2014年8月18日月曜日

反復練習がデフォルト

8月16日(土)は、湯川が雨中止にて、ロープワーク講習。

男性YZさん、宇都宮の男性IKさん、以前に無料体験を受けたことのある男性KUさん。
今回が、実質は初参加のKUさん。
「結構、スパルタなんですね。」

と言われました。

ロープを畳む練習にしても、終了点作業の練習にしても、
「まだ終わらないんだ。」

と思うぐらい反復練習。
最近、このブログで反復練習の重要性について書いていませんでした(笑)。

多分、最近来ている方々が、
「反復練習するのが、当たり前」

って意識だからかなと、思いました。


まぁでも、反復練習の効果はスゴイですよ。

・理解が深まり、体で覚える
ってことの他に

・アドバイスされなくても、自分自身で発見があったりする
という効果も侮れません。
とはいえ、反復練習の効果は実感していただけたようで良かったです。

具体的な講習内容
・ロープの畳み方を洗練
・終了点作業の練習問題(結び替え、懸垂下降)
・終了点作業の応用問題(YZさん)
・懸垂下降の仮固定
・登り返し
・介助懸垂の実験(YZさん)
・フィンガークラック練習

5.12クライマーでも、最初は5.8のクラックで落ちることも

8月15日(金)は、湯川にてクラックリード講習。
私としては、連続3日目です。

2日前に参加した、男性OGさん、女性MTさんのペア。
加えて、女性HMさん。
クラックリード講習は、夏は湯川、冬は城ヶ崎にて行います。

で、湯川は5.8からしか無いのですが、城ヶ崎は5.4ぐらいが2本と5.7が1本からあります。

だから、
「フェースグレードに自信が無い人は、冬から始めた方が良いですよ。」

と、オススメしています。
で、OGさんはジムでは5.12クライマーで、当塾講習生の中では登攀力は最高レベル。

ただ、それでもクラックはちょっと別物。
5.8で、登れたり、落ちたりしながら、ジャミングを学んで行きます。

で、帰ったら
「ちょっと、骨が当たって痛いんですよねー。」

という具合。

逆に、ジムで5.10台の人でも、クラックを10日くらいやっている講習生は、

ジャミングの痛さはほとんど感じていなかったり。
つまり、ジム5.12が登れる人でも最初は難しい、慣れればジム5.10台の人でも登れちゃう。

そのくらい、クラック技術は別物だということですね。

ただ、ジムグレードが高い人の方が、将来的には伸びは早いです。
やっぱり、共通する技術が多いのは確かなので。
具体的な講習内容
・ハンドジャムのコツ
・ジャミングに圧力を掛け続けて、引き付ける練習
・腰を入れる
・トップロープでのトライ
・地上でのカムセット練習
・疑似リードでのカムセット練習

小雨VSモチベーション

8月14日(木)は、湯川にてクラックリード講習。

2日連続の男性Sさん。
先週から連続、男性FKさん、男性IKさん。
当塾講習生のモチベーションは、とても高い方だと思います。

岩場で見かけても、ジムで見かけても、山行記録を聞いていても、
「やりますねー。」

と、つくづく思います。
<最近、絶好調のFKさん>

理由として

・お金を払ってリードを習おうというのだから、そもそもモチベーションの高い人が集まる

ってのも、大きいと思います。
<カムセット練習、このあたりまでは晴れていた>

さらに、

・同じ頃に始めた、仲間がそろう

というのも、大きいでしょう。

最近では、
クラックリード講習を以前卒業した面々が、次なる卒業者が現れ次第、クラックに誘っているようです。

これも、覚えたことをすぐに使えて、自信につながります。
<台湾坊主(5.9)で、テンション掛け掛けリードすることを練習するSさん。小雨の降り始め>

あと1つは、

・講習&自分の練習、という流れは、小さな進歩を感じやすい

というのが大きいと思います。

講習を受けて、急に5.11が登れる人はいませんが、
「小さな進歩を、感じ続ける」

ということが、モチベーション維持には一番の薬だと思うのです。
<FKさんの卒業課題は、コークスクリュー(5.9)。小雨も1時間ほど経過>

そして、そもそもモチベーションが高い集団の中に、ときどき現れる火の玉。

本日は、そんな火の玉IKさんに引っ張られ、小雨になっても講習続行。

おかげで、FKさんはコークスクリューをテンション掛け掛けトップアウト。
これで、無事にクラックリード講習は、卒業といたしました。

やっぱり、モチベーションが高いと、楽しく練習できますねー。
まあ、でも小雨の中じゃ、普通の人は引いちゃうでしょうが(笑)。
<コークスクリュー(5.9)をリードする、火の玉IKさん。小雨も2時間続けば、岩はビショビショ>

