10月25日(土)、26日(日)は、マルチピッチリード講習にて、ミズガキ。
女性MJさん、女性WNさん。
<紅葉のミズガキ>
春の終わりごろから、合計12~13日だったと思います。
クライミング能力は、まずまずあるだけに、本人もこんなに時間が掛かるとは思っていなかったでしょう(笑)。
<アプローチで大混乱する2人>
大抵のマルチピッチリード講習の受講生でも、1~2日は大混乱するので、
「意外と、苦手だったんですねー。」
というくらいの印象。
<夏と同じルートで、若干の成長を確認>
ラインを決めることに関しては、岩を避けすぎてヤブっぽいラインにWNさんと突入すること多数。
時間管理に関しては、のんびりしすぎて1日に3ピッチくらいしか登れないことも。
<気分は、ビッグウォール>
講師が付いていなければ、ビバークは免れない状況でしたね。
<ようやく慣れてきた懸垂下降>
登りながら地形を覚える、ということが苦手という以前に、意識が薄いみたいです。
・アプローチのちょっとしたヤブで、下山のために地形を覚える
・クライミング中に、同ルート下降などのための形状を覚える
どちらもです。
<2日目は、岩探しから>
いやはや、まさに。
意識しないでマルチ10本登っても、弱点にすら気付かないこともあります。
だから、今回強く意識できたのは、収穫だと思います。
<本日は、富士岩>
講習中の失敗について、ビレイポイントやアプローチ、テント内での雑談を通しながら。
<オブザベ中>
是非とも、二子山中央稜や三ツ峠にでも登ってきてもらえればと思います。
ま、11月にも1回予約が入っておりますので、そちらは補習として頑張りましょう。
<こんな岩場です>
マルチピッチの習熟もあるんですが、クライミング能力も少し足りない感じがします。
私から見ると、
「入門マルチが全然無理ってほどではないんだけど、余裕は少ない。各ピッチ、本気トライの連続ですね。」
という印象。
<クラックは避け、立木の多いスラブへ1P目を求めた2人>
でも、本人的には、
「講習を受けるにしても。ムーヴ講習、岩場リード講習とかに、お金と時間を回そうかな。」
という方向になってきたようです。
<2P目>
マルチピッチも、結局クライミングですから。
ちょうど、シーズンも終わりごろなので、来シーズンに向けて備えるのも良いかもしれません。
<岩だらけ>
ところで、今回は私も行ったことのない富士岩でした。
頂上には立ちませんでしたが、2人なりに、かなり良いクライミングができたと思います。
まだまだラインに余地はありそうだったので、今後も講習に使おうと思いました。
<ヤブ混じりのクラック>
講習に使えて、かつ人が少ないエリア。
なかなか無いだけに、良い収穫でした。
<稜線に映えるクライミングライン>
<クラックに、ラインを求めようかな>
<下降のため、少しトラバース>