属する太子舘では「山頂御来光ツアー」+「山頂御来光ツアー」という組み合わせの連勤は、原則行わないことになっています。
通常は、「山頂御来光ツアー(仮眠のみ)」+「山小屋2泊で日中のみ登山するツアー(通常の睡眠時間)」などの組み合わせです。

それでも、雨で濡れて下山してきたり、事故対応などで心身が疲れて降りてきたり、トラブル対応で睡眠不足が想定を超えている場合が結構多いです。
私は弱いので、「本当に連勤しなきゃダメですか?」という気持ちで五合目でバタバタ準備することも多いです。

※不思議なほど耐久力の高い同僚、睡眠不足に強い同僚などもおり、全員が連勤に苦しんでいるわけではありません。

私は、もうちょっと人手を増やして、連勤の頻度を減らしたいのですが・・・。

③新人教育

私の所属する太子舘ガイドは、山岳部・ワンゲルなどの大学生、山関連のフリーター(私もそうでした)などが多く在籍しているため、毎年多くの若者が新人として入ってきます。

「ガイドとは何か?」について、技術的にも職業倫理的にも常に考えさせられる機会なので、私自身にとって学びの多い場です。
これは、本当に良いことです。

ただ、前述の通りバタバタなので、新人や若手とのフィードバックなどの教育に注力するほど、忙しくなります。

④緊急交代

こんな状況なので、ガイドも発熱したり、寒暖差で体調を崩したりが、割と頻繁にあります。
そうなると、交代要員が必要になります。

⚫︎須走口五合目に昼前に下山するツアーを終えて、昼過ぎにスバルライン五合目スタートのツアーを担当するべく移動。
⚫︎宿泊中の山小屋で発熱したガイドの代わりに、深夜に五合目から山小屋へと出勤し、翌朝からガイドとしてお客さんの前に登場。

など、武勇伝になりそうな話も、ちょくちょく誰かが犠牲者になると、対策を考えたくなります。

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こうして書いてみると、私は個別の仕事の大変さ(大人数ツアー、素人さんが多い、天候の不安定さ、など)よりも仕事の合間が少なくて、休息と準備が不足するのが一番苦手なのかなと思います。

私は、のんびり生きたい大型動物なんでしょう。
(クライミングや日常生活でも、日々痛感しています。)

いやー、思い出しただけでも怖いし、気もそぞろになります。
それでも熱中してしまう富士山には、8月も働き続ける同僚たちが頑張っています。

本当に、お身体に気をつけて!