今回は、指を痛めて数ヶ月クライミングを休んでいた女性OGさんの、リハビリがてらの講習。
リハビリには、講習でやるような簡単なルートを飽きるまで登る、というのが大変に有効です。
というのも、クライミングは、普通にやっていれば、指などの特定部位に負荷の強いものです。
中級者になれば、
・痛いムーヴは避ける
・そもそも痛めにくい"体幹の筋肉"を使うルート中心で練習する
なんて方法もあります。
でも、これはムーヴが解ってこないと難しいものです。
そこで、入門ルート(ジムの5.8など)を試しに50回くらい登ってみると、うまい具合に全身疲労します。
これが、技の意味でも、筋力の意味でも、初心者には良いことずくめな訳です。
(これの詳細は、何度かお話ししたので、今回は割愛)
具体的な講習内容
・腰を壁に近付けてレストする
・"マッチ"、"飛ばし"、"クロス"といったクライミング用語
唯一、この練習の問題点は飽きることです。
その点、講習中はアドバイス&反復練習数回を繰り返すので、飽きにくくなりますね。
次回は、オープンハンドや短期レストについて講習したいと思っております。