2014年8月22日金曜日

スタンスが見えない!

8月21日(木)は、1コマ目がムーヴLv.0。
講習2回目の男性2人組で、YMさん、EGさん。
加えて、新規の男性Mさん。

2コマ目が、ムーヴLv.1。
小川山での講習で、
「なんで申し込んじゃったんだろう」という緊張をしていた
女性TJさん、女性Mさん、女性SKさん。

加えて、夏前にジムリード講習を受けていた男性NMさん。
リード中、
「スタンスが分からない!」
という声は、よく聞きます。

で、
「テープが見にくい。」
という話になります。

(実際、ランナウトはルート数が相当多いので、判別が難しいことも多い。)

一方、ボルダリング課題などは、全てのホールドを記憶して取り付くのが作戦として当たり前です。

ホールドを見落として完登を逃したら、
「あー、失敗しちゃったー!」
という感じ。

だから、ルートでも、ホールドを覚えた方が良いです。
「でも、長いからムリ!」

という方は、まずは以下の作戦をば。

①オブザベーションでは、手順だけを読む
②スタンスは、レストポイント毎に確認する

私の経験上・・・

5.10台ぐらいのルートで
「スタンスが!」

とか言っている人の大半が、その直前のガバっぽいホールドで、スタンスを確認せずに突っ込んで撃沈しているからです。

常々、講習では

「ガバなら壁から体を離しやすいから、今のうちに次のスタンス覚えとけ!」
という話をしています。
自分に相応なグレードならば、だいたい3手~5手に1回ぐらいは持ちやすいホールドが出てくるはずですよ。
(そうじゃないと、クリップホールドが無いから)

具体的な講習内容
1コマ目:
・ダブルチェック
・カラビナの持ち方
・一手一手レストして登る練習
・ネコ足(特に、足の微調整について)
・体幹の入れ方(Mさん)
・トップロープのビレイ(YMさん、EGさん)

2コマ目:
・垂壁をトラバースして、ウォームアップする方法
・保持している方の手主体のバランスを確認してから、手を出すこと
・ホールドに手を馴染ませる
・体幹の入れ方

実践本気トライにて
・スタンスを確認するタイミング
・ビレイの立ち位置(少し補正)
・ビレイの弛み(少し補正)
・クリップのタイミングに関する戦略