6月19日(日)は、急に空いたこともあり、単独で奥多摩の沢登り。
沢登りというのは、山中の谷(登山道ではない)を歩きます。
滝登りではクライミングをし、釜では水流に浸かりながら、ときには泳いでの突破をしていきます。
これだけでも、トライアスロン的な総合力が要求されます。
また、ルートが自然そのものなのでライン探しの力(ルートファインディング能力)は、クライミング以上に能力差が出ます。
さらに、落石・滑落・溺水・増水などなど危険の判断も多岐に渡ります。
そして、単に色々な沢を登るだけでも楽しいのですが、レベルアップの方向性も僕には魅力的です。
例えば、普通は登らないという滝やゴルジュを突破してみるというのが1つ!
その魅力として
・クライミングやアスレチック的な充実感を、核心部にて存分に味わえる
・水流に近いライン取り(高巻きとは逆)を描けた満足感
(これを"美しい"と感じるのは、ある程度の経験が必要!)
・さらに、高巻きでは見られなかったはずの自然の造形美が見られることも多い
・滝やゴルジュではアルパインクライミング的な緊張感半分、ゴーロ歩きでは気楽さ半分。と、登山を満喫できる
といった感じです。
ゴルジュ突破好きを、一部では"ゴルジャー"と呼ぶそうです(笑)。
中級者向きではありますが、面白いですよ〜。
この手の楽しみなら、日原川本流(割りと簡単)、川乗谷本流(かなりムズい)などもオススメです。
とはいえ、今回は単独なんでロープを出さない程度のアスレチック沢歩き。
1人だと、出発までのテンションが上がらず、苦しむ僕です。
が、1人で歩き出すと、なんだか夢中になるもの。
トレーニング的にゼエハア言ってきました。
具体的な行程
6:55東日原バス停
(林道歩き)
8:45唐松谷出合(入渓)
大雲取谷
13:00大ダワ
(一般道)
13:45雲取山山頂
富田新道(一般道)
15:35唐松谷出合
(林道歩き)
17:05東日原バス停
ついでに、雲取山頂にも寄りました。
僕は、このピークが好きなんですよね。
登山講習、読図講習、ジム講習から、リード講習、クラック講習、マルチピッチ講習、雪上訓練、救助訓練、アイスクライミング講習まで。 初心者の富士登山から、アルパインクライミングを目指す方まで全力サポート。