8月22日(金)は、湯川にてクラックリード講習。
女性HMさん、1年ぶり2回目の男性ONさん、補習で男性YZさん。
それと、最近つくづく
「同じクライミング経験、グレードであれば、新規の人より当塾で長い人の方が強いなぁ。」
と思います。
たとえば、クラックでは1つカムを決めたら、そのカムでどこまで進んで行ってよいかを考えます。
これは、
・墜落距離の計算
・レスト態勢の作り方が、グレード相応に上手いこと
・レストポイントで、戦略を練ること
といった、基礎があってこそ出来ることです。
で、そういった基礎は全て、
・ジムのムーヴ講習
・ジムリード講習
・岩場リード講習
で培っていきます。
また、ネコ足、脱力、といったムーヴの基礎も重要です。
考えてみれば、当たり前の話・・・
何人もこのカリキュラムで講習していくうちに、上位の講習で行き詰るポイントが、私に分かってきます。
で、それ以前のカリキュラムを、少し補正というのを繰り返しています。
だから、クライミングのリード講習の全てのカリキュラムは、「最終的にマルチピッチリード講習で、行き詰りにくいように!」
という風に、補正されて行く訳です。
「経験者で学びたいことがある人は、その1つ前段階の講習から受けると良いですよ。」
とは、常々申し上げております。
同じように、
ある講習で行き詰るようなら、1つ前段階の講習を1度受け直してみるのも、有効な手立てだと思いますよ。
具体的な講習内容
・テーピングの巻き方(ONさん)
・ハンドジャムの練習
・フィンガージャムの練習(ONさん)
・地上でのカムセット練習
・疑似リードでのカムセット練習(HMさん)
・実践本気トライ
HMさん:デゲンナーをR.P.(ただし、まだ危なっかしい面ありなので、講習的には要検討のトライ)
YZさん:デゲンナーを再登、北風小僧のオンサイトトライ(テンション交じりでトップアウト)