8月13日(水)は、湯川にてクラックリード講習。
男性OGさん、女性MTさんのペア。
加えて、男性Sさん、久々に晴れた男性ONさん。
本日、SさんがデゲンナーをR.P.!1年間に渡り、とびとびに10日近くクラックの講習を受けて来ましたが、ついに本格的なリードの成功です。
年齢、環境、天気、などで、
「自分には、ムリなんじゃないか?」
と、気落ちすることも多数。
<脱!雨男のONさん>
そして、ようやく飛躍がありました。
本当に、おめでとうございます。
<デゲンナー、本日1トライ目>
あきらめかけたら、もうちょっとだけ粘ってみることが重要だと思います。
至極あたりまえのことなんですが・・・、最近実感がこもって来ました。
<人生初ジャミングのMTさん>
「人間というのは、本当にムリなときよりも、“少し早めに”諦めるように出来ているんだな。」
ということです。
頑張るというのが、とても疲れることなので、防衛反応みたいなものなんでしょう。
(心理学には、うといのですが)
<トップアウトしただけでも、嬉しい初クラック>
それを、講習の場面で見かけることが、しょっちゅう!
クライミングで
「あー、無理かも」
と思っても、意外と登れることがあるように。
ロープワークが
「こんな複雑なこと、自分には一生ムリ。」
と思っていたのに、1年後にはマルチピッチをやっていたり。
クラックで
「カムで落ちるなんて、気がしれない。」
と思っていたのに、1ヶ月後には全幅の信頼を置いていたり。
とはいえ、諦めそうなときに、闇雲に頑張るのはツライものがあります。
でも、
「自分も人間だから、ちょっとだけ諦めのタイミングが早いんだろうな。」
と自覚しておくと、結構プラスじゃないかと。
個人的には、
「絶対ムリ!」
と思ったら、とりあえずは諦めて保留。
(※経験上、頑張っても進歩がないのも、心砕かれるので)
「ちょっと、ムリそうだな。」
と思ったら、出来たときの自分を想像して、もうちょっとだけ粘ってみる。
ぐらいが、ちょうど落とし所かと感じています。
なんだか、ボルダリングの取り組み方みたいですね。
<デゲンナーのR.P.!>
なんにせよ、Sさんは粘って良かったですよ!
こういう仲間を見るのも、粘る意欲を湧かせてくれますね。
具体的な講習内容
・テーピングの巻き方
・ハンドジャムの基礎練習
・フットジャム
・フィンガージャム
・実践リードトライ(Sさんの、デゲンナーのみ3便)