2019年11月25日月曜日

レスト態勢を掘り下げる

11月21日(木)は、ムーヴLv.0にて、男性MBさん、復習参加の男性NMさん。
MBさんは、ジムリード講習に進んでO.K.といたしました。
<このレスト態勢>

レスト態勢について、色々と考えることは、なかなか興味深いものです。
例えば、上の写真を見て、どう思うでしょうか?

ホールドの向き、スタンスの形状が見えないのですが、態勢からある程度は予測できます。
左手は右斜め下向き、右足はほぼ真下に踏んでいる、左足は左斜め下方向に押している、という状況です。

ちなみに、ルートは5.7(足自由)なので、持ち手はガバです。傾斜は85°(わずかに垂直以下)ぐらい。

①足位置が不自然に感じる人もいるでしょう。
「もっと、~~の方が楽なんじゃない?」

②上半身など、力が入り過ぎだと感じる人もいるでしょう。
「ガバなんだから、もっと脱力して良いんじゃない?」

③ガバ足なんだったら、腰を入れた方が楽なんじゃないかと思う人もいるでしょう。
「腰入れて、上半身を壁から離したら?」

④真っすぐな良いフォームだと感じる人もいるでしょう。
「骨盤も立っているし、背筋も伸びていて、カッコいいよ。」

(②、③と④は、相反する部分もあるので、どちらを優先して指摘すべきかは難しい問題ですが。)
<こちらは、どう見る?>

静止している態勢は、どちらの方がベターかの比較検討は、初心者でも実感しやすいようです。
これを通じて、レストが上手くなるのみならず、ムーヴそのものへの理解が進むことを願っております。