2014年10月25日土曜日

クライミングにも講習にも、真面目な皆さま

10月24日(金)は、ムーヴ講習Lv.1とリード講習3回目。

1コマ目に、女性ARさん、男性Mさん。
2コマ目に、続けて女性ARさん、男性SKさん。
今回の皆さま、クライミングに対しても、講習に対しても、真面目なこと。

男性Mさんは、ジムリード講習を受講している最中ですが、ムーヴも気になっていたらしく今回に参加。
男性SKさんは、先週にリード3回目を受けて、私から卒業とは言われずに今回で再履修して卒業です。
で、今回の極めつけはARさんですね。

前々回のマルチピッチリード講習で、

「ランナウトしているときに、反動を付け過ぎる。」
と私に言われていました。

で、ムーヴ講習を希望。

また、
「クリップの繰り出しのときに、引っ張られる感じがして怖い。」
と仲間に何度も言われるそうです。

で、リード講習3回目だけを再受講。

という訳で、2コマ連続受講。
講習に頼りすぎるのは、経験上も良くないのです。
やはり、自分で考える時間と、習う時間とのバランスが重要なので。

が、今回のケースは有りだと思いました。

理由として
①自分で考えたけれど、原因が分からないこと。
②仲間同士で、毎週のように岩場やジムで経験を積んでいるので、月に3~4日も講習を受けても講習過剰にはなりにくいこと。
③本人も、講習の受け過ぎにならないかを、心配して相談してきたこと。
とはいえ、月に3~4日は結構お金も掛かりますけど。

その分、ウォームアップの洗練具合は、いまや、TZさんレベルの美しさです。
つまり、省エネ技術も相当高いということですね。

具体的な講習内容
ムーヴ講習:
・足をスタンスに馴染ませる
・指をホールドに馴染ませる
・ホールドに胸を向けるか?
・肘を積極的に曲げるメリット
・片手でバランスをとれるまで、もう一方の手を離さない技術
・反動を付けるときに、止まる瞬間に振られないことを意識する
・反動を付けるときに、体幹を入れたり抜いたりすることを意識する

リード3回目:
・ビレイの待機姿勢(しゃがむか、立つか)
・ビレイの繰り出し練習
・クライマーのフォールラインは避ける
・落ちる練習&止める練習
・実践本気トライ
SKさん:垂壁の5.9を、オンサイト
ARさん:垂壁の5.10bを、ムーヴ解決してトップアウト