さすがに、岩だけじゃなく、装備も濡れてきて昼過ぎには撤収しました。
そして、昼から灯明の湯に長湯。
これも良かったです。

具体的な講習内容
・ハンドジャムの練習
・ジャミングに圧力を掛け続けて、引き付ける練習
・実践リードトライ
FKさん、IKさん:デゲンナー、コークスクリューの2本
Sさん:台湾坊主

2014年8月17日日曜日

あきらめかけたら、もうちょっとだけ粘ること

8月13日(水)は、湯川にてクラックリード講習。

男性OGさん、女性MTさんのペア。
加えて、男性Sさん、久々に晴れた男性ONさん。
本日、SさんがデゲンナーをR.P.!

1年間に渡り、とびとびに10日近くクラックの講習を受けて来ましたが、ついに本格的なリードの成功です。

年齢、環境、天気、などで、
「自分には、ムリなんじゃないか?」

と、気落ちすることも多数。
<脱!雨男のONさん>

それでも、一念発起して先週、今週と連続受講。
そして、ようやく飛躍がありました。

本当に、おめでとうございます。
<デゲンナー、本日1トライ目>

Sさんに限らないのですが、

あきらめかけたら、もうちょっとだけ粘ってみることが重要だと思います。

至極あたりまえのことなんですが・・・、最近実感がこもって来ました。
<人生初ジャミングのMTさん>

講習をしてみて、よくよく分かったのは、

「人間というのは、本当にムリなときよりも、“少し早めに”諦めるように出来ているんだな。」

ということです。

頑張るというのが、とても疲れることなので、防衛反応みたいなものなんでしょう。
(心理学には、うといのですが)
<トップアウトしただけでも、嬉しい初クラック>

で、頑張ったら意外と出来ちゃうという経験は、感動すると思うのです。
それを、講習の場面で見かけることが、しょっちゅう!

クライミングで
「あー、無理かも」
と思っても、意外と登れることがあるように。

ロープワークが
「こんな複雑なこと、自分には一生ムリ。」
と思っていたのに、1年後にはマルチピッチをやっていたり。

クラックで
「カムで落ちるなんて、気がしれない。」
と思っていたのに、1ヶ月後には全幅の信頼を置いていたり。
とはいえ、諦めそうなときに、闇雲に頑張るのはツライものがあります。

でも、
「自分も人間だから、ちょっとだけ諦めのタイミングが早いんだろうな。」

と自覚しておくと、結構プラスじゃないかと。


個人的には、

「絶対ムリ!」
と思ったら、とりあえずは諦めて保留。
(※経験上、頑張っても進歩がないのも、心砕かれるので)

「ちょっと、ムリそうだな。」
と思ったら、出来たときの自分を想像して、もうちょっとだけ粘ってみる。

ぐらいが、ちょうど落とし所かと感じています。


なんだか、ボルダリングの取り組み方みたいですね。
<デゲンナーのR.P.!>

なんにせよ、Sさんは粘って良かったですよ!
こういう仲間を見るのも、粘る意欲を湧かせてくれますね。

具体的な講習内容
・テーピングの巻き方
・ハンドジャムの基礎練習
・フットジャム
・フィンガージャム
・実践リードトライ(Sさんの、デゲンナーのみ3便)

2014年8月16日土曜日

本日

急な話ですが、本日の講習が中止になり、ストーンマジックでのロープワーク講習になりました。
残り1名の枠ですが、もし希望される方がおりましたら。

出先からなので、普段のロープワーク連絡リストには送信できません。
今回、これのみとさせていただきます。

2014年8月11日月曜日

ストマジのフィンガークラック

8月10日(日)も、雨にてロープワーク講習。

マルチ体験の予定だった、男性SRさん、女性SGさん。
加えて、茨城の男性Hさん、最近だいぶ登れるようになってきた男性FKさん。
ロープワーク講習の後半1~2時間は、クラック練習をやっています。

最初は、
「クラックは、習得に時間が掛かるから、チャンスごとに触った方が」

ぐらいのイメージでした。
で、実際に続けていると、

①夕方、いよいよロープワークで知恵熱が出てきた頃に、運動モードに切り替わる。
それが、皆さん楽しそう。

②たしかに、毎回ちょっとずつ上手くなるのを、実感できる。

フィンガークラックで、
足自由 → 足限定Ver.1 → Ver.2 → Ver.3
というので、自分の成長を測定できます。
これまた、1回で教え切れるようなものではありません。

ジャミングの
「グニー、ムニョムニョ、グッグッ!」

という感覚。

この3つそれぞれが、重要な作業(笑)。
<フィンガージャムの練習>

1回目や2回目、ほとんど登れなくても、全然心配要りません。

なぜか、数日もやれば登れてしまう人が、ほとんどだからです。

そして、なぜかなぜか、Ver.も上がって行きます。

もはや、オマケ講習とは言えない重要な要素になってきた気がしますね。
<暑さで、ガックリやられているSGさん>

具体的な講習内容
・ロープの畳み方を洗練(全員)
・ロープの背負い方(Hさん、SRさん、SGさん)
・ロープを手で畳む方法(Hさん、SRさん、SGさん)
・終了点作業練習(全員)
・懸垂下降の仮固定(全員)
・登り返し(全員)
・フィンガークラック練習
<いつもながら、体幹の入れ方が上手いHさん>

ロープワーク講習は、早い時期からチビチビと

8月9日(土)は、雨にてストーンマジックにてロープワーク講習。

もともとの、クラックムーヴ講習予定の方は、誰もいらっしゃらず。
男性HYさん、女性ARさん、新規の女性MDさんの3名。
<ロープ背負って、お出かけ>

1日に覚えられる限界量、ってのがあります。

特に、ロープワークのように、
「本当は、あれも、これも出来て欲しい。」

と思うことが多い講習では、お互いに強く意識すること。
<登り返しの復習をするHYさん>

例えば、ロープを畳む練習だって、

1回の講習で、
「一定レベルまで、教え切りたい。」

っていう、気持ちはあります。

でも、そんなに教えても、次に来たら忘れているんですよね。
<ショートルートの終了点練習も、まだまだ勉強になる2人>

ある講習生が、こんなことを言っていました。

①自分の実体験、不安を感じているトラブルを質問したことは、よく覚えている。

②石田さんから

『~~って場合もあるから、・・・・にしておいた方が良いですよ。』

と言われたことは、納得しても、結構忘れる。
<簡易の引き上げシステムを試す2人>

ってことは究極・・・
本人が、①の状態になるまで待つべし。

講習の理想は、その状態を起こすような講習課題を出すことなんでしょうね~。

血の通った知識を得るには、時間が必要みたいです。
<フィンガージャム練習>

だから、マルチピッチを目指す人には、早い段階からチビチビと御参加いただくことをオススメしています。

ロープワーク講習では、色々な課題や反復練習で、考えるチャンスを提供しますので。


私の経験上、
「頑張っても、短期間に覚えることが出来ない!」

ってものなんですよ~。
<肘が痛いので、クラックは無しのHYさん>

具体的な講習内容
・ロープの畳み方を洗練(ARさん、MDさん)
・ロープの背負い方(ARさん)
・ロープを肩に巻く方法(HYさん)
・終了点作業の練習(ARさん、MDさん)
・懸垂下降の仮固定(ARさん、MDさん)
・懸垂下降のバックアップ(ARさん、MDさん)
・遠い立木から延長したビレイ点を作る方法(HYさん)
・登り返しの復習(HYさん)
・3分の1引き上げシステム(HYさん)
<フットジャム限定で、なんと完登を果たしたARさん>