10月1日(水)は、クラックリード講習にて、湯川。
男性Sさん、女性HMさん、男性ONさん。
そして、名古屋から新規の女性ANさん。
継続して受講くださる方は、私も成長具合が気にかかります。特に、スピーディに成長する方より、ゆっくりな方こそ、より一層(笑)。
<ボルダー練習>
でも、これを10回とか掛かると、本人もモチベーションが落ちてきたりします。
私から見ていると、
「あと何回とは言えないけど、毎回進歩していますから、そんなに心配しない方が良いですよ。」
って話です。
<湯川は瑞浪より簡単だと喜ぶ、ANさん>
「人は人。」
と割り切れるメンタルの方は、実は少ないみたいです。
やはり、初心者、初級者のうちほど、
「人より早く覚えられた!自分って才能あるのかな?」
みたいなことが気にかかるんでしょうね。
ってことは、初心者ほど負けず嫌い?
もちろん、年数を重ねれば、自分が出来るかどうかに比重が移るはず。
クライミングも登山も、上を見ればキリがないです。
しかも、自分が出来るかどうかにフォーカスした人の方が、負けず嫌いの人よりも成長がスムーズだったりもします。
(負けず嫌いは、すごく頑張ったり、落ち込んだりが激しい・・・)
<デゲンナーの裏には、今井くんが掃除したハンドクラック(5.7ぐらい)がある>
数回だけ講習に来たことがある、という人と会ったり話を聞くと気になります。
例えば、ジムのリード講習は受講したけれど、岩場のことは講習したことがない人に岩場で会ったり(笑)。
頑張っているのが嬉しい一方、心配な方が先に立ちます。
「まだまだ分かってない感じがあったはずだけど、大丈夫かな?」
「いや、ホントは大丈夫じゃないんだろうけど、無自覚なんだろうなぁ。」
という印象を持つことが8割以上です。
安全管理、スタイル、練習方法、のどれにせよ。
これがまた、廻目平のキャンプ場やら、ジムやらでちょっと話しただけでも、
「あー、やっぱ心配は当たってたなぁ。」
「誰かに方向修正してもらった方が良いんだけど、良い知り合いは居ないのかな。」
と、確認できてしまいます。
<無名フィンガーにトライする、Sさん>
“乗りかかった船”
という気持ちです。
こんなことを思っていると、すでに
“乗りかかった船だらけ”
になってしまっているのですが!
<比較的安全にトップアウトして、卒業です>
・ハンドジャム練習
・ジャミングの方向を変えないで引くこと(HMさん、Sさん)
・足を馴染ませること
・骨盤を入れること(ANさん)
・フィンガージャム練習
・トップロープ練習
・疑似リード(HMさん)
・実践リードトライ
Sさん:今井クラック(仮称)をオンサイト、無名フィンガーをテンション掛け掛けトップアウト
HMさん:デゲンナーを再登
Sさん、クラックリード講習10回以上を経て、卒業です!
忘れないうちに、小川山などで練習してくださいね。