2019年11月28日木曜日

指摘することを考える

11月23日(土)は、ロープワーク講習にて、ストーンマジック。
女性Mさん、女性YIさん、女性KIさん。

またもや、今回の講習とは関係ないのですが。
<終了点作業の復習やら、マルチピッチのシステム質問会>

クライミングをやっていると、パートナーや友人の安全管理が気になるという場面は、多々あります。
「こうやった方が良いんじゃない?」、「それは、~~だから止めた方が良いよ。」ぐらいの表現で、事が収まれば問題ありません。

が、しかし。
それでは意図が通じないことも、多いものです。

この場面で、なぜ通じないのかを深く考えることは、とても良いことだと思います。
①自分が間違っている。
②自分の言い方が分かりにくい。
③相手が、そのディスカッションの前提となる知識が不足している。
④相手が、何か受け入れがたい心理的抵抗がある。「それを、そうしなきゃいけないことにすると、色々と不都合が・・・。」
など。

ただし、この考察そのものは、伝えたい相手にぶつけるべきものでは無いかもしれません。
また、「なんで分かってくれないの?」ぐらいの勢いで、熱くなることも、逆効果になることも多いです。(これは、私も100回ぐらい失敗している気がしますが。)

考察を終えて、それでも相手を変えたいという強いモチベーションが尽きなければ、後日作戦を練って伝えるようにしたいところ。
それこそ、いかに人を動かすかのノウハウ本が役立つかもしれません。

経験上、まずは自分が落ち着いた方が良いです。
<KIさんは、ユマーリングなど>

これって安全意識のみならず、練習方法の提案とか、パートナーシップにも言えることなんでしょうけどね。

意識のズレはストレスになりやすく、最終的にパートナー解消などにもなりうるので、うまくコミュニケーションを図りたいところです。

書いてみて思いましたが、
「本気で人を動かしたいなら、まずは内省的になれ。」
という感じでしょうか。
何か、そういう諺でもありそうな話ですね。