2020年4月14日火曜日

クライミングジムにおけるAIの想像

真面目に将来を考えた方が良いのですが、半年~数年の長期戦に向けて良いアイデアが浮かばないですねー。
野外に関しては、そこまで長期戦にはならないと期待していますが。
暗い中から光を探すばかりだと疲れそうなので、前から思っていた遊びっぽいことを書きます。

最近よく聞く「ディープラーニング」などのAI技術。そういうものがクライミングジムに取り入れられたら、という妄想。
私は素人なので、NHK特集などで見た程度の知識レベルです。普段のクライミング関係のこと以上に、信用しないでください。
また、ルートセットも素人に毛が生えたようなものです。(だいぶ前に何度も手伝ったことはありますが、現在はまぶし壁に後付けのテープ課題を作るぐらい。)

①ボルダリングの課題作り

A)デジタル方式
インプットすべき情報
・傾斜、ボルト位置、ホールドメーカーと品番。
→そもそも、セット作業自体もロボットが行うなら、手入力する必要も無さそう。

・ジム内でのお客様の完登状況、トライ数、バラしの有無。
→めちゃくちゃ手間が掛かりそう。本人が入力してくれるなら楽だが。

・お客様の身長、手の長さ。

・お客様の完登時の感想を、「素晴らしい課題だった」、「楽しかった」、「学びがあった」、「トレーニングになりそう」、「良い課題とは思えない」の5択。

お客様の完登率を主体として、課題の難易度を決定。
(トリッキーなどの理由でトライ数は掛かるけど、パワフルさは少ない“分かっちゃえば系”みたいなものをどうするか?現状、なるべくグレードに含める派と、なるべく含めない派が居ると思うので。)

これをもとに、スタッフが、真っ向勝負系の5級が欲しいと思ったら。
「3級が3本以上登れている人は、8割が1トライで登る。」
「5級が3本以上登れているが、4級は3本未満の人は、トライ数が多くなるが、最終的に(スタッフからのアドバイスなしで)登れる人が7割程度。」
という感じで条件設定して、AIに課題設定してもらう。

反対に、テクニカル系が欲しいと思えば、
「〇級以上の人でも数トライかかることが多い。」(1回か2回は、落ちちゃう人が多い。)
「完登者からの感想は、学びがあった比率が高くなる。」
という感じで、条件設定。

もちろん、「リーチ差が出るが、だいぶ強ければ何とかなる。」、「リーチ差が出にくい。」、「ちびっこ有利。」なども条件設定できる。

B)映像学習方式
インプット
課題の静止画、動画を、1万枚以上とかいうスケールで。
各お客様の登りを動画で、100トライ以上とかいうスケールで。

スタッフが、同レベルぐらいの3人をイメージして、
「Aさん、Bさん、Cさんのうち2人が、3トライ以内に登れる。もう1人も、トライ数を重ねて登れる。」
などと条件設定。

※A、Bどちらの方式も、他ジムと情報共有すると、さらに精度が上がる。
※AとBをミックスさせることは、かなり難しそうだが、出来るのだろうか?
※スタッフの仕事。
・良い条件設定を考えること
・なぜその条件でそういう課題が出て来たのかを読み解こうと努力して、お客様へのアドバイスに活かすこと。(人が作った課題より、読みにくいか?)

※セッターという職業が、このAIの開発協力者になるのだろうか?
※課題作りはスタッフの学びの場だった部分もあると思うので、そこは自然と変わりそう。
※ジムの一利用者としては、「えっ?その配置で登れんの?」と思うようなものが意外と少ないトライ数で登れることが増えそうで、ちょっと楽しみかも。一方で、オーソドックスな課題比率は果たして増えるのか減るのか・・・。
※もし、大量生産されて安価になれば、これで自宅に壁を設置しても飽きずに登れるのでは?(まず、壁とホールドが高いけど。)

②インストラクター

インプットは、課題作りのB方式と同じ。
加えて、主だった練習メニュー、補助トレーニングメニューをとりあえず考えうる限り。最初は、100通りとか?

あとは、講習生の登りを撮影して、AIがメニューを提案。

※インストラクターと講習生が相談して
「なるべく短期間で、1本だけでもR.P.グレード更新。」、「コンスタントに、今より2グレード上をR.P.できることを目指す。」、「O.S.率の高いクライマー養成。」、「コンペ向き」、「オールラウンドな岩場で、ゆっくり落ち着いて登れる安定タイプ養成。」などの条件設定を、事前に行う。そもそも、条件設定の意味が初級者には難しすぎるので、そこを丁寧に説明するのは人間。

※インストラクターは、AIが選んだメニューの意味を読み解き、講習生に説明。ここで、インストラクター自身にも発見がありそうな半面、他人のプレゼン資料でプレゼンさせられるようなやりづらさが大きそう。
※この方式は、講習生のビフォーアフターを動画としてインプットし続け、数多くのスクールで情報共有するぐらいまでやらないと、情報源として機能しない。
少ない情報源から、「もしかして、これが分かってないんじゃないでしょうか?」みたいな洞察をするなら、まだ人間に分がありそう。
※中上級者なら、人間のインストラクター無しでも、ある程度読み解くことを楽しめそう?
※他のスポーツで、何かしら設計しやすいものがありそうな気もする。

アイデアとしては面白いような気がしつつも、めちゃくちゃ便利という感じもまるで予感させないです(笑)。いつか誰かのアイデアの足しにでもなれば・・・、という程度の雑談でした。
他にも、ジムの仕事って色々あると思うんですが、掃除とかって利用者目線では機械化されても関係なさそうですしね